●昭和大学横浜市北部病院リハビリテーション科
 当院は横浜市北部地域における基幹病院として急性期および専門的医療を担っている.当科もこの方針に沿った活動をしている.なお当院は外来リハ・アプローチを施行していない.

<1>急性期リハ・アプローチ全般
 他科より相談のあったリハ分野に関するコンサルテーション業務とともに,リハ室所属の療法士と協同で早期離床に向けた入院リハ・アプローチを行っている.
 依頼は全科にわたり,日本リハ医学会専門医受験・更新に必要な症例を半年から1年で経験する事が出来る.
 また,回復期リハをはじめとした更なるリハ・アプローチが必要と評価した時は,適宜他院紹介している.

 当科専門的診療は以下のとおり
<2>痙性麻痺診
 脳性麻痺,脳血管障害,脊髄損傷等で出現する痙性麻痺の外来診療を行っている.診察のもと適宜加療や他院紹介をしている.
<3>小児発達診
 当院こどもセンターと協同でNICU退院患児の外来診察を行っている.診察のもと必要と判断した場合,各地域療育医療センター等に紹介している.
<4>摂食・嚥下障害アプローチ
 入院摂食嚥下障害患者に対して,診察,検査,練習メニュー,姿勢・食材の工夫等含めた包括的アプローチを行っている.外来診察にも応じている.依頼は全科にわたる.
 今後,NST・口腔ケアチーム・看護部と協力し,更なる包括的アプローチを試みていく予定である.

 チーム医療推進への活動も行っている
<5>院内委員会・NSTカンファ・褥瘡回診への参加
 医療保険,広報,行動制限最小化,診療記録等管理,クリニカルパス,褥瘡対策,NST,リハビリ運営の各委員会に参加している.
 褥瘡対策は回診に同行,NSTはカンファに出席し,当科からの提言を行っている.
 
<診療スタッフ>
 助教1名,兼任講師1名
<21年度診療実績>
 入院中当科依頼:約950/年(整外がリハ室療法士と協同でPTOT施行は約1200/年)
 痙性麻痺・小児発達診:約18/週
 嚥下造影・内視鏡検査:約90/年