- Sweet Syrup -

作品集: 最新 投稿日時: 2005/10/17 09:39:27 更新日時: 2005/10/20 00:39:27 評価: 29/32 POINT: 196 Rate: 1.47



 ―――女の子はお砂糖で出来ている。

 それが本当かどうかはともかく、
 甘いものに目が無いのは確かだろう。






 - Sweet Syrup -






 1.


「ホットケーキが食べたいわ、咲夜」
「―――はい?」


 ある日の晩のこと。
 十人掛けは出来そうな長方形の食卓、その上手に座した紅い少女―――レミリア・スカーレットは開口一番そう告げた。
 その傍らに控えていた紅魔館メイド長・十六夜 咲夜は、自らの主による突拍子も無い発言に素っ頓狂な声を上げる。
「お嬢様。先程は私に任せると」
 おずおずとそう進言するも、
「気が変わったわ」
 にべも無く返されてしまう。
「困りましたわ。既にお運びする準備も出来ていますのに……」
 頬に手を当て、うーん、と一つ唸る。
「そう? それなら仕方ないな。今晩はいいから、用意したものを運んでちょうだい」
 咲夜の様子を横目で眺めていたレミリアは、あっさりと意見を取り下げた。それに咲夜は拍子抜けしてしまう。
「あら、また聞き分けのいい……本当に宜しいんですか?」
「ええ」
 言って紅茶を一口啜り。視線を咲夜と反対の方―――窓側へと向けて呟く。
「最近、寒くなってきたでしょ? それでふと、暖かくて甘いものが食べたくなったの。目覚めの食事にもちょうど良いかと思ってね」
 紅い瞳の見つめる先には、硝子越しに無限の闇が広がっている。
 吸血鬼たる彼女は陽光を嫌い、用事でもない限りは日没後に目覚めるようにしている。日ごとに夜が長くなってゆくこの時期、酉の刻を前にして戸外は夕闇に沈む。レミリアにとってこの時間帯は朝食(?)時に当たるのだ。
 咲夜も主に倣い、外の風景に目を遣る。晩秋の紅魔館、その周辺を彩る朱に染まった山々はしかし、夜雀でもなければ見通せそうに無い。
「それは気が回らず、大変失礼致しました―――あら?」
 ふかぶかと頭を垂れる咲夜だが、
「……聞こえていたわよレミィ」
 ギィ、と大きな軋みを立てて扉が開かれ、見知った人物が現れる。
「ご苦労様」
 そう、扉を開けたメイドを一言労ってから入室してきた彼女は、背丈と変わらない長さの紫色した髪が特徴的な―――。
「あら、パチュリー様。いかがなさいました?」
「お腹が空いたから、私もご相伴に与ろうと思って」
 紅魔館・ヴワル魔法図書館、その司書長である彼女が館内から出てくるのは珍しい。広大な図書館内では生活に必要な通り一遍が賄えるようになっているし、その上彼女は喘息持ちで余り体力が無いのだから。
 パチュリーはそのまま、レミリアと対面する席へと腰掛ける。
「あまり我侭を言って咲夜を困らせては駄目じゃない」
「なに、最近はこれといって変わった事も無いんだし……仕事に退屈しないよう、従者に我侭を押し付けるのも主人の務めなのよ」
 レミリアは意地悪く微笑んで咲夜に向く。
「ねえ?」
「えーと、その……はい」
「視線が泳いでるわよ」
「……ふふっ」
 主従のやり取りを聞いて思わず噴出すパチュリー。
「パチュリー様まで……ひどいですわ」
「ほら、拗ねないの。それより咲夜、なおさら食べたくなってきたわ。我慢が続くのは……そうね、一昼夜が限度。明日の晩までに用意すること」
 急に話題を蒸し返すレミリア。
 それに、咲夜は言いづらそうに答える。
「ですが、肝心の材料が切れていて……」
「では、明日の日中に揃えてきなさい。―――貴女なら出来る、そう信じているわ」
 そこでにこり、と極上の笑みを浮かべて咲夜の瞳を覗き込む。
「は……はいっ! 必ずや御期待に添えて見せますわ!」
 その呆れるまでの変わりぶりに、傍で見ていたパチュリーは苦笑した。
「決まりね。さて、そろそろ食事を運んできなさい」
「……私にも何かお願いね」
「あら、忘れてましたわ……それでは至急に」
 主とその友人、二人の要求に答えるため急ぎ退出する咲夜。
 室内に静寂が戻ってから、パチュリーが再度の苦笑とともに口を開いた。
「レミィは相変わらず意地悪ね。……知ってるんでしょ? 自分が難題を言っていること」
「でも無理ではないわ。たまには変化をつけてあげないとねえ……まあ、これも私なりの愛情表現と思って貰えれば」
「素直じゃないのね」
「それは歪んでるってこと?」
「有体に言えば、ね」
 パチュリーは気難しい主を持つ咲夜に、ほんの少しだけ同情してから、
「それより、上手くいったら私の所にも運んでくれるよう言っておいてね」



 2.


 明けて翌日。
「あああ。困りましたわ」
 落ち葉舞う人気の無い道筋にて、咲夜が頭を抱えていた。
 早朝から足りない材料の買出しに赴いた彼女だが、予想通りたった一つだけ、手に入らない品がある。
 小麦粉タマゴに膨らし粉、上質砂糖に調理用具一式、そんなものは欠かすことなく備えているのだが……。足りないものはホットケーキを甘味たらしめるに欠かせない、黄金色したあの液体。
 そう、
「ハチミツ……どこかに無いものかしら」
 働きバチが必死に集めた花の蜜を、巣ごと絞って横取りするというまさしく大自然の恵みである。
 合成甘味料、などというものに余り縁の無い幻想郷において純度の高い糖蜜は人間妖怪問わず需要が高い。とは言え供給も十分に有り、普段はそこらへんの店で買えたりする。
 そう、普段ならば。
 それが今年に限ってどこにも置いていない。彼女は心当たりを色々と駆けずり回ってみたものの、功を奏さずといった具合だ。
 一つくらい見つかってもいいのに、と何度目か判らないため息を吐く。正直ここまで苦戦するとは思ってみなかったのである。
「ああ、いっそ白玉楼の連中に文句付けに行こうかしら」
 ハチミツ不足の理由、それはとある異変に起因していた。―――今年は春が「無かった」、いや厳密に言えば訪れた瞬間に過ぎていってしまったのだ。
 結果地上の季節は狂い、花は本来の時期に開かず、虫たちはそれに困惑し。そもそも啓蟄を迎えたことにも気づかなかったのだから、蜜集め以前の問題だった。
 今年のハチミツは大不作、壊滅的状況。そのため去年以前に作られたものまで軒並み売り切れ、という有様だ。
 異変を解決したと思ったら、半年後にまたそのアオリを食うはめになるなんて……彼女が機嫌を損ねるのももっともである。
「冥界の桜の花。あれだけ有ったのなら、桜蜜がどれほど作れたか……はあ」
 再び消沈の息を漏らしつつも、次なる手段に思い巡らせてみる。

 案一。余裕の有る所から分けて貰う。
 ……いや、探すだけ日が暮れそうだし、知り合いにはもう当たっている。とは言え時間を止めながらではそもそも話も聞けないし。

 案二。人里から強奪する。
 ……ダメ、そんなさもしい事出来るハズが無い。今日を生きるのに精一杯な人間たちから保存食を取り上げるなんて、紅魔館の看板に傷が付く。紅白巫女からもクレーム来そう。

 案三。香霖堂に行ってみる。
 ……高確率で有りそうだけど、そもそもあそこは店主曰く「拾い物を売る店」。出所不明の食品なんて、お嬢様の食卓に並べる訳には参りません。

「うーん」
 思考が八方塞がりに陥った咲夜は唯一開けた方向、空を仰いだ。

 ふわり。

「ん……?」
 上向いた彼女の顔に、一枚の落葉が降りかかる。
 摘み上げて日に透かす。
 それは、美しく紅い五指をいっぱいに拡げた―――
「カエデ」
 周囲を見渡すと、街道沿いに並んだ木々は紅・黄・薄茶と目に鮮やかな色彩を湛えている。さらに視線を上げると、その先には紅赤に染まる山々。
 手にした一切れの紅葉とそれらとを、交互に見比べること数回。

 ……そうよ、その手があったわ!
 心の中で快哉を叫んで、咲夜はそのまま空へと飛び立った。



 3.


「ほら、言った通りでしょ」
 木の枝に腰掛けた三人組の少女。その内一人が指差す先に、銀髪の瀟洒なメイドが居た。
「へえ、人間のメイドじゃない。こんな所で何してるのかしら」
 また別の少女が思わず周囲を見回す。樹冠に紅や橙といった暖色の葉を茂らせた木々の群れ。ここは普段人っ子一人見当たらない山奥の、深い森の中。
 そんな所で場違いなメイドが一人、木の幹に向かってなにやらゴソゴソやっているのだ。怪しく思わない方がどうかしているってものである。
「どれどれ? ……あー、アレよアレ。きっとアレだわ」
 残る一人が目前の二人の少女を掻き分けて下方に目を凝らす。
「ちょっとサニー、押さないでよ」
「静かにして、ルナ」
「そういうスターはもうちょっとどきなさいよ」
 やいのやいの、と騒がしい三人組。彼女たちは悪戯好きな妖精で、今日も相変わらずスターの気配感知を頼りに出てきたのである。


「こう……だったかしら?」
 銀髪のメイドこと十六夜 咲夜は自身がそんな妖精たちの観察対象になっているとは露知らず、一人木の幹に向かって呟いた。
 彼女の腕では抱えきれないほどの、充分な太さの幹を持ったカエデの木。その表面には「¥」に似た模様が刻まれている。たった今彼女の手によって付けられたものだ。
 木の根元にはバケツのような空の容器。
「…………」
 しばらくじっ、と凝視していると、「¥」字状の樹皮の傷口からジワジワと液体が盛り上がってくる。
「やっと出て来た。……でも容器に溜まるまで、どれくらい掛かるのかしら」


「ほら、アレよ。樹液採取」
「見たままじゃない」
 得意そうに咲夜を指差して言うサニーに、ルナが冷ややかなツッコミを入れた。
「……メープルシロップ、でしょ? 欲しいのは」
 そこでスターが冷静に分析。
「メープルシロップ、ねえ。……あれじゃ、天然ゴムの採り方じゃないの?」
「サニー、ゴムの木なんて見たこと有るの?」
「無いけど、なんとなくよ。あれ?」


「ええい、まだるっこしい。こうなれば実力行使ですわ」
「¥」の字に伝ってきた樹液を回収するつもりが、出が鈍くてちっとも溜まらない。業を煮やした咲夜は、えい、と木の幹に白銀のナイフを突き立てた。
 ぐさっ。
 ギリギリギリギリ……キュポン!


「うわ、ナイフで幹に穴開けた! 信じらんないわ!」
「凄いバカ力ね……」
「本当。お嫁の貰い手居なさそう」
 ルナの「音を消す」能力で事なきを得ているが、本人の耳に届こうものなら串刺し必至のデンジャラスワードだ。


 途端、だくだくと溢れ出る樹液。
「♪〜」
 それを見て満足げに鼻を鳴らしながら、くり貫いた木片を器用に削って「とい」を作る。それを穴に差し込むと、ちょうど良い具合に容器に流れ込んでゆくようになった。
 ……それも束の間、
「あら?」
 急に樹液の出が悪くなる。
 それに思い当たる節は……。


「ま、季節外れだもの。そうなるわね」
「あのメイド、知らなかったのかしら。人間て浅はかね」
「冬だものね、本来は」
 サニー、ルナ、スターが口々に呆れた声を上げる。


「これじゃあ、間に合いそうも無いわね……なら、こうよ」
 言って咲夜は懐から更にナイフを取り出し、木の四方を囲むように地面へと突き刺した。
「プライベートスクウェア……時よ進みなさい」
 咲夜の声に応じて個々のナイフを結ぶ様に光が走り、正しく四方形の結界が生み出される。
 直後、衰えていた樹液の噴出具合が当初の二倍、いや三倍ほどに跳ね上がる。
「よし」
 それを確認してから、
「……これでもまだ足りないかも。数、増やしましょうか」
 咲夜は別の容器を小脇に抱えて、次なる採取場所を探しに歩き出した。



「なんて強引な……」
「ホント。どっかの青ダヌキじゃあるまいしね」
「タ(検閲削除)ふろしき〜、みたいな?」
「スターそれ禁句」
「いいじゃない、まんまなんだから」
「それより二人とも。メイドは行っちゃったんだし……やるんでしょっ?」
 サニーが待ちきれないといった感じに促す。
「ええ、もともとそれが目的なんだし」
「で、どうするの? サニー」
 ルナがサニーに尋ねる。もっぱら悪戯の具体的な立案は彼女の役割だ。
「そうねえ」
 うーん、と顎に手を当てて唸るサニー。
「…………バカの考え休むに似たり、か」
 ぼそり呟くルナ。
「なんですってえ!?」
「ほらほらサニー、早くしないとメイドが戻ってきちゃうかも」
 どうどう、とサニーをなだめるスター……彼女たちの「作戦会議」はいつもこんな調子だ。
「はあはあっ……っ、こほん。それでは改めて」
 うんうん、と先を促す二人。
「あのメイドはなんだか知らないけど樹液が目的よ。ならそれをどうこうするのが一番いいでしょ」
「隠しちゃうってこと?」
 サニーはルナに首を振って、
「それだけじゃ面白くないわ。せっかくだからそう……別のものとすり変えるのよ」
「すり変えるって、何に?」
「……えっと」
 スターのにこやかなツッコミにサニーは言葉を詰まらせる。
「結局深く考えて無いんじゃない。…………当てなら私にあるわ」
「ほんと? ルナ」
「ええ。……松ヤニよ」
 ルナ曰く、知り合いの妖精に言えば、すぐさまバケツ一杯くらいは用意出来るらしい。
「じゃあ、それで決まりね!」
「やっぱりバカねサニーは。それだけじゃすぐバレちゃうわよ」
「ぐっ……じゃあそう言うルナには何かいい案があるっての!?」
「……ええと」
 詰め寄るサニーに、視線を逸らすルナ。
 自然、二人はスターの出方を伺うことになる。
「……ええ、私にいい案があるわ?」
 苦笑しながらスター。
「やっぱりスターは頼りになるわね」
「本当。……でもそれで何度か痛い目見てきたような……」
「大丈夫よ。……いい?」
 コクコクと肯くサニーとルナ。
「まず、松ヤニは採用。ルナはそれを調達してきて。今すぐ急いで、よ」
「了解」
 ルナはそそくさと場を離れる。
「で、サニーは別の容器を家から持ってきてね」
「あれと似て無くてもいいの?」
「ええ、今溜まってるものを移すだけだし」
「わかったわ」
「いってらっしゃ〜い」



 ……十分後。
「さて、準備は整ったわね?」
 その言葉に再び頷くサニー、ルナ。スターが実質場を仕切るのも良くあることだ。
「ではまず。あの結界を抜けて容器を持ってくる」
「……出来るの?」
 怪訝な声を上げるルナ。
「大丈夫、中には普通に入れるから」
「じゃあなんで私の背中押してるのよ」
「ええとそれは……ホラ、年を余計に取るのって嫌でしょ? お肌とか荒れそうだし」
「じゃあ私なら構わないってワケ? スター」
 声に明らかな怒りの色を滲ませるルナを、何とか上手く言いくるめる。
「でもでも、年を取るのは成長するってことよ? ほら……そことかあそことか、色々と大きくなるかも」
「判ったわ」
 急に顔つきが変わり、勇んで咲夜の結界に突入するルナ。
 しかし容器に手を付けず、そのまましばらく立ち止まり。
「……………………ちら」
 何を思ったのか襟元を摘んで視線を落とす。
「なにやってんのよルナ! 早く!」
 サニーに促され、自らの身の丈とほぼ変わらない大きさの容器を引きずって出てくるルナ。
「…………」
「ご苦労様。どうだった?」
 笑顔で聞いてくるスターに一言、
「真に受けた私がバカだったわ」
 と呟いた。


「次に、サニーの持ってきた容器にこの樹液を全部移す」
「りょーかい。……これでいい?」
「ええ。そうしたら、ルナの松ヤニをこれに注いで」
「こうね」
 スターに促されるまま、順に作業を進めていく。
「で、サニー? これの上からメープルを少しだけ、ゆっくり注いでちょうだい」
「? ……いいの?」
「いいのいいの」
「それじゃあ……ルナも手伝って」
 微妙な力加減をサニーとルナ、二人で調節する。
「深さはこれくらいね。……はいストップ!」
 メープルの容器を下ろして、二人はもう一方を覗き込む。
 咲夜の用意した容器の中にはなみなみと松ヤニが注がれ、その表面を薄く覆う様にカエデの樹液が波打っている。
「スター。これじゃ丸分かりじゃない」
「あー、カエデと松ヤニが見事に分離してるわねえ。混ぜるのコレ?」
 早速、とそこらに落ちてる木の枝を拾うサニーを、スターは慌てて止める。
「まあ待って。最後の仕上げがまだなの……サニー、貴女の力をこれに掛けるのよ」
「あ、なるほど」
 それで得心するルナに対し、当のサニーはハテナマークを浮かべたままだ。
「いいから」
「ええ……こうかしら、って、え!?」




 それから更に一時間後。
「さて、結果は……上々ですわ」
 結界を解いて容器を上から覗き込み、満足そうに咲夜は微笑んだ。


「で、上手くいくの?」
 再び木の上に身を隠した三人は、戻ってきたメイドの様子を注意深く伺う。
「バレっこないわよ、今回はカンペキだもの」
「その台詞いったい何度目?」
 サニー、スター、ルナは固唾を呑んで咲夜の動向を見守った。


 さらさらとした琥珀色の液体が容器の中に満たされている。底まで見通せる透明感、ほのかに甘い香りが鼻腔をくすぐる……外見は特に問題無し。
「それでは味見を」
 咲夜は嬉々として人差し指を器の中身へと潜らせていく。
「…………」
 そしてそれを掬い取ると、そのまま口元へと運んで行き―――。


「さて、舐めるかしら?」
「もちろんよ。表面はメープルですもの、見た目も香りもカンペキ」
「でもよく思いついたわね、スター。二種類の樹液の境界を見えなくする、なんて」
 そう。サニーの能力で光の屈折率を調整し、それぞれの区別を付かなくしたのだ。そのことで咲夜からは表層のカエデの樹液しか見えなくなり、奥の松ヤニに気が付くことはない。そのうえ表層の厚さは彼女の指の半ばまで。
 つまり、

 掬う→指先に付くのは松ヤニ→舐める→(゚д゚)ウボァー

 ……と言う寸法である。
「木を隠すのなら森の中。偽物を混ぜるなら本物の中身よ」
「……昔、それでわさびの詰まった大福食べさせられたような気が」
「さて、見ものよ!」
 ルナのぼやきを打ち消すように、スターが叫ぶ。

 瞬間、
 ヒュカッ!!
 彼女たちの座る枝に無数のナイフが突き刺さる!
「「「きゃあっ!?」」」
 堪らず転げ落ちる三人。
「いたた……あ」
「やっぱり。コレは貴女たちの仕業ね?」
 見上げた先に仁王立ちしているのは……右手の人差し指をピッと立てたまま左手にナイフを構えたメイド。
 彼女から漲る殺気に圧されて口をぱくぱくさせるサニー。かろうじてスターは驚愕の声を上げる。
「そ、そんな……なんで判ったの!?」
「何故ですって? 簡単よ、結界に侵入者が居たんですもの。警戒するのは当然」
「あ……」
「…………」
 ルナがジト目でスターを睨む。
「それに、上手くごまかしたつもりでしょうけど……これ、松ヤニよね? 独特の粘性で判るわよ。同じ樹液でも全く異なるし」
「……そうか、そうだったわね」
 スターは肝心な事を失念していたと、今になって気づいた。晩秋のこの時期、野外に松ヤニを放置していれば寒さで硬くなるのは当然である。注いだ時は採取して時間が経っていなかったから、それを見落としてしまったのだ。
「普通、二度も香りを確認したりしないでしょうからね。それが無ければ口に含んでいたところよ……危ない危ない」
「く……」
 後一歩で失敗した悔しさに、スターは歯噛みする。
「さて、チェックメイトよ。大人しく罰を受けなさい」
 咲夜は口元に笑みを浮かべてはいるが、目が笑っていない。それもそのはず、貴重な時間と樹液を無駄にされたのだ。せっかく考え付いた代案、台無しにされては堪ったものではない。
 しかし。
「ふふふ……私たちをそこらの妖精と一緒にされては困るわ。さあサニー、ルナ、例のアレ行くわよ!」
「で、でも……」
「もう逃げたほうがいいんじゃ」
「ええい、メイドの一人くらい、私たち三人がかりなら何とかなるわよ!」
「「え、ええ!」」


 幻想境で鳴らした私たち悪戯部隊は、ちょっとやりすぎて人間妖怪双方に追われて深い森に潜ったわ。
 でもこんな人気の無い森でくすぶっているような私たちじゃあない。
 興味さえ湧けば好奇心次第でなんでもやってのける命知らず。
 不可能を可能にし、日夜小悪事に邁進する、私たち悪戯妖精「三月精」!

「私はリーダー、サニーミルク。通称サニー。幻惑・錯視の名人。私のような天才策略家でなきゃ、自分勝手な三人組のリーダーは務まらないわ」

「ルナチャイルド。通称ルナ。隠密行動の天才よ。巫女の耳すら欺いてみせるわ。でも、尻拭いだけは勘弁ね」

「私はスターサファイア、通称スター。情報収集は能力と頭の良さでお手のもの。卑怯? 腹黒? だからナニ?(にっこり)」

「私たちは、ユーモアの解らない世の中にあえて挑戦する、神出鬼没の!」
「悪戯妖精三月精!」
「化かされたい時は、いつでも言ってね!」


 ビシッ!と戦隊モノのノリでポーズを決める三人組。
 ふむ、と咲夜は彼女らを順に指差して、
「月の御子(ルナチャイルド)に」
「星入り青玉(スターサファイア)、」
「そしてお日様の牛乳(サニーミルク)……? 最後だけ意味不明ですわ」
 小首を傾げてフッ、と苦笑する。
「な、なんですって! 馬鹿にしてぇっ!」
 怒り心頭のサニーは咲夜に突っかかってゆく、が。
「……あれ?」
 いつの間にか咲夜に首根っこ掴まれていた。
「妖精如きが百年早い。……これ、お返しするわね」
 言って右手の人差し指を、サニーの鼻頭に塗りつけた。
「くぁwせdrftgyふじこlp!?」
 付着していた松ヤニが思いっきり鼻に入って悶絶するサニー。
「サ、サニー?」
 その様子を見て顔を引きつらせるルナ。
「じゃ、そういうことで……失礼しました〜」
 どさくさにまぎれて場を離れようとするスターはしかし、
 ヒョイ。
「あ」
 突如目の前に現れた咲夜に摘み上げられてしまう。
「大見得切っておいてどこに行くのかしらおチビさん?」
時の流れを支配出来る咲夜から、逃れる術など彼女たちに有るはずも無く。
「……あれは料理に必要なものだったのよ。それとも貴女たちが代わりになる? 妖精の肉って美味しいかしら」
「ひっ……!」
 恐怖の余り絶句するスター。
 堪らずルナが謝罪の声を張り上げる。
「ま、待って! メープルなら用意するから許して、ゆるしてぇっ!」
それを聞いて、ようやく溜飲が下ったとばかりに微笑む咲夜。
「本当? なら早速なんとかしなさい。コンマ一秒でも時間が惜しいのですもの」



 結局。
 砂糖カエデの木の妖精に頼み込んで、大量に樹液を出して貰うことで釈放された。
 季節外れの採取はやはり無理があった様で、咲夜が仕掛けた他の容器には大して溜まっていなかった。時を強引に進めても許容量が出尽くしてしまえばそれきりであり、煮詰めてシロップにするには足りない。彼女にとっては結果オーライである。複数の容器を器用に支えて、そのまま急いで帰っていった。
「全く。また失敗しちゃったじゃない……うう、まだ鼻が〜」
「今回は相手が悪かっただけだってば」
「まさか、紅魔館のメイド長だったなんてねえ。スターにも一理あるかも」
 先程の恐怖を思い出し、三人そろって身震いする。
「でもまあ、私たちも樹液分けてもらったわけだし」
「そうね。帰ったら早速煮詰めて……お茶に垂らしましょ」
「メープルティーってわけね。賛成」
 サニー、ルナ、スターは文句を言いながらも、自分たちの住処へと帰ることにした。



 4.


「どうぞ」
 コトリ、と目の前に置かれた皿には彼女の要望通りのものが乗っていた。
「へえ……」
 レミリアはその料理―――ホットケーキとそれを差し出した咲夜とを交互に見て、少し意外そうに声を漏らした。
「いかがなさいました? さあ、冷めないうちにお召し上がりくださいな」
 再度視線を手元に戻し、それを眺める。
 狐色の生地には焦げ目一つ無く、絶妙な焼き加減だ。三段重ねのその上には四角く切り取られたバターが乗っかっており、すでに下半分はとろけて広がっている。……そこまでは想定の範囲内。
 レミリアの関心、その最大の対象はたっぷりと掛けられた琥珀色のシロップである。彼女は咲夜にオーダーを出した段階でハチミツが入手困難であることを知っていた。その無体な言いつけを如何にしてクリアーしてくるか、楽しみにしていたのだが……。
 彼女の鼻腔をくすぐる甘い香り。それはしかし、明らかにハチミツのそれとは異なる。もしかして、砂糖を煮詰めて誤魔化したのだろうか? ……いや、そんな単調なものではない、嗅ぎ慣れない芳香が微かに混じっている。
 用意された銀のナイフを手に取り、丁寧に切り分ける。そして一切れ、フォークに刺して口へと運んだ。
「ふむ」
 ゆっくりと咀嚼して味わう。
「咲夜」
「はい」
 今まで神妙な面持ちだったレミリアは咲夜を見上げると相好を崩して、
「合格。味、香り、食感……どれを取っても申し分無い。代替案にしては上出来だわ」
「ありがとうございます」
 そう、咲夜も笑顔で答える。
「ところで。肝心のシロップだけど……なにを使ったの? ハチミツと比べてクセが無くて、甘さも控えめね」
 言ってレミリアはシロップを人差し指で少量掬い取って口に含む。独特の風味と品の良い甘さが、先程よりもはっきりと感じられる。
「メープルシロップ、砂糖カエデの樹液を煮詰めたものです。残念ですがハチミツは手に入りませんでしたので、恐れながらこちらを」
 そう頭を垂れる咲夜をしかし手で制して、レミリアは興味深そうに続けた。
「へえ、珍しいわね。これをどこで?」
「ええと……実はですねえ」
 咲夜は少々言いづらそうに日中の出来事を掻い摘んで話す。
「どうやら時期が早かったみたいで、手間取ってしまいましたけど……。樹液は木にとって血液のようなものですし、お嬢様にお出しするのに適しているかと」
「そう。心遣い感謝するわ、咲夜」
 二切れ、三切れと口に運んで、
「美味しい」
 と花のような笑顔を浮かべる。
 それだけで咲夜は、苦労などなんでも無かったかのように幸せな気分になれた。
「そうだ、咲夜」
 思い出したようにレミリアは、傍らでニコニコしている従者の名を呼んで、
「食べる?」
 とフォークに刺さった一切れを差し出した。
「……え?」
 主人の予想外の行動に思わず間の抜けた声を上げてしまう。
「咲夜、ご飯まだでしょ? 食べてみて」
「で、ですけどそれはお嬢様の分ですし」
「いいから。……はい、口を開けなさい」
 ずい、と身を乗り出して迫るレミリア。
 断りきれない、と咲夜は観念して、
「では……失礼します」
 言ってなんとなく目を閉じ、差し出されたそれに顔を近づける。
「……あー」
 ひょい、
「んっ!」
 ぱく。
「なーんふぇ、ね……もぐもぐ」
 レミリアは咲夜が口を開いた瞬間を見計らって手を引っ込め、ホットケーキを自分の口中に納めてしまう。
 がちっ。
 当然咲夜の方は空を切り、歯と歯のぶつかりあう音が虚しく響いた。
「ごくん。あはは、ひっかかった」
「…………ひどいですわ……ううっ」
 状況を理解して、よよよ、とよろける咲夜。
「あー、悪かったって……そんなこの世の終わりみたいな顔しなくても」
 ばつが悪そうにレミリアは頬を掻く。
「でも咲夜、普段から言ってるじゃない? 主人と従者は食事の席を同じくしないものです、とかって」
「それはそうですけど。お嬢様に弄ばれたのかと思うと悲しくて〜」
 オーバーに目元を覆う咲夜。
「ああもう。いいこと咲夜、これは私の我侭に答えてくれたお礼よ。こっち向きなさい」
「え?」
 レミリアは再度咲夜に一切れ差し出して、
「はい、あーん」
「で、ですが」
「あーん」
「そんな恥ずかしいですわ」
「あーん!」
「でも、そ、そこまでおっしゃるのなら……」
「…………咲夜?」
「はいっ!?」
 もじもじしていた咲夜だが、主の声の温度が急転直下したのを聞いてようやく覚悟を固めた。
「では、お言葉に甘えまして……」
「全く……はい咲夜。あーん」
「あ、あ〜〜〜ん」
 ぱくっ。


 はい、ごちそうさまでした。



(了)





 第一回目ということで記念に投稿させていただきました。
……タイトルの割には甘さ控えめにしてみましたが、いかがでしたでしょうか?

「紅葉」→こうよう→かえで→メープルシロップと連想。直後に「はい、あーん」を幻視したからやった。
しかし反省はしていない。

 あと3.が膨らみ過ぎました。三月精書くの楽しかったので……。

 樹液等については軽く調べただけなので、ツッコミ所も多いです。と言う訳でツッコミながら読むのが楽しいかもしれません。

 それではこの辺で。ご拝読頂きありがとうございました(ぺこり
k.
作品情報
作品集:
最新
投稿日時:
2005/10/17 09:39:27
更新日時:
2005/10/20 00:39:27
評価:
29/32
POINT:
196
Rate:
1.47
1. 10 銀の夢 ■2005/10/19 01:35:20
文句なしに満点。お題からこのような連想をし、ここまでお話を膨らませたことについて賛辞を送りたいです。お見事でした。

お題に添うような形で、静かに平凡な一日の風景の、ちょっぴりおかしな出来事を優しく描く。それでもって咲夜さんとレミリアがメインのお話でしたので本当に満腹。秋の味、ごちそうさまでした。
2. 6 おビールをお持ちしました ■2005/10/19 23:07:49
三月精かわいいよ!
いやむしろ
あーんが、あ〜んがっ!
3. 8 月城 可奈女 ■2005/10/20 00:45:27
同じ連想でネタを考えた人がここに(笑。それはそうと本当にごちそうさまでした、食後に苦いお茶でも飲ませていただきます。
4. 3 おやつ ■2005/10/20 17:07:48
少々展開が急な印象も受けましたが、甘さは頂きましたご馳走様。
あ、でもメープルだから控えめなのか?
5. 6 床間たろひ ■2005/10/21 02:19:02
さすがに樹液はドクドク出んとは思うが、あーんが見れたからオールOK
それに三月精が出るのも意外でした。三月精はスンゲェ萌えポテンシャル
を秘めていると思う。貴方の三月精の話、もっと読みたいな。
6. 7 たまゆめ ■2005/10/21 10:04:33
うひー。これは良質な甘味。
ご馳走さまでス。v
おつかれさまでした。
7. 7 papa ■2005/10/21 17:28:58
三月精がなんだか楽しいそう。
咲夜さんは何でも知っている。
読んでいて飽きない作品です。
あとウボァーに笑った。
8. 8 MIM.E ■2005/10/22 00:35:06
お汁粉に塩、アーンに咲夜? 素敵な甘みでした。
三月精は読んだ事がないのですが、光景がありありと思い浮かぶ会話のテンポに魅せられました。
細かく挟んだネタは失礼ながら作品の雰囲気には余計に感じました。
ですが、どうしてもやっちゃうのならその心意気大好きです。
楽しいお話をありがとう。
9. 3 一之瀬翔弥 ■2005/10/22 23:33:22
作品全体として可愛らしい印象がgood♪
ただ…三日月精知らないのです、私が…。
10. 10 匿名 ■2005/10/23 20:01:34
上手い! そして甘い!!
何か見ているだけで生唾が出てきます。二重の意味で。

自分もホットケーキにはメープルシロップ派です。
というか、小さい頃からそれで慣らされた為、
どうも蜂蜜はクセが強く感じてしまいます。

まあ、それにあれです。
メープルシロップだと邪な想像を掻き立て(ry
11. 8 Q-turn ■2005/10/23 21:42:19
>「それより、上手くいったら私の所にも運んでくれるよう言っておいてね」

「……そういえばそんな事を言われたような気もするわね」
「んぐんぐ…こくん――ん? どうなされました、お嬢様?」
「っ…な、なんでもないわ。それより咲夜、もう一つ、どう?」

こんな展開まで幻視してしまいました。
果たしてヴワル魔法図書館にほかほかホットケーキは届くのでしょうか…?
12. 6 ■2005/10/23 23:59:27
゚Д゚)'`ァ'`ァ ごちそうさまでした
13. 7 es-cape ■2005/10/24 06:16:27
三月精はほとんど見たことないのですが、それでも楽しめました。妖精三匹の説明も入っていて親切設計。

咲夜さんの大雑把さがいかにも東方的面白さですし、三月精の悪戯も他愛無さもグッド。
こういう作品では、読み手が引っかかることなく流れる様に読ませる事が大事だと思うのですけど、その点凄く良かったです。会話と地の文のバランス、必要な分だけの分かり易い情景描写、そういうのが組み合わさっての事なのでしょう。特に三章頭、咲夜と三月精が交互に描かれる所が、最高にテンポ良く読めました。咲夜の行動の合間に、パンパンパン、と三月精がカットインしてツッコミや解説をするようなイメージ。良い意味で、漫画やアニメのテンポを文章にコンバート出来ていたと思います。
何だか本当に東方にありそうな話だったと思います……いくつかのネタとラヴ以外は。愉快に読ませてもらいました。
14. 7 Tomo ■2005/10/24 11:53:00
物語の展開がすごく好みでした。和風に捉えがちなお題を西洋風にまとめている作品は少ないです。三月精の役回りもぴったりだし。ただ、顔文字などの特殊な用語が少し気になりました。
15. 9 藤村りゅ ■2005/10/24 15:36:37
 あまーい!

 って言わせたかったんだろう、こやつめ!
 それはともかく、全体的に甘くてテンポも良くすんなりと胸に落ちる糖度でした。
 三月精のくだりはノリとパロディに助けられている感もありましたが、
軽快で面白かったです。むしろそこメインかと思うくらい。
 というかそう思ってます。
16. 9 木村圭 ■2005/10/25 21:51:21
三月精がステキすぎます。もう堪んねえ。
だだ甘な蜂蜜よりも上品なメープルシロップの方が好み。ごちそうさまでした!
17. 6 ■2005/10/25 23:21:19
三月精のイメージが頭の中にあまりなかったのですが、おもしろかったです。
いい書き方をしていると思います。
18. 8 世界爺 ■2005/10/26 00:43:50
まてそれはやらんでいい。
……こう返すのが礼儀でしたっけ?(何

こういう咲夜さんもいいなあ。
ちょっとずれてたり強引だったり拗ねてみたり。
完璧超人的イメージとは違う、けれどもそれがまた魅力的。
ああもうかわいいなあ、と身体をよじりたくなる作品でした。
19. 9 ■2005/10/27 12:48:34
嘘つきー>甘さ控えめ

コントのようなテンポのいい場面展開がいいですね。
20. 4 流砂 ■2005/10/28 02:28:01
最後の一行は欲しくなかったかなぁ、と。 一気に冷めてしまった感じ。
絵本風と言えばそうなんですけど……楽しかっただけにそれが残念でした。
あとぱくっがちっの所にもう少しスピード感が欲しかったです。
21. 7 美鈴まさき ■2005/10/28 03:27:00
 三月精関係は未読なのでよく分からないのですが、それを踏まえても楽しめました。
 そしてラストの甘々さ……ごちそうさまです。
22. 7 風雅 ■2005/10/28 14:16:52
三月精たちがいい味出してますね。
よく考えればこれだけ行動原理が単純で使いやすいキャラもそういないのでは……。
しかし……甘いですよ、これ(笑)
23. 5 偽書 ■2005/10/28 16:37:16
第一文に騙されました(ぇ いや、あれで砂糖菓子の弾丸は〜がまず思い浮かんだのもあれですが。
三月精の面々ががいい味出してました。
24. フリーレス 名無しでごめん ■2005/10/28 20:31:29
素敵なメイド長と三月精を有難うございます。
コンプエースと文花帖だけから三月精の魅力を十二分に引き出せるのが凄い。
あと、ラストは実に甘々だと思います。
25. 6 七死 ■2005/10/28 21:21:47
あまーいお話、ごちそうさまでした。
丸い咲夜さんもいいものですね。

三月精を出したチャレンジスピリッツも高評価。
でも雰囲気的に、突然既存ネタに走る程ギャグの要素が必要だった話とは思いませんでした。 コンペと言う機会ですので、そこらへんのアンバランス分は差し引かせていただきます。
26. 3 ■2005/10/28 21:59:14
咲夜さんご苦労様です。
27. 7 弥生月文 ■2005/10/28 22:55:56
まさかこんぺで三月精が拝めるとは思わんかった(失礼)
けどまあ、「(゚д゚)ウボァー 」とか「くぁwせdrftgyふじこlp」をSSで使ってるのってアウトな人も多そうですねぇ。自分は爆笑しましたがw
28. 8 K.M ■2005/10/28 23:09:56
これで控えめとなッ?・・・十二分どころか二十分ぐらいに甘い気がしますが
妖精トリオは・・・まぁ、運が悪かったと言うべきか、メイド長にイタズラして
この程度で済んだんだから幸運と言うべきか微妙ですな
29. 6 IC ■2005/10/28 23:38:47
三月精は見たことがない私ですが、ああこんな感じなのかなあとしっくり着ます。
でもやっぱり最後は甘々だと思うのですよ。
30. 6 SSを書きなぐる程度の能力 ■2005/10/28 23:41:35
Aチーム吹いた。
……それだけではあんまりなので。三月精を書いた珍しい作品ですね。とても「らしく」かけてたと思います。
あえていうなら、展開がストレートなのでもう少しひねりを入れても良かったかもしれません。
……でもほんと、なんでサニーはミルクなんでしょうね。
31. フリーレス k. ■2005/10/31 19:39:23
たくさんのご感想、ありがとうございます。
普段は地方のイベントでこぴ本小部数配布しているだけの者でして、
web上に投下するのは初めてでした。多くの方に読んでいただけたことが
純粋に嬉しいです。
作品自体、お祭りということで加えた「遊び心」のつもりでしたが、
食あたり起こされた方にはごめんなさい……。
作者当ての楽しみには貢献出来ませんでしたがとりあえず。
k.こと輝月 螢でした。
32. フリーレス k. ■2005/11/15 04:05:28
|・`) …コソーリ
|つ http://coolier.sytes.net:8080/th_up2/src/th2_0423.zip
|彡サッ
名前 メール
評価 パスワード
<< 作品集に戻る
作品の編集 コメントの削除
番号 パスワード