ブルギ

作品集: 最新 投稿日時: 2006/03/23 03:43:45 更新日時: 2006/03/25 18:43:45 評価: 0/0 POINT: 0 Rate: 5.00
 光。
 光が降りてくる。
 それはただの光ではなかった。
 純白の光。
 どこまでも無垢で、穢れ無き白の光。
 黄金の光。
 飽くまでも神々しく、澱み無き金の光。
 否。それは光ではなかった。
 穢れ無き白は、翼。
 そして、澱み無き金は、頂の輪。
 ……こんなところに神の御遣いなんて、嫌みなもんね……
 ともすれば散り散りになりそうな思考の中で、彼女は茫洋と思う。
 彼らはだんだん降りてくる。
 かき鳴らす竪琴の音は、まさに天上、妙なる調べ。
 彼らはどんどん降りてくる。
 手が、差し伸べられた。
 何となくそれにあわせて、横たわる彼女も手を伸ばす。
 ふわりと。
 彼女を包むは浮揚感。
 いつになく、今までになく、軽い。

 ……いける……






























 博麗霊夢は餓えていた。































 何故にこのような事態となったのか。
 それは冬という業深き季節のせいである。
 冬は、寒い。
 故に寒いのが苦手な魔理沙が宴会を開かなくなり、それがダイレクトに霊夢の食生活に影響を及ぼしたのだ。
 なにしろ宴会が彼女の食の90%を担っているというあたり、その重要性は明らかである。
 ……そんなことを把握したところで、彼女の現状は変わりはしないのだが。



 眼を開くと、そこには見知らぬ天井があった。幸いなことに、天上は見えない。
 自宅のそれではないのは明らかだった。実に洋館洋館した造りである。
 霊夢の知っている洋館となると、永遠に紅い幼い月ことレミリア・スカーレットの住まう紅魔館が筆頭だが、そことも違うように思えた。少なくとも、普段通される客間の天井ではない。
 紅魔館に宿泊したことはなく、またベッドのある部屋に連れ込まれたことも、幸いなことになかった。
 では、ここはどこなのだろう?
 ふと、右腕に違和感を感じた。
 こてん、と首をそちらに倒す。
 針が刺さっていた。テープで留められたそれからはチューブが伸びており、それは黄色い液体の入ったパックに繋がっている。
 いわゆる一つの点滴だ。
「あ、気が付いた」
 心当たりのない扱いに首を傾げる霊夢に、どこか聞き覚えのある声がかけられる。
 視線を点滴から奥にやると、ひとりの少女が椅子に腰掛けているのが見えた。
 少女は読んでいた本をテーブルに寝かせると立ち上がり、こちらに歩み寄ってくる。
 白い、レースをあしらった典雅なロングドレスに身を包み。
「あんた……」
 肩口まで伸びた、緑の髪。
「……だれ?」
 彼女の返答に、少女は肩をこけさせた。
「あなたね……これ見なさいよ、これ」
 少女は自らの頭を指差す。
 正確には頭からぴょんと伸びた、先端が軽く渦巻く二本の黒い触角を。
「……リグル?」
「そうよ」
 ようやく気付いたのか、とばかりに少女――リグル・ナイトバグは軽く鼻を鳴らし、霊夢のベッドに腰掛ける。
「そんな格好してるから、分かんなかったじゃない」
「いいじゃない。家の中でなきゃ、こんな格好できないんだから」
「なんでよ」
 その返答に、彼女は呆れたように溜息をつき、スカートの裾を摘んで、ひらひらと振る。
「こんなの穿いて、空なんて飛べるわけないでしょ。どこぞの天狗と違って、私は花も恥じらうオンナノコなの」
「…………」
 じゃああの、半端な長さのズボンと黒マントという奇矯なファッションは何なのか。
 何となく湿った視線をリグルに送る。
 しかし彼女は気にした様子もなく霊夢の腕から点滴の針を抜き、代わりにガーゼとテープを貼り付けた。
「……手慣れてるわね」
「まーね」
 威張るでもなく言って、リグルは救急箱をベッドの下に仕舞う。
 さて、と溜息のように呟き彼女は立ち上がり、小首を傾げた。
「ご飯、食べる?」



「ねえ」
「なによ」
 リグルに先導されるままの霊夢が、その背に声をかける。足取りは案外しっかりしたものだった。点滴が効いたらしい。
「ここ、あんたの家?」
「そうだけど」
 なんでもないことのように、平然と答える。
 一言で言って、豪勢な造りだった。さすがに規模では紅魔館に劣っているようだが、内装は優るとも劣らない。また、アメニティの面では吸血鬼の住処よりもよほどよい。
「カミキリムシとかクワガタの職人が丹精及び精魂込めた、匠ならではの家だからね」
 ちょっと得意げな台詞が終わったところで、彼女の足が止まった。
 眼前の大扉を押す。それは音もなく両開いた。



 唖然とした面もちで、霊夢は目の前の光景を眺めていた。
 十人掛けのテーブルの上に、所狭しと料理の皿が並べられている。満漢全席と銘打っても言い過ぎではないのではないだろうか。洋食だったが。
 そんな彼女の様子を尻目に、リグルはさっさと一番奥の席に着く。
 当の霊夢も、花に集まる蝶のように、ふらふらと着席した。



 唖然とした面もちで、リグルは目の前の光景を眺めていた。
 ところ変わって舞台は食堂である。
 十人掛けのテーブルに所狭しと並べられた料理の数々が、あれよあれよと言う間に消えていくのだから、彼女の驚愕も無理はない。
 その原因といえば、リグルの対面に座している博麗霊夢である。
 といっても、彼女は決してがっついて食べているわけではなかった。巫女らしからぬ完璧なテーブルマナーでもって、ナイフとフォークを操っている。
 優雅ながらも、そのペースは凄まじい。
 矛盾を孕んでいる気もするが、それを内包していると言われてしまえば納得するしかないような有り様だった。
「……全く」
 手にしたグラスの中身をゆらりゆらりとゆらめかせながら、呆れたように、その実どこか満足そうに彼女は言う。
「あと二日もあのままだったら、どうなってたか分かったものじゃなかったわよ。虫の知らせに感謝しなさい」
 何が見えるのか、グラスの中身をのぞき込みながら。
「そりゃどうも……って、え?」
 さすがに手を止め、しかし霊夢は口ごもる。
「どうかした?」
「虫の知らせって……何が?」
 もっともな疑念である。
 冬の最中、知らせる虫などいるのだろうか?
 リグルを見る。
 鳩が豆鉄砲でも喰らったかのような表情の彼女が見えた。
「……なんだろ?」
 そして首を傾げる虫の姫。
「……馬鹿ね」
「虫だからね」
 呆れたように言って食事の手を再開させる霊夢に、大した問題とも思っていないのか、特に気にしたふうもなく頷く彼女。
 そして今の今まで手付かずだった自分の皿に、リグルは手を伸ばした。クラッカーを一つつまみ上げるとそれを口に放り込み、手にしたグラスの中身を流し込む。
 霊夢の手が再び止まった。
 その様子を横目に見ながらも、彼女はグラスから口を離さない。
「……普通にもの、食べるのね」
「当たり前でしょ。別にあなたに奢るために食糧備蓄してるわけでもなけりゃ、料理の腕を振るうわけでもないのよ」
「あんたが作ったの?!」
「悪い?」
 空いたグラスをテーブルに置き、肩をすくめる彼女。
 だとしたら、けっこうな腕前だった。おそらく霊夢が昏倒している間に作っていたのだろうが。
 まあそれなら、霊夢の食べっぷりに満足げだったのも頷ける。あれだけ美味そうに食べられたら、冥利に尽きるだろう。
「でもあんた、蛍でしょ?」
「蛍の妖怪、ね」
 そこんとこ間違えないように、と人差し指をちっちと振って、空いたグラスに中身を注ぐ。
「水だけで生きていけるわけないじゃない」
「いろんなものが崩れ去ったような気分だわ」
「お、案外人間してるね、博麗霊夢」
 そんなこというのは私の真相知った人間だけよ、と楽しげに言って、愛おしそうにグラスの中身を一口する。
「こっちの水は甘いぞ、ってね。こんなこと歌うのは人間だけ。なら、その幻想は守ってあげないと」
 妖怪にあるまじき発言に、霊夢は眼を細めた。
「あんた、人間好きなの?」
 うっすらと赤く染まった頬に手を当て、リグルは笑う。
 そしてうんと頷き、
「大好き」
 表も裏もなく、彼女は素直にそう言った。
「……わかんないわね」
「うん?」
 霊夢の呟きに、彼女はグラスを傾けながらも器用に言う。
「この家、虫の妖怪達が造ったって言ってたわよね」
「うん」
「なんで?」
「なんでって……」
 造ってって頼んだから、とリグルは苦笑混じりに言った。
「みんな、私の言うこと聞いてくれるから」
「なんで」
 彼女の言葉を断ちきるように、霊夢は続ける。
「あんたの言うことを聞くの?」
 彼女の無礼とも言える言葉に、リグルは口元を歪めた。
 楽しげに。
 言いたいことは、分からないでもない。
 こんな人間が好きだという、人間となれ合うような、人間の腐ったような、そんな妖怪の言うことを、何故に諾々と受け入れるのか。
「なんで私が人間が好きなのか、は疑問じゃないわけ?」
「別に、あんたの嗜好にケチ付けるつもりはないわ」
 それに、今の話題に関係ないでしょ、という霊夢に、
「ところがどっこい、それが大いに関係あるんだなぁ」
 大きく頭を振る。グラスの中身をゆっくりと干し、
「ねえ」
 テーブルに肘をついて、リグルは身を乗り出した。
「良い妖怪って、どんな妖怪だと思う?」
「良い妖怪なんていないわよ」
 いかにも彼女らしい物言いに、リグルは苦笑の代わりに再び注いだグラスの中身に渦を描かせる。
 赤い湖面が鏡のようになる程度の時間が経過してから、彼女は確かに、と呟いて、
「じゃ、普通の妖怪ってどんなの?」
「人を襲う妖怪」
 刹那の時間もなく、博麗の巫女は断言した。
「そう!」
 それが核心だといわんばかりに、彼女はたん、と小気味いい音を立ててグラスを置く。赤が波打つ。
「つまり私は普通じゃない」
 とろんとした眼で、彼女は言った。
 銀のメイドをさておいて、紅い悪魔の引き渡し求め、蛍に出会って喜ぶ人に、瞬き輝きアンコール。成る程確かに普通じゃない。
 そして。
「普通じゃないっていうことは、異常っていうこと。異常なことは、正される。何故ならそれは、良くないことだから。つまり私は良くない妖怪。つまり私は」
 グラスを持ち上げ一息であおり、
「悪い妖怪」
 良いはなくとも悪いはあるの。
 何が楽しいのか、くつくつとリグルは笑う。
「悪い奴らはどこに行く? 悪い奴らは地獄に堕ちる」
 つまり、と彼女は真っ赤な顔で、演説でもするかのように両手を広げた。
「私は地獄に行く係」
 言葉とは裏腹に、彼女の口調は楽しげだった。
「私は誤りの象徴。虫たちの罪を、虫たちの咎を、一人背負って死ぬ係。私は人間が好き。何故なら私は不良だから」

 夜にのたくる動作不良、私はリグル・ナイトバグ。

 なんの気負いもなく、飽くまでも無邪気に、彼女は言う。
「私は虫たちのために生まれ、虫たちのために死ぬ。あなたと違って狭くて深いの、博麗の巫女? だからその分濃く、強い。だからみんな、私の言葉を聞いてくれるのよ」
 あんだすたん? と彼女は戯けて肩をすくめた。
「あんたは、それでいいわけ?」
「それってあなたに、博麗の巫女でいいの? って訊いてるようなものなんだけど」
 幻想郷に生まれ、幻想郷のために生きる。
 そして、幻想郷のために死んでいくのだろう、自分は。
 そしてそれに疑念も、良いも何もない。
 彼女と何も、変わらない。
 博麗の巫女は思う。
「……馬鹿ね」
「うん」
 自己に向けての呟きを、なぜかリグルが応える。
「どこぞの天狗も言ってたけどね。虫は単純単細胞。それでいいの。それがいいの。そう思われて、いるのがいいの。真実なんて、私が知っていればいい。鳥にも人にも、虫なんて語れないよ。鳥にも人にも、巫女を語れないようにね」
「……渡る世間は馬鹿ばかりって事ね」
「それはそれで、愛おしいとは思わない?」
 くるくるとワイングラスを回して、言う。
「……本当、度し難いほどに馬鹿ね」
「ほんと大好き、人も虫も」
 霊夢の言葉を聞いてか聞かずか、彼女は杯を掲げ、
「……食べちゃいたいくらいに」
 言って中身を飲み干した。
 ちろりと唇を這う、彼女の舌先。朱に染まりゆくその様は、似つかわしくもなく淫靡だった。
 ふらふらと近寄ってきたリグルが、霊夢のグラスに注ぐ。血のように真っ赤な液体を。
 彼女を見上げる。にやにやと、あまり品もよろしくなく笑う、リグル。
「怖くないの?」
 おぼつかない足取りの彼女が再び席に着くのを待って、霊夢は訊く。杯には手を着けない。
「あなたは怖いの?」
 それは結局、鏡への問いかけなのだろう。だから彼女は、
「怖いわ」
 躊躇なく、そう答えた。



 博麗の先には何がある?
 それは見えない。
 わからない。
 見えないから、恐ろしい。
 分からないから、怖い。
 なら、彼女はどうだろう。
 彼女の先は、見えている。
 彼女の先は、分かってる。
 奈落の底が、見えていて。
 地獄に行くのが分かってる。
 それはどちらが怖いのだろう。
 見えない明日と見えてる未来。
 それは、どちらが怖いのだろう。



 彼女の返答に、リグルは一瞬きょとんと目を丸くし、ややあってにへらと締まりなく笑った。
「さっきも言ったでしょ? 虫は単純単細胞〜、恐れも知らなきゃ怖じ気も知らぬ〜♪」
 意外に聞き心地のいい声で、彼女は歌う。
「蛍に訊いてるわけじゃない」
 人にではなく、
「私はあんたに訊いてるの、ナイトバグ。リグル・ナイトバグ。ねえ、コドクのあんたはどう思うの?」
 巫女に。



 見えないものなど怖くはない。何故なら見えないものだから。
 巫女は言う。
 見えないものは、恐ろしい。何故なら見えないものだから。
 人は思う。
 恐れも知らなきゃ怖じ気も知らぬ。
 『人』は言う。
 では逆に。
 彼女は。
 『巫女』は。
 蠱毒の彼女は何思う。
 孤独に少女は何思う。



 ふ、と。
 彼女に微笑が浮かぶ。
 す、と。
 瞳を閉じて。
「……壺中に独りの蠱毒の虫は……何も……知らずに…………禁忌を……抱いて…………朱に……まみれて……紫(し)に………………しず……む…………」
 地上に彗星など、墜ちない。
 うつらうつらと頭は揺れて、そしてそのまま彼女はテーブルに突っ伏した。



 彼女は、虚像などではなかった。鏡に映った自分じゃなかった。
 彼女は、怖い。
 リグル・ナイトバグは、恐ろしい。
 鳥にも人にも分かるまいが。虫にしか、分かるまいが。
 彼女は笑って死ぬのだろう。
 笑って地獄に落ちるのだろう。
 『人』にも『巫女』にも恐れはなくて。
 だから当たり前のように笑って。
 狂気すら滲むその様は。
 真に実に、動作不良。
 それが何より恐ろしい。
 だから彼女はただ独り。
 広い屋敷にただ独り。
 蠱毒の少女は、ただ独り。



 でもだけど。
 それならこれは、何なのだ?



























 空から光が降りてくる。




























 白い光。
 金の光。
 ……青い光。
 黒い、光?
 否。それは光などではなかった。
 白は羽。
 金は羽。
 青は羽。
 黒も羽。
 どこに潜んでいたのだろうか、ひらひらひらりと、姿見せるは蝶の群れ。
 それらは舞い遊ぶこともなく、彼女目掛けて馳せ参る。
 彼女が寒くないように。
 彼女が独りでないように。
 彼女が孤独でないように。
 彼女が蟲で、あるように。
 季節はずれの蝶たちは。彼女に積もる。堆く。
 彼らは、言う。
 蠱毒の少女は独りじゃないと。
 何故なら彼らも地獄に堕ちる。
 季節はずれて飛びゆく蝶は、ただそれだけで罪深い。



 虫の知らせは彼らなのだろう。
 彼女はそれを知らないのだろう。
 彼らがいるとは知らないのだろう。
 死に逝き咎の桜となって、そして花実が芽吹くとき、それを彼らと知るのだろう。
 彼女も彼らも虫ではなくて。
 蟲なのだから。
 きっと一人じゃ、ないだろう。



「……ばーか」
 心にもないことを呟いて、ワイングラスを手に取る。
 目の前の極彩色の山とは反対に、ただただ赤い液体がゆらり、と波打った。
 彼女と同じように、ゆるゆると中身を回してみる。
 何も、見えない。
 彼女には何か見えたのだろうか?
 彼女は何か、見ていたのだろうか?
 彼女は何が、見たかったのだろうか?
「さしずめ私は姦しい、ってとこ?」
 あまりにも似つかわしくない表現に、自嘲する。
 それとも、いるのだろうか?
 彼女が知らぬ蝶たちのように、自分の知らない何処かの誰かが。
 私にも。
 グラスを傾ける。
 ワインの味がした。





 博麗の巫女は広くて浅い。それ故薄くてそれ故弱い。
 それを実感したのは、それから二週間ほどたった、博麗神社でのことだった。
 再び天使を垣間見た彼女は、たまたま立ち寄った魔理沙のお粥を食べながら、もう少し付き合いは強くしたほうがいいかもしれない、と思った。
「一人足りないし」
「何の話だ?」



 恐れある、人として。
 だから彼女は、花映塚には登場しませんでしたとさ。
 ごめんねリグル、結界組でしかクリアできない横好きシューターで。
SHOCK某
作品情報
作品集:
最新
投稿日時:
2006/03/23 03:43:45
更新日時:
2006/03/25 18:43:45
評価:
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Rate:
5.00
1. 6 反魂 ■2006/03/25 02:03:57
あ〜、私の幻想郷観とかなりマッチしています。
会話、地の文共に表現力もお見事。
やや「酒」のテーマが弱い為減点しますが、純粋なお話的には8〜9点の評価をお付けしたいレベルです。改めて、お見事。
2. 6 月影蓮哉 ■2006/03/25 02:20:11
この組み合わせは初…ですかね。
リグルの新しい場面が見れて何だか新鮮です。
3. 8 読み専 ■2006/03/25 11:38:03
ふむふむ
4. 7 爪影 ■2006/03/25 22:18:27
不可思議なのに、気が付けばするすると惹き込まれてしまいました。
5. 9 おやつ ■2006/03/25 22:55:28
これはいいものだ。
リグル株が急上昇……というか、初めて視野に入ってきました。
これはいいものだ。
6. 6 名前はありません。 ■2006/03/26 15:36:34
こういうリグル像は珍しいですね
7. 8 水酉 ■2006/03/27 17:17:31
花映塚での咲き誇る花の中、寄り添う様に咲いた桜が
彼女たちであったのかもしれませんね・・・。
8. 7 床間たろひ ■2006/03/28 00:21:05
おおぅ、斬新なリグルだ!
言い回しも洒落てて格好いい。シニシズム(冷笑主義)とはエスプリも効いてますねぇ。
霊夢とリグルの謎掛けみたいな瀟洒な会話を、もっと聞きたかったなぁ
まさかリグルに対し、瀟洒なんて単語を使う日がくるなんて思ってもいなかったけどw
9. 8 凪羅 ■2006/03/28 16:11:09
リグルがこんなかっこいい事言う子だとは(笑
あれ?
子供組に混ぜて子供らしいバカな事させてる方が希少なのかな?(ぉ

それは置いておくとして、霊夢も博麗の巫女とか以前に、やっぱり人間って事でいいんですかね?
10. 4 かけなん ■2006/03/30 05:14:42
なるほどリグルがいなかった理由納得した(ぇー
11. 6 papa ■2006/03/30 18:57:26
短文を駆使して綴られたお話ですね。
こういうのも印象強くていいです。
12. 6 つくし ■2006/04/01 12:46:03
こんなリグル見たことない!霊夢との絡ませ方など、興味深く読みました。ごちそうさまです。
13. 10 Fimeria ■2006/04/04 04:23:41
蟲の狂気、堪能させていただきました。

彼女らの狂気滲む会話に時を忘れて引き込まれていました。
一つの文を読むたびに、一つのセリフを読むたびに静かに蝕んでいくように感じます
個人的にこの文体が大好きです。
問いかけるような、詠うような、なんとも説明しがたいものではありますが。

“唖然とした面もちで、リグルは”からリグルの視点で書かれているようによめたのですが
“リグルを見る。鳩が豆鉄砲でも喰らったかのような”で突然霊夢の視点に変わるのが少し気にかかりました。
些細なところでありますが、何度も読んでたら気になってしまいました;;

個人的な趣味も混じったこの10点、何も言わずに受け取ってください。
14. 8 ■2006/04/05 02:12:18
うぉー…口にしてみるとよくわかる語呂の良さと、読めば読むほど滲み出てくるカッコよさ。御馳走様でした。
15. 6 藤村琉 ■2006/04/07 01:32:07
 これはリグルに無理があるか。
 霊夢を突き放しておいて、最後に救いを出してくれるのは個人的に嬉しかったりも。
 しかし、その二人にしても性格とかキャラを深掘りしすぎで何だかよくわからんキャラになっちゃってます。綺麗な雰囲気は出ているんですけども、個性を出そうとして掘り込みすぎた感あり。
 霊夢を助けた理由も、ただ人間好きというだけではちょっと甘い。そもそも人間が好きなのか、というところの詰めも甘い。
 あとお酒あんまり関係ないです。
16. 8 ■2006/04/08 23:28:54
女の子してるリグル、先に書かれてしまった…だが良し!(親指立てて)
17. 6 MIM.E ■2006/04/11 22:16:21
冒頭で何で天使が、と思っていたら…吹いたw
実は凄いリグルっていうのは好きですが、これは思いつきませんでした。
霊夢とリグルの違い。動作不良。チョウ達に包まれて。リグルに神秘的なものを感じました。
一つ残念に思ったのは、リグルの家と生活が妙に現代風すぎた事。異質で自然な存在である虫
そこから喚起される神秘的なイメージには合わない気がしました。
もっとも、彼女も幻想郷の妖怪ですから、逆にこのくらいが普通でも驚きはしませんけれども。
18. 7 木村圭 ■2006/04/12 02:10:57
タイトルの意味が全く分からない私は腹を切って死ぬべきである。
それはさておき、地獄行きの蟲さんが実に素敵でした。まさかあんな出だしからこんなSSを読むことになるなんて。
子供組の中では唯一性を持っていたり、生命体を操るという他に類を見ない能力を持っていたり、結構創造しがいのあるリグル。色々妄想したことはあるけれど、こんな風に味付けされるとため息しか出ないです。
19. 7 NONOKOSU ■2006/04/12 03:26:59
昆虫の数は、全動物の約70%を占めている、なんて話を聞いたことがあります(人間を含めて)。
その頂点に立つ彼女は、やっぱり不自然にならざるを得ないんでしょうね。
20. 8 Hodumi ■2006/04/12 15:45:37
これは、また、凄い。
21. 6 とら ■2006/04/12 16:10:22
すいません。話半分程度しか理解できませんでした。
というわけでインスピレーションのみで採点。
22. 8 K.M ■2006/04/12 21:07:27
リグル・・・お前さんも色々あるんだなァ(呆然
23. 7 椒良徳 ■2006/04/12 23:25:03
御免なさい。時間がないようなので、コメントはまた後日書かせていただきます。
24. 3 折柳 月暈 ■2006/04/12 23:36:42
リグル像が跡形もなく打ち砕かれた後、別物として再構成されました。……これはこれで良いかも。
なんだかとても新鮮でした。
25. 8 名無し ■2006/04/12 23:41:35
存在意義についてリグルが語るのが新鮮でした。
でも霊夢は一人くらい足りなくてもかしm(ry
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