お嬢様を酒漬けにしてみたいの歌。

作品集: 最新 投稿日時: 2006/03/25 08:56:21 更新日時: 2006/04/17 23:23:36 評価: 0/0 POINT: 0 Rate: 5.00

お嬢様お嬢様 貴女を酒漬けにして見たい
紅いワインは極上で 夢見て思う 天にも誓う
グラスで暮らす蒸らしたヴィーナス イカス テテレス 悩みます
紅に染まる液体は 堕ちた私の恋心 紅く華やぐ弾ける手前
酸味はないの 只管に甘く 遍く 暖かく 鮮やかく 艶やぐ貴女の 涙 零れ堕つ
アルコール 解けたドールと混ざり得て もはや純水、純粋すぎて 貴女の涙 混ざり得ぬ
コロコロと キラキラと グラスの底を転がります 
貴女が壁面叩くたび 溜まった涙が揺れ動く
貴女が足を上げるたび 溜まった涙が 紅に舞う
やがて貴女も 息を求めて 生きを求めて 行き抜く決意で 空を目指して飛ぶでしょう
ですからこれは不可能な事 私の夢の幻の中

けれど大きなグラスなら こうして見つけてきたのです
注ぎいれ瑠煮 樽 数多在り 汚名を雪ぐ 意思既に無く 泣く泣く貴女を入れるのです 私が心が啼くのです
休む貴女の 肌色白く 絹着ぬ所以は 妬まれるから 召し物敗れて 逃げ行かぬ様
休む貴女の 御髪夜色 窓開けて星を容れ遣れば 惑うて 髪に住み着く様に
ほおにそっと手を当てて 呆けてゾッと致します 今貴女が目を覚まし 私の瞳をご覧になれば 
熔け行く様を見抜かれるから 私の瞳の中では既に 紅に浮かび熔けている
私の瞳はワイン銀色 思考の嗜好は 熔かし逝くのみ 
あなたをワインに浸して紅 そのまま熔けるを待ち望むのみ
そっとお手手を掴みます 私の頬に添え撫でます これが最後に触るもの 外界に手は 私が最期
あとは あとは 注ぎ終わった このグラスにて 永遠に漬けられてしまうのです
グラスは 何処におきましょう 月の光浴びて 天背負い立つ 星従える 夜の魅える場所
グラスは 何処におきましょう 暗い地下部屋 壁は土気て 貴女の紅唯一つのみ 絶対の色と咲き満ちる場所
或いはこのまま貴女の寝室 風そよぐカーテン はだけたシーツ その間に置いて 情緒を楽しむのも一色
或いは私のベットの上で 底定まらぬ不安に揺れて やはらかく包む 私の抱擁 貴女は見つめるしか無いのです
どれも どこでも えならぬ 映えぬ 至高たる女神 否 悪魔たり 私が心

私はここで気が付きました 全て試せばよいのです お嬢様とも云うこの神秘 一所にて 留夢る能わず
ならば ならば 今日は そう 記念すべき哉 この最初の日 理を殺す悪魔であれば きっとこれにて最後の日
その最初になる 妙なる御場所 魅所となれ 綺羅綺羅月に 
光届かない 高く深くある 桜見まごう 智慧星が化身
魔女 その頭上にこそ 機微が在り 魔女 その頭上こそ 最期の神秘
グラスにワインを入れました ちょうどお嬢様が入るくらい 
そっとシーツをめくります 仄かに暖く肌に手を入れ 抱き寄す香り 心から逸る
んーと唸る その音を聴居て 時解き来る 今が至高時
そっと足から グラスに浸した 頭まで漬かり 貴女は目覚めた
目を見開いて 紅世界を理解して 私の顔を見つめなさる 目を切れ長に細めしとき
貴女は 飛ばずに グラスを叩く まさにその瞬間 私は時を止めました
そのままグラスを持ち運び行き 本重なる鳴る 魔女の元 その未知なる 頭上にグラスを置いた

パチュリーの上にグラスの上にワインに漬かりしお嬢様かな

いつまでも いつまでも 果てるまで この世が終わる その日まで見つづけたい 漬けていたい




私はそのまま時を止め続けました


 
咲夜 なんか お酒臭いんだけど 変な夢見て 酔ったのかしら




なんて 云うと 思った?
らららくらら
作品情報
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投稿日時:
2006/03/25 08:56:21
更新日時:
2006/04/17 23:23:36
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5.00
1. -1 無記名 ■2006/03/25 04:16:33
言葉の見かけに力を入れられたようですが、中身はというと…。
人に見せるようなものではあまりないかなと感じました。
2. 4 月影蓮哉 ■2006/03/26 10:34:02
これは芸術ですね……。何と感想を言ったら良いかわからないくらいの。
3. 8 ■2006/03/26 22:07:05
むむむ…何とコメントしたものか悩みます。考えるより感じろってことで、この点数を。
4. 7 ラナ ■2006/03/27 05:07:39
仏蘭西の香がした。
問題は私に其れを正しく嗅ぎ分ける才学が無いことであった。
格調高い建築は蒙昧な目をも感嘆させるが、格調高い文はそうではないのである。
そんな感じで。あと江戸川乱歩。
味わうには私の知が足りませんでしたけど、酔うことはできました。
5. 4 爪影 ■2006/03/29 23:38:32
直球、ですな。
6. -1 名前はありません。 ■2006/04/01 20:42:20
こういうのもアリなのかもだけど、個人的にはどうも…
7. 2 つくし ■2006/04/02 17:00:34
あとがきの最後にゾクっと感じたり。散文詩的文章にするならば言葉をもっと流れるように、韻文的にするならば流れなど無視してもっとリズムよくすればよかったと思います。要するに、もっとドロドロとした耽美が欲しかったです。
8. 9 toki ■2006/04/03 03:06:52
詩ですね。歌でもいいと思います。この歌と曲とふさわしい映像が一緒になったら凄く奇麗だろうなあ。
9. 4 藤村琉 ■2006/04/07 02:16:01
 うーん。
 整合性があるように見えて、やっばりないにも関わらず何となく意味は通ってしまう。
 笑えばいいのか悩んでいいのか。
10. 3 偽書 ■2006/04/07 22:00:53
独特、ですねえ。シュールなんだけれどどことなく惹かれる感じ。
11. 3 水酉 ■2006/04/08 07:59:43
おさけ遊びもほどほどに。
言葉遊びもほどほどに。

なんて えらそうに 云ってみた
ゴメンナサイゴメンナサイ。
12. 4 おやつ ■2006/04/08 22:01:12
独白調のお話もこれだけ雰囲気があると好きです。
というか、ほんとに漬けたのかメイド長w
13. 3 反魂 ■2006/04/10 01:01:06
素晴らしく機知に富んだ小洒落た言葉遊びなのですが、
底に流れるそこはかとない狂気が、ワインの渋みの如く作品に良い味を付けている。

面白い、面白いけど、これはなかなか点数にし難い。10点とも0点とも言えない。
3点の採点ですが、数字ではなくそのメッセージ「これは良い『作品』ですね」を贈ります。
良い作品です。
14. 5 NONOKOSU ■2006/04/11 22:30:22
これはいい酔い具合のメイド長ですね。
いや……むしろ素?
15. 7 とら ■2006/04/12 03:27:16
咲夜さんのすごい乱心。
16. 4 床間たろひ ■2006/04/12 04:09:42
椎名林檎を思い出してしまったりw
17. 3 K.M ■2006/04/12 20:02:09
やや・・・というかかなり狂気。
後書きの言葉がなんとも秀逸。
18. 5 papa ■2006/04/12 21:40:33
笑った。
ってか、酒漬けの意味が違うし!
19. 4 かけなん ■2006/04/12 22:50:34
なんというかコメントし辛い……僕が馬鹿なだけっぽい気も
20. 5 椒良徳 ■2006/04/12 23:52:04
御免なさい。時間がないようなので、コメントはまた後日書かせていただきます。
21. フリーレス らららくらら ■2006/04/15 15:42:08
全てのコメント本当にありがとうございます。
上から順番に。

時間の無い中読んで得点をもらえた、それだけでありがたい

コメントし辛いのは私がバカだからだと思うのです

あとがきはちょいと遊びました。一度は誰しも思うよね?

椎名林檎さんは好きです。

なんて的確なコメントなのでしょう。

彼女はお嬢様に酔っているのです。私も。

面白い。その一言が私の満点

浸けました漬けました。

ほどほどが何よりですね。こちらこそゴメンナサイ

もっともっと独特になりたいと思うのです

悩むほどの作品で無いとは思います。整合性は置いてきた。

歌にしてはちょいと粗いですが、情景を映像で捉えていただけたら
本当に描いてよかったと思いました。

耽美。難しい。奇をてらう事のみに執着せずそういう技術も磨きたいです。

はい。人を選ぶ事は覚悟していました。それでもコメントをありがとう。

曲がってる暇がなかったのです

仏蘭西といわれて小躍りしました。ボードレールが好きです。
もっとも意識したなどと言うのもおこがましいですが。
それにフランス語読めないので日本語訳なのです。

悩ませてすみません。そうしていただけて本望ですありがとう。

芸術というなら全ての作品がそうです。私も上手く感想を言えないので
こんな文章を書くんです

不快に思われた、という事でしょうか。
最初は私もそう思いました。誰からも相手にされなくなればやめようと思います。
あるいは技術の不足だとしたら、努力しますとしか言えません。
それまでは、ご容赦ください。

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