不明

作品集: 最新 投稿日時: 2006/03/25 08:58:34 更新日時: 2006/03/27 23:58:34 評価: 0/0 POINT: 0 Rate: 5.00




※この作品には、大変に過激な描写が含まれております。お食事前の方は胃のために読むのをお控えすることをお薦めします。それでもなお特攻した方に対して、当方はいっさい責任を持てません。覚悟のある方のみお読み下さい。また、作品のタイトルは作品の最後につけてあります。その方が作品全体の味が増すと思ってのことですので、どうかご了承下さい。







































さて、今日は文々新聞の取材日だ。まあ、いつでもだけど。幻想郷には、何かに拘りのある人妖が多い。私はふと思い立ち、彼らの身近な拘りについて取材をしてみることにした。この題材ならば、読者からも親しまれやすいだろう。
題して「突撃!あなたのお酒」だ。


其の壱――博霊 霊夢の場合
「私?そうね、やっぱり濁り酒かしら。昔は、巫女がお米を噛み砕いて壷に入れて濁り酒を造っていたって言うわね、そう言えば。私はしてないけど。普通のお酒もいいんだけど、濁り酒の方がお米の香りががつんと来るでしょ?そこに、あの妖艶な酒香がかった甘み。肴は、あってもいいんだけど、あえて肴なしで、寒いところで熱いのをきゅっと行くのが一番たまらないわね。熱さごと身体の芯までじんとお酒の刺激が伝わって、一瞬遅れてお酒の旨みと甘み、苦味が交じり合って、あったかさでゆるんだ身体にどかんと来るの。さらに焚き火の傍なんかだったら、もう何も言葉は出せないわ」

さすがに無重力の博霊の巫女らしく、お酒の味を妨げなく純粋に楽しんでいるようです。あと、ちょっと甘党なのかも知れません。そう言えば、取材した時も落ち葉で焼き芋をしてぱくついている所でした。頼んだのに分けてくれませんでした、恨みます。








其の弐――霧雨 魔理沙の場合
「私の酒?ふっふー、よく聞いてくれたぜ。最近、カクテルに凝っててな。調合が魔法実験に通じるとこがあって面白いんだよ、これが。基本的には果実を使った奴がいいな。一番気に入ってるのは、苺ジュースをベースにした奴だ。香りが柔らかいし、色もきれいでいい。夜になって暗い部屋で、蝋燭の火に赤く透き通るグラス…ちょいと神秘的な見ものだぜ。つまみはクラッカーかビスケットだな。ちょっとジュースを飲んでるのに感覚は近いけど、酒じゃないとあの全身に染み渡る感じは出ない」

ちょっと好みに乙女ちっくなところがあるみたいです。普段の行いさえなければ、実はそこそこ女の子してるのかも知れません。ま、普段があれじゃ意味ないですけど。ちなみにこの取材の後、裏カクテルとやらの「みんなでた〜る」とやら言うコースを試すよう薦められました。何故かものすごい悪寒がしたので、全力で逃げ出しました。








其の三――アリス・マーガトロイドの場合
「私の好きなお酒?そうね、やっぱりブランディかな。ご飯の後に、暖炉のそばでちびちびやるの。一番いいのは、シチューの後ね。にんじんを溶けるまでよーく煮込んで、たまねぎとトマトもたっぷり入れて、キャベツやキノコやお肉なんかも入れて。もう、見るからに真っ赤であったかそうなシチューができるの。そしたら、ちょっとお行儀悪いけど、火傷しそうなくらい熱々のを冷めないうちに急いで食べるのよ。それで身体がぽかぽかに暖まったところにお酒をやると、寒い中だって言うのに額に汗が浮いてきてね。それがとっても気持ちいいのよ」

さすがに都会派だけあって、取材中のおもてなしも丁寧で、食事の作法も優雅でした。食卓で「シャンハーイ」「ホラーイ」とか言いながらかいがいしく世話を焼いてくれる人形たちがすごく可愛かったです。あやうく攫いそうになっちゃいました。とりあえず、今度人形造りの依頼をしてみようかなと思います。








其の四――ミスティア・ローレライの場合
「私のお酒?それはやっぱり、お客さんが楽しそうに飲んでくれるお酒よ。こう、八つ目鰻をじっくり、じりじり焼いてね。煙が漂っていい感じに匂いがお客をひきつけた所で、焼酎なんかをさっと出すの。まだじゅうじゅう音を立ててる串をかぶりついて、きつい香りの焼酎をぐいっとやって、お客さんが満足そうにぷはっと息をついてくれるとね、すごく嬉しくてたまらないのよ。自分の技で人に喜んでもらえると、自分のお酒もよけいに美味しいのよ」

本当に楽しんで屋台をやってるみたいです。確かにこの八つ目鰻おいしいですねえ。歌は歌詞が特にちょっとアレだった気もしますけど、まあそのくらいはご愛嬌でしょう。そして、はしゃぎながら語ってくれる相手を取材するのは気持ちのいいものです。彼女、頭は悪いですけどその分嘘がな

「うんうん、わかるわよその気持ち」
「あ、わかってくれ…ひッ!」
「私、とっても喜んであげる!だから、今日こそ食べさせてねぇ!」
「ひー!」

…追記追記。
其の五 西行寺 幽々子の場合…っと。
ま、特に取材するまでもありませんね。彼女の酒と食に対する姿勢は、「全身全霊」の一言だけでまったく十分でしょう。取材対象が逃げていなくなってしまったので、今日の取材はこの辺にしておきましょう。また明日、じっくりと他の人についても追求するとして…それでは、おやすみなさい。






〜日々是好酒・其の一日目〜

ほら、食事前の方は後悔したでしょう?だからと言って、こんな時間に飲み食いは胃のためによくありませんよ(笑)
幻想郷の住人って非常に食卓へのはっきりした拘りがありそうだと思いついて、これを書いてみました。少しはお腹が空くようなものに仕上がったでしょうか?





追記:えー、急に思いついて、酒そのもので書き出してみましたが、時間切れでいかにも尻切れトンボになってしまいました…ご要望があれば、いつかフルバージョンを仕上げてみたいと思います。
作品情報
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最新
投稿日時:
2006/03/25 08:58:34
更新日時:
2006/03/27 23:58:34
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Rate:
5.00
1. 1 2:23am ■2006/03/25 00:24:56
うーん、もうちょっと尺が欲しかったですな。
2. 5 ありがとう ■2006/03/25 01:09:36
ほかのキャラもみたいです。紅の姉妹とか。
3. 2 無記名 ■2006/03/25 02:32:44
タイトルにひかれて読んでみたんですが、正直微妙というか、どう楽しんでいいのやら。
4. 5 ラナ ■2006/03/26 06:11:26
やめてコンビーフ色の囁きハルマゲドンファイナルやめて

ハードな吐瀉描写などがあるかと思わせておいて……な前書きは面白かったですが、ややオーバーすぎて拍子抜けな感があります。Short ver.だからかどうかは分かりませんが。タイトルも、『味が増す』とまで言うならば、美味しい物に関することというのを隠すこと以外にも何か一捻りあればよかったかな、と。
内容は、各キャラの雰囲気がとてもよく出ていると思いました。カクテル飲みたい。
5. 5 月影蓮哉 ■2006/03/26 10:45:25
って、別に過激じゃねーっ!(笑
「みんなでた〜る」ってなんでしょうね。気になる。
6. 3 爪影 ■2006/03/30 00:08:45
みすちーの屋台でちびちび飲みたい、今日この頃。
7. 2 名前はありません。 ■2006/04/01 22:56:31
文々。新聞の。が抜けています
8. 4 つくし ■2006/04/02 17:17:34
むー、確かに少し食べ足りない気がします。ボリュームが欲しかったです。ともあれ、これはこれでごちそうさまでした。
9. 2 藤村琉 ■2006/04/07 02:18:07
 短いです。
 それだけならまだしも、物語にすらなっていません。取材の記事オンリーですし。
 記事をネタにするなら、もっと数を増やしてその中に伏線を織り交ぜて物語を作って、という段階を踏んでいくともっと面白みが増しますし、容量が少なくても物語は書けます。
 時間が足りなかったのかもしれませんが、もっと練り込んで。
10. 6 おやつ ■2006/04/08 22:37:44
アリスの飲み方に非常に惹かれるものがありました。
こう……美味しそうだなぁと。
11. 3 水酉 ■2006/04/09 13:45:30
ちょうどご飯前でよだれが。
幻想郷の他の住人のも是非読みたいです。
12. 1 反魂 ■2006/04/10 00:49:50
え〜、しょーじきに申し上げます。前書きでゲ○ネタと覚悟しました。
大変失礼致しましたw
13. 4 MIM.E ■2006/04/11 21:32:28
確かに。お酒欲しくなりました。特にアリスが良いなぁ
14. フリーレス NONOKOSU ■2006/04/11 22:24:31
むむ、続き希望。
割と素で。
15. 7 とら ■2006/04/12 03:19:53
涎が止まらない……
真夜中に見るもんじゃないですね。
16. 2 papa ■2006/04/12 21:42:37
さすがにちょっと中途半端ですね。
続きに期待します。
17. 3 かけなん ■2006/04/12 23:08:53
盛り上がりとかがなくてなんだかなぁ、という感じ。


だが、これだけは言わせてもらう。

>実はそこそこ女の子してるのかも知れません。
そこそこじゃねえ! 立派に女の子してンだよ!
18. 5 K.M ■2006/04/12 23:28:50
それぞれの酒への思いに特徴あるのは興味深いです

ミスティア、無事かなァ
19. 5 椒良徳 ■2006/04/12 23:57:02
御免なさい。時間がないようなので、コメントはまた後日書かせていただきます。
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