境界庭園

作品集: 最新 投稿日時: 2006/10/25 12:24:54 更新日時: 2006/10/28 03:24:54 評価: 0/0 POINT: 0 Rate: 5.00


 秋も半ば、大学の敷地は赤と黄色に染まっていた。
 この校舎が建てられたときから生えている木々には、合成的な整然さはない。遺伝子を
合成し高速で成長を促され、フラクタルをそのまま踏襲している合成樹とは違い、あちこ
ちが欠け、太くなったり節くれだったりしていて、自然の力強さを良く示している。
 マエリベリー・ハーンは愛用のカバンを軽く振り回しつつ、その並木の真ん中へ丁寧に
敷かれた石畳の上を歩いていた。今日は授業も研究日程もないらしく、授業十分前のにわ
かな慌しさとも無縁に目的地へと向かっている。
 広い敷地内で、周囲の立派な建築物に比べるとやや小さな建物がある。どうやら目標は
そこのようだ。
 この建物だけ小さいのは、ここが生徒が授業を受ける教室棟とは違い、教授や助手また
は院生が詰めて研究などを行うための施設で、大きさはそこまで必要ではないからだ。
 正式な名称はC棟だが、生徒達の間では研究棟と呼ばれているのが普通である。ちなみ
に教室棟がAで、体育館がBだ。Dは食堂兼カフェテラス。Eは図書館になっている。
 その研究棟の一室、超統一物理学の研究室を覗く。
 そこで、宇佐見蓮子は研究用のPCを使ってゲームに興じていた。
 パッケージがモニタの横に転がっている所を見ると、持ち込んできたものらしい。

「あらメリー。暇なの?」

 彼女はメリーの姿に気づいたようで、大きく背を逸らし、背もたれを曲げながらそんな
ことを言ってきた。メリー、とは愛称のようなもので、親しい人間は大抵そう呼んでいる。
ただ、彼女の場合は本名を忘れているかも知れないのだが。

「勝手に備品のパソコン使っていいの?」
「まーね。なんか今日はこないみたいだし、他の人も帰っちゃったし。あ、たった今二名
増えたけどね。メリーとか」
「“とか”いうな。一応友達じゃない。……休講じゃあスパコンも持ち腐れね」
「まあ、どうせ計算しきれないと思うけどさ」

 きしきしとチェアの背を鳴らしつつ、蓮子はマウスを弄っている。
 どうやらシムタイプのゲームらしい。蓮子の場合はだいぶ発展しているようで、ビルや
道路が目立っている。少々古いタイプだが、ハマると永く遊べる。蓮子が持ち込んでいる
のは復刻版のようで、メリーが手にとったケースには最新の西暦が入っていた。

「そういえば、貴方の教授ってよく休んでるわよね。なんで?」
「事故るのよ。スピード狂だから」

 マジか。

「……よくクビにならないわね」
「人身事故だけは起こしたことはないって自慢してたからねー」

 まるでバレなければイカサマではない、とでもいいたげな話である。
 天才には変人が多いというのもあながちウソではなさそうだ。
 かのアインシュタインは灰皿に飯を盛っていたという。
 ならば交通事故で講義や研究を遅らせる超統一物理学の泰斗がいても不思議ではない。
 ……なんとなく認め辛いのは気のせいだろうか。

「それはそうとして、面白い?」
「まあね。発展させるのもいいけど、飽きてきたらセーブしてハルマゲドン起こすのもい
いし。逃げ惑う民衆を見ながらフハハ見ろ人がゴミのようだとか」
「それは趣味が悪いと思うんだけど」
「えー、メリーなら分かってくれると思ったのに」
「私が戦争映画とか未だに見られないの知ってるでしょ?」
「ん、それもそっか。もー本当に繊細なんだから」

 憮然とした表情のメリーに苦笑しつつ、蓮子はかちかちとマウスを弄った。暴れまわる
怪獣となぜか戦っている巨大な人間の絵が消え、元通りの世界へと戻る。セーブデータを
ロードしたらしい。シミュレーターらしい機能だ、と思った。
 再び町の発展に力を注ぎ始めた蓮子はときどきメリーにからかわれつつも、見事に前時
代的な巨大都市を完成させていた。あとはここから文化的な発達を見守るだけらしい。こ
のまま時間をかければ、今の京都みたいになるのだろうか――

「……ねえ、蓮子」

 その様子を静かに眺めていたメリーが、ふと口を開いた。

「現代の箱庭ってあるのかしら」

 蓮子がマウスを弄る手を止めた。
 画面の中では、目まぐるしく建物が興亡を繰り返しては少しずつ洗練されていっている。
 まるで世界の縮図を加速して見ているかのようだ。

「それは、比喩的な意味でかしら」
「比喩的な意味で」

 哲学的な言葉だった。
 蓮子はかすかに考え込むような素振りを見せる。文理で言えば理系な彼女だが、哲学的
な知識や造詣は並みの学生よりはるかに深い。それは、進化していく物理学はやがて観測
できる領域を越えて哲学になる、という彼女の持論の一つによる。
 ついでにいえば、メリーのことを誰よりも良く知っているのも、彼女。
 となれば、おそらく結界がらみの質問、ということにも繋げられるだろう。
 だから、蓮子は真面目に解答した。

「そうね。結論で言えばある」
「実際にはないのに?」

 実際に、とは現実的な箱庭の定義に合致する状況だろう。現実的には全能者が箱庭の中
を自在にいじることなどありえない。権力者であっても、そこには必ず監視がつき、好き
勝手振舞おうとしたら罰を与える機構がある。ゆえに、ゲームみたいな箱庭は生まれ得な
い、という意味合いで合っているはずだった。
 だが、蓮子はメリーのその問いに首を振った。

「そうね。箱庭を厳密に定義する、っていうのは変な感じもするけど。要するに一つの世
界と観測者があって、観測者がその世界に干渉できる状態、が箱庭ってことにしとくわ。
これはゲームでも現実でも一緒よ。ただルールが違うだけでね。ただ、そのルールが極限
まで不確定で、なおかつ多岐に渡る、というのが現実ね。逆に考えて、バーチャルの集合
が現実とも、たぶん言える」
「多世界解釈ね。パラレルワールド理論。正直漫画みたいだけど、この間のニュースでや
ってなかったっけ? 隣の世界の観測に、ここの大学の教授が成功したとか何とか。その
再現性とかについてものすごい議論が起きてるけど」
「ああ、岡崎教授か。統一理論に縛られない力の研究だっけ? 面白そうだったんだけど
……人遣いが荒いとか聞いてたから敬遠しちゃったのよね。今思えばもったいなかったか
も……あ、でも研究で忙しかったらメリーと一緒になれないわよね。パラレルワールドの
中でしか。だったら今みたいにちょっと暇なくらいがちょうどいいのかな。私としては、
メリーがいないとダメなのよ」

 そういって、ふっと笑みを浮かべる。
 蓮子は意識せず人の心を奇襲することが多い。
 まるで天気の話でもするようにさらっと、自身の胸のうちを正直に出したり、他人への
思いを出したりする。TPOは考えるが、それでもそこにウソや偽りを交えることはない。
普段が普段のため、それが信用できると知っている人間は数少ないが。
 ちなみにメリーはその信用できると知っている一人である。
 だから、少し返答に困っていた。
 内側にある想いをそのまま言葉にするのが恥ずかしいのかも知れない。

「……ええっと、それって」
「肉体労働役がいないからねー」

 前言、というか前想を撤回。
 メリーは普段からは信じられないほどの早業で蓮子の首を締め上げていた。
 ある意味微妙な乙女心の代償を支払っているので、同情はしなかった。
 十秒ほど無言の格闘―――といっても外野からは女の子同士のよくあるじゃれ合いにし
か見えないが、ともあれメリーは気が済んだのか、げほげほと大げさに咳き込む蓮子を解
放して、何事もなかったように話を続け始めた。
 後で蓮子に聞いたところ、わざと頚動脈から外していたので洒落にならなかったらしい。
 一瞬で気絶しない分、かえって地獄の苦しみが味わえるそうだ。
 女って怖い。

「……まあ、サークル活動についてはあった方がいいけど。それはそうとして、車椅子の
中の宇宙じゃ、箱庭にするのは難しいんじゃない? 観測するにはエネルギーがかかりす
ぎるし、弄るのも不可能だし。それこそ神か悪魔の世界よ」
「げほげほ……それは私たちの脳が観測しながら弄ってくれるから大丈夫よ。メリー、観
測なんてしなくてもね、平行世界は私たちの頭の中に詰まっている。想像力って形でね」
「まさにシミュレーターみたいね。ずいぶんロマンチックだけど。……ただ、逆に考える
と、脳が現実をシミュレートしてるようにも思えるけど。だったらちょっと怖いかしら。
今見聞きしてることが全部バーチャルなんていうのは」
「あはは、それは考えすぎだよ。やっぱりメリーは繊細ね。だいたい東北人くらい。まあ
そもそも生き物はみんなそうだから安心していいんじゃない? ただ、知性がずいぶんと
進化した割には、思考を脳に頼りすぎてるとは思うんだけどね。依存しすぎてるものが多
いし。人間の脳、石器時代から構造が変わってない、って知ってた?」

 そんなことを天気の話でもするようにつらつらと語りながら、ふと蓮子は思い出したよ
うに、笑って一つの問いをかけた。

「ねえ、メリーは脳以外で考えてる生き物に心当たりはない?」

 気楽そうに投げられた言葉だったが、脳以外で考えるとなると単細胞生物しか思いつか
ない。高等生物で脳を使わずに済んでいる生物などいるのだろうか。
 当然、メリーも最初は否定すると思った。が――

「あったらノーベル賞ものね。……ただ、私のところの教授が提唱してる、というか観測
しようとしてるんだけど。精神を核にした生命の存在が発生する可能性……というか現代
にすでに発生している可能性、かしら。ちょっと妖怪とかその辺の伝統的な思想にかぶれ
過ぎてるとは思うけど」

 内容は否定的ながらも、実際はそうではなさそうな口調だった。
 ――妖怪。さまざまに形を変えながら、現代まで続く不思議。
 見る人によって千差万別に姿を変え、また変えられ、まるで流転する精神のような存在。
彼らは肉体に縛られないゆえ、自由に世界を泳ぎ回ることができるのだろう。
 形を変えながらも、消えることなく人々の中で伝わりつづける伝説、伝承、物語として。
 そしてそれは科学全盛の現代でも、まったく変わらない。
 ……もし、今ここで妖怪が姿を現すとしたら、いったいどんな姿で現れるのだろう?
 案外、どこにでもいそうな少女の形を取っているのかも知れない。

「でも筋は通ってるし、貴方は現に見てるじゃない、メリー?」

 蓮子はもちろん、メリーの考えていることくらい見通している。
 大して悩むこともなく、ほぼ即決で彼女の語る論を肯定していた。
 見ているというのはおそらく、夢の世界で何かを拾ってきたときの話を言っているのだ
ろう。メリーのあれは単なる夢ではない、紛れもない観測と操作。
 つまりそれは現実でありバーチャルだ――

「あー、うん。それもそうね。ということは、私たちがよく見つけたり破ったりしてる境
目も、平行世界の入り口なのかしら。そしてそこには脳の要らない生物が住んでいると。
だったら脳が要らなくなりそうね。適応して」
「それは素敵ね。それこそ物理でも精神でもない境界。現実に生まれるファンタジアよ。
……まあ、そういうこと。箱庭の定義については最初に言ったけど。極論しちゃえばその
境界を引いて箱庭を作るのも作らないのも私たち次第。つまり、最初から私たちは“箱庭
の中にいて、その観測者でもある”。まあ、哲学の世界ではそんなの瑣末事になっちゃう
わね。哲学自体、これ以上なくメタな領域だから当然だけど」

 あー疲れた、と蓮子は大きく伸びをすると、随分と古風な風景にまで進化した都市を映
しているPCの電源を落とした。時刻は昼を少し過ぎたところだろうか。単位に追われて
いない暇な学生は帰宅を始めている頃だろう。もしくは何処かへ遊びに行くか―――
 蓮子は一つ深呼吸をして、

「あーもーメリー、物理学者に哲学的な話題を投げるのは良くないわよ?」
「そういう蓮子も、心理学者に物理の話をするのは良くないと思うわよ?」

 メリーがそう返したところ、蓮子はにっと笑って、

「じゃ、その間を取って。……サークル活動、する?」

 ――罠にはまった。メリーが片手で顔を覆った。
 まあ、否定しないあたり、嫌ではないらしいが。

「やっぱり……。今日はどこ行くのよ」
「ちょっとゲームセンター寄ってから一条橋まで。写真に面白そうなほころびが写ってた
じゃない? そろそろ季節もいいし行こうかなって思ってたのよ」
「季節って?」
「夏と冬の境目」
「それをいったら夏も春と秋の境目だけど」
「まあいいじゃない。せっかくだから可能性の箱庭を見に行きましょ」
「……要するに一年中サークル日和かぁ。体力持つかしら」

 ばたばたと騒がしい足音を立てて退室する蓮子を、苦笑を浮かべながら追いかけようと
して――
 ふとメリーは立ち止まった。












 ややあって、彼女は“私”の方を振り向くと。

「まあ、大した話じゃなかったんだけど。今のが貴方の質問への答え。
 ……面白かった?」

 そんなふうに、大人びた彼女にしては珍しく、どこか悪戯っぽい表情で笑った。





「少なくとも、私は」


 自分で書いてて面白くなかったら人には見せられませんよね。
 たぶん初めましてかお久しぶりな作者です。
 今回は箱というお題。箱庭というのはすぐに出ましたけど、それをどう料理するかが悩
みどころでした。実際、何をどうしてもありきたりになりやすい。逆に奇をてらいやすい
けど、その分それもありきたりになりやすい。
 一番いいのは悩まずに書くことでしょうが、助走が長すぎるのが私の欠点。ぶっちゃけ
草稿は一日で上がりましたが、最初の話の構想は一月近く。案ずるより生むが易しを座右
の銘にしておこうかと思います。割と切実に。
 ということで、今回は直球勝負。秘封倶楽部に直球勝負で語らせてみたら玄人好みの扱
い辛い(感想つけづらい)話になってしまいました。私もどう感想を言えばいいか分かり
ません。ある意味妄想全開かも知れません。

 そういえば、実は秘封倶楽部書くのは初めてです。
 けっこう好きなのに今までどうして書かなかったんだろう。
 これを機に少しずつ話をカタチにしていければと思います。
裸子植物世界爺
作品情報
作品集:
最新
投稿日時:
2006/10/25 12:24:54
更新日時:
2006/10/28 03:24:54
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1. 8 読むだけの人 ■2006/10/28 05:57:49
ふ〜むふむふむ
2. 5 床間たろひ ■2006/10/28 11:54:30
ふむん、中々面白かったですよんw
この世界が幻想であるっていうのは殆どの人が一度は考えるらしいですが、まぁそれがどうしたってしか言えませんよね。
幻想だろうと何だろうと腹が減れば飯を食うし、好きな人が出来れば心ズキューンですよ。他人に迷惑掛けない程度に人生楽しむが吉ですw
3. 3 箱根細工 ■2006/10/28 15:13:56
そんなに。
4. 4 反魂 ■2006/10/29 00:14:26
いやはや、本当にコメントしづらい(笑
個人的に色々感想はありますが、浅知恵を曝すのも憚られるので胸に仕舞っておきます。哲学って怖ひ。
5. 7 爪影 ■2006/10/29 12:18:10
 妖怪だけだ。脳以外の好い加減で魔法的な思考中枢に頼っているのは。
6. 2 らくがん屋 ■2006/10/30 17:33:48
秘封であっても東方ではないよなあ、と。少なくとも、私は。
7. 3 Fimeria ■2006/10/31 01:06:32
確かに、感想を付け辛いですね;;
私の読解力が弱いせいかもしれませんが、秘封に貴方の考えをただ語らせているだけ、そんなように感じてしまいました。
私には合わなかった、というわけで少し厳しい点数を付けることにします。ごめんなさい。
8. フリーレス サカタ ■2006/10/31 03:37:27
面白いんだろうなとは思いましたが、はっきり言って中身の難しさについていけないと面白くないです。そして物語がないので読み物としては正直どうかとも思いました。
9. 8 nn ■2006/11/01 22:19:12
タームの配置が非常に心地よい作品でした。特に「物理学者に哲学的な話〜」の件は、作者の設定がすー、っと理解されて思わずニヤリとしてしまいました。細部が全体を語るということは素晴らしいことだと思います。
10. 7 2:23am ■2006/11/02 23:01:57
境界庭園ですか。確かに世界中には多種様々な境界が張り巡らされている。見えない、けれども確かにそこにある境界が。
なら、それを超えるのは彼女たちじゃありません?
11. 7 椒良徳 ■2006/11/03 10:44:34
このような、諸々の事象について考察をくわえる作品はコメントに困りますな。
いや、嫌いじゃないんですがね。少々哲学チックというか。なんというか。
12. 4 おやつ ■2006/11/04 05:53:11
造詣の深いお嬢様がたでございますなぁ。
読み込みながらしきりに首を傾げて、また読むを繰り返していましたw
面白かったと思います。
13. 7 つくし ■2006/11/04 13:51:10
なんかもう後書きでそこまで自覚していることを書かれたらこれ以上批評の余地がないような。
とかく、冒頭でやけに余所余所しい文体だなあと思っていたのが、最後でそういうことか、と思わされました。メタフィクションは何作品か出るかなあとは思っていましたけど、これは直球かつ上手くまとまった作品だと思います。面白かったです。
14. 5 翔菜 ■2006/11/04 22:11:29
>「まあね。発展させるのもいいけど、飽きてきたらセーブしてハルマゲドン起こすのもいいし。逃げ惑う民衆を見ながらフハハ見ろ人がゴミのようだとか」

テラレンコwwww
何と言うか、実に秘封倶楽部らしい秘封倶楽部でした。
15. 5 as capable as a NAMELESS ■2006/11/07 08:02:02
もう少し、秘封もの特有のリアリティある描写が欲しいかな、って感じです。
16. 8 ■2006/11/10 23:39:03
箱庭は現実に存在し得るか、という命題に関して少し消化不良な感があるかなとは思いました。箱庭であるならば、製作者たる観測者はその初期の条件設定は自由に出来なければならないはずです。
しかし、仮に自分の意識によって認識と非認識の強固な境界線を引いたとしても、その認識は他に存在するものからの直接間接の影響を受けてしまうはずで、そうなると初期の理想空間が設定出来ないのではないかと。
外部からの全てを感覚からシャットアウト出来る機能が観測者に備われば、確かに可能なのかも知れませんが。
…と、長文失礼しました^^;こういう問題になるとついつい食いついてしまう性分でして、お許しください。
作品そのものは面白かったです。メリーと蓮子のどこかズレた会話は、専門分野に没頭する学生らしいかと思いました。
17. 10 雨虎 ■2006/11/11 23:56:59
いつの間にか引き込まれてじっくりと読んでいました。
小難しい話をすらすらとやってのける様は、まさに秘封倶楽部の二人の姿だなと。
面白かったです。
18. 4 たくじ ■2006/11/12 22:36:17
会話の中身についてはよくわかりませんでした。点数もつけづらいのですが、二人の心境とか、要するに何が言いたいのかとか、私には何だかわからなかったもので。
19. 3 藤村うー ■2006/11/13 01:15:54
 量子力学の解釈はいろいろあって興味深いです。
 だんだんとSFじみてきたり、箱庭じみたマトリョーシカ構造になったりしてちょっとわけがわからないところも多々ありますが。
 観測者もまた箱庭の一部である、というのが結論のような気も。
 説明ばかりの話は読み手の解釈に左右されやすいので、どう評価すべきなのかちょっと迷うところもありつつ。またキャラの動きが皆無に等しいので、講釈だけだとあまり面白くはありません。
 興味深くはあるのですが。
20. 5 いむぜん ■2006/11/15 20:24:50
コイツらなら、シム系のゲームからそういう話題に発展するのだろうか?
非日常の世界を知っているから、考えざるを得ないのかもな。
21. 7 ABYSS ■2006/11/16 20:18:24
面白いけど、何か足りないようなもやもや感。
読み終わって、そう感じました。感覚的なもので申し訳ない。
それは締め方でも有ると思うし、何故・その締めが出てきたのか?となってしまうためでもあるとおもいます。

個人的に言えば、かなりの勢いで好きと言えるんですが。
22. 7 blankii ■2006/11/16 20:26:05
全然違う御話ですが、読んでいて『神は沈黙せず』とか思い出したり。あっちは画面の中の箱庭の御話ですけれど。……後書きが耳に痛い。
23. 6 しかばね ■2006/11/17 01:21:20
秘封倶楽部の二人がメインの話を読むと、どことなく
森博嗣氏の短編を思わせる空気感(?)のようなものを感じます。
あとがきで述べられているように、どう感想を言おうかと悩んでしまいますが……。
上手く言葉に出来ないので申し訳ないですが、楽しませて頂きました。
24. 2 人比良 ■2006/11/17 20:23:47

秘封の雰囲気が善く出ていたと思います。
25. 6 K.M ■2006/11/17 21:40:27
秘封倶楽部の箱庭論議…難しい話ですが、楽しませていただきました。
26. 3 目問 ■2006/11/17 21:44:47
 登場人物が自己の見解を述べ合う話は、どうしても静的になりそうですが、この二人はやっぱりどたばたしてるなあ。
 それでももう少し噛み砕いてくれるとありがたかったかもです。
27. 4 時計屋 ■2006/11/17 22:52:39
二人の対話はふむふむなるほどなぁ、とか、それは違うんじゃないか、といったふうに楽しめましたが、それだけで終わってしまうのが残念でした。
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