いくつかの水槽

作品集: 最新 投稿日時: 2006/10/27 15:23:21 更新日時: 2006/10/30 06:23:21 評価: 0/0 POINT: 0 Rate: 5.00



―――夜

永遠亭にゆるやかな風が吹いていた。
その風は竹林を吹き抜け、穏やかに空気を震わした。遠くで虫が奏でる音も聞こえる。
雲は空にぽっかりと浮かんだ円を描く月を避けるように漂っている。
そんな心地よい音と景色の中に溶け込む一人の少女――蓬莱山 輝夜――は満足げに笑みを称えていた。その精悍な顔は月のように美しく、妖艶ですらあった。
輝夜は、私室の外の回廊に月明かりを浴びて正座をしていた。影の多い永遠亭では数少ない光のあたる場所だった。

風が吹く。

揺れる空気に輝夜の長い黒髪が僅かになびく。
「イナバ」
「ここに、姫」
輝夜の声に応じて月の兎――鈴仙・優曇華院・イナバ――は瞬時に現れ、輝夜の隣につく。
「イナバ、水槽を持ってきてくれるかしら」
「は?」
「水槽よ、水槽。此処にも水槽の一つや二つあるでしょう?」
「は、はい、すぐにお持ちします」
不思議そうな顔で立ち去ろうとするイナバ。
「あ、イナバ」
そんなイナバを呼び止める輝夜の声。
「水槽には砂と小石、ああ、あと勿論水を入れて、ね?」
さも、それが最重要であると言わんばかりに念を押す輝夜の言葉の意図が計り知れなかったイナバはキョトンとした顔で頷き、去っていった。
そんなイナバを見て輝夜は何処か不安と焦燥を感じ、深く目を閉じた。
「………」
沈黙は夜の風に攫われた。



「し、ししょ―――――!」
朝の始まりは鶏、ではなく兎の一声だった。
「こんな朝からどうしたのウドンゲ、何かあったのかしら?」
慌てるウドンゲをなだめるように答えたのは、八意永琳だった。かく言う永琳も朝早くから慌しく薬の調合に精を出している真っ最中だったのだが。
「姫がいないんです!部屋にも、庭にも!」
「……あらそう」
慌てるウドンゲに対し、いつものように平然と振舞う永琳にウドンゲは少なからず憤りを感じた。千年も一緒にいる関係とは言え、輝夜が一人で、しかも、朝から外出するなど、ウドンゲにそんな経験は無かった。…それとも永琳はそんな不可思議な行動をとる輝夜を今までに見たことでもあるのだろうか?
「師匠、もしかして、こうなること分かってたんですか?」
「こうって?」
「だから、姫がいなくなったことですよー。もしかして、以前にもこんなことがあったのですか?」
「いいえ」
「だったら、もうちょっと慌てたり、驚いたりしてもいいじゃないですか」
「ウドンゲ」
永琳は動かしていた手を休め、振り向き、ウドンゲを諭すように喋り始めた。
「こう見えても驚いてはいるのよ?…でも、今までこうならなかった事の方が驚きなのよ」
「………えっとー、どういうことなのでしょう?」
「つまりね、姫は今まで部屋の中でじっとしていることが役目のように生きてきたの。だから、常日頃から退屈していたのだけれど、此処は全く不自由な場所というわけではないわ。何かしようと思えば何かできた。でも、何もしなかった。普通なら、退屈しのぎ、暇潰し、と言えるようなことをするはずなのよ」
「はぁ、だから、むしろ安心しているということなのですか?」
「安心、とは少し違うわね。逆に私は恐れていたのかもしれないわ。私のせいで、姫を人形のようにし、その人形が意思を持ったとき、自由を手に入れようと私の手から抜け出すのではないかってね」
永琳は自嘲のように少し笑った。
ウドンゲは永琳の言葉が単なる比喩表現ではなく、本当にそう思ってきたのだと明確な根拠は無かったが、強く確信した。
「それなら、なおさら探しに行かなくてはいけないのでは?」
「いえ、その心配はないわ」
「?」
首をかしげるウドンゲ。
「知ってるかしら、ウドンゲ。月の昇らない日は無いのよ」
さらに悩むウドンゲをよそに永琳は調合の準備を再開した。


その日の昼過ぎ、何事もなかったかのように輝夜は永遠亭へと帰ってきた。
それまで、不安でいっぱいだったウドンゲは一気に安心したのか姫である輝夜を問い詰めた。
まるで、悪戯をした子を叱り付ける母のように。
どこに言っていたのか
何をしていたのか
なぜこんなことをしたのか
だが、輝夜はその問には笑って誤魔化した。
まるで母に叱られる子供のように。
そして、永琳はというと「おかえりなさい」の一言。
輝夜も「ただいま」の一言。
この言葉だけが交わされた。
そう、まるで、――母と子のように。


それからというもの輝夜は毎朝出かけた。
帰ってくれば当たり前のように、夕方まで寝て、夜になると起き、空っぽになった胃を満たした。
ウドンゲは二、三日は諦めず、輝夜が帰ってくるなり怒っていたが、それも無駄と分かると玄関に迎えに行く事さえ止めてしまった。
それとは逆に永琳は毎回迎えには行くが、それ以上何も聞かなかった。
輝夜もそれをいいことに、さっさと自室に戻り睡眠に入る。
「師匠……、このままでよいのでしょうか?」
輝夜の怠惰な生活に流石に呆れてウドンゲはため息をこぼす。
「どちらとも言えないわね」
「どう見ても悪いとしかいえないような気がしますが…」
「そうね、でも私たちの時間と比べれば大したことではないわ。もう少し様子見ね」
「もう少しって、あとどのくらいですかー?」
耐えられないとばかりにだれるウドンゲ。
「もう少しはもう少しよ。――それよりウドンゲ」
にんまりと笑う永琳。ウドンゲの顔が引きつる。
「あなたも最近だらけてるんじゃなくて?日々の生活にメリハリが無いわよ」
「あわわ……」
「そうねぇ、まずは初心に戻るだめに薬草でもとってきてもらおうかしら?」
「は、はい!す、すぎに行きます!」
勢いよく飛び出していくウドンゲ。まさに脱兎のごとく。
そんなウドンゲを見て永琳はくすりと笑う。
だが、その表情はすぐに翳る。
「そう、もう少し、もう少しのはず………」
呪文のように言葉を繰り返す。
紡がれた言葉は永琳のまわりをさまよい続けた。

そして―――

輝夜が外出し始めて二週間ほどだったある日、ついに帰ってこなくなった。


その日は連なってきた非日常のど真ん中にやってきた。
その日は天気が良く、昼でも暗い永遠亭も少しばかり影の薄い日だった。
空は青すぎて自分が小さく感じられた。
風が心地よすぎて自分が無力に感じられた。
永琳は今日という日が憎かった。
「師匠、今日は姫、遅いですね」
「……そうね」
「でも、いつも通り、笑って帰ってくるんでしょうね」
「……そうね」
「師匠?何処か具合でも悪いんですか?さっきから上の空ですよ?」
ウドンゲは永琳の顔を心配そうに覗き込んだ。
「え、ええ、大丈夫よ」
「そうですか?なら、いいのですが……」
ウドンゲは訝しげに答えた。
永琳は今日という日が哀しかった。

その日の夜“予定通り”輝夜は帰ってこなかった。
その夜は光がなく、常に暗い永遠亭を更に黒く染め上げた。
永琳は、空気が肺に詰まるほど黒すぎて、満たされた。
目が見えなくなるほど暗すぎて、安心した。
永琳は今日という日が寂しかった。
「師匠、さすがに遅すぎます。姫に何かあったのでしょうか?」
「大丈夫よ、ウドンゲ。そこら辺の妖怪じゃ姫の相手にならないわ」
「そこら辺の妖怪じゃなかったら?」
「……ああ、この前、うちにやってきた彼女達ね。彼女達は忙しいのよ」
「どうみても暇そうに見えますが」
「やる事が無いだけよ、暇とは違うわ」
一瞬の間。
「師匠、やっぱり私、少し探してきます」
そう言ってウドンゲが走り出そうとした瞬間、
「待ちなさい!」
永琳の声が響いた。
予想外の言葉にウドンゲは怯え、立ち尽くした。
永琳はしまったとばかりに謝った。
「あ……御免なさい。…でも、今あなたが外に出るとそれこそ危険よ」
「でも、私は……」
「大丈夫、姫は明日には帰ってくるわ」
黙り込むウドンゲ。
「知ってるかしら、ウドンゲ。月の昇らない日は無いのよ。…ウドンゲ、私はそろそろ寝るわ、おやすみ」
「あ…、おやすみなさいませ」
ウドンゲは立ち尽くしたまま、呟くように答えた。
ウドンゲは気がついてしまった。師匠の言葉が震えていたことに。
なんとなく気がついてはいけなかったような気がしてウドンゲは自分の機敏な耳を呪った。


翌朝、輝夜は帰ってきた。
今回ばかりは永琳もウドンゲも輝夜に詰め寄った。
どこに言っていたのか
何をしていたのか
なぜこんなことをしたのか
が、輝夜は同じく笑って誤魔化し、いそいそと自室へ戻っていった。
永琳とウドンゲは悪戯っ子を叱る近所の人のようでしかなかった。

それから輝夜は外出することは無くなった。
再び部屋から一歩も出ない日々が始まった。
元に戻ったというのに、どこか空気が違った。
それから二週間ほどたった、つまり、水槽を出してちょうど一ヶ月がたった日、永琳とウドンゲは輝夜に深夜に自室に来るように伝えられた。

月の綺麗な夜だった。
空気が澄んでいるのか月は煌々と輝いていた。
永琳とウドンゲは二人揃って、輝夜の自室にやってきた。
「姫、いらっしゃいますか?」
「ああ、ちょっと待って」
ふすまを開ける音。
「お待たせ。……まずは二人には謝っておかなくてはね。勝手な事をして御免なさい」
深々と腰を曲げる輝夜。
ウドンゲはそんな輝夜を見て恐れ多いとばかりに手をぶんぶん振った。
「そんな、もう終わったことですし……」
輝夜が顔を上げる。
「そう?でも種明かしはしようと思ってね」
「種明かし…ですか?」
「そう、二人共、この水槽の傍に座ってくれるかしら」
「「はい」」
二人は言われた通りに座った。
「あ!」
叫ぶウドンゲ。
「…月が浮かんでる」
そう、月が水槽の水面に浮かんでいるのだ。
空に浮かぶ月を切り取ってそのまま貼り付けたように小振りな月がゆらゆらと揺れていた。
「きれい…」
ウドンゲは感嘆の声を上げた。
「私は魚ではなく、月を飼う事にしたってわけ」
ウドンゲが振り向く。
「でも、これと何の関係が?」
「ああ、この子は残念ながら朝になると逃げちゃうの。夜になると帰ってくるのだけれど待ちきれずに外へこの子を探しに行ってたのよ」
「はあ、なるほど…」
「さあ、イナバ、もう遅いわ。そろそろ寝るといいわ」
「あ、はい。おやすみなさい」
「おやすみ」
輝夜と永琳は満足そうに去っていくウドンゲを見ていた。
「さて永琳?」
すと、と輝夜は永琳の隣に座った。
「私の土産話でも聞いてもらいましょうかね」
「どうぞ、姫」
「そうね、まず妹紅のところに行ってきたわ。私は二回殺されたけど、こっちは三回殺してやッたわ。ふふ、私の勝ちね」
「そうですね」
「そうそう、あの一緒にいる半獣の…そう、上白沢!あの子も思ったより面白いわ。頭がいいだけあるわね。永琳ほどではないけどね。知識があっても、それを活かせなきゃだめね」
「そうですね」
「あと、博麗の神社にも行ってきたわ。賽銭箱は本当に空なのね、…て巫女に言ったら『余計なお世話よ』ですって。ほんと、面白い人ばかりだわ」
「そうですね」
「ねえ、永琳?」
「なんでしょう」
「いつから気づいていたの?」
「何のことですか?」
「水槽と私の関係よ」
「いえ」
「あら、隠さなくていいのよ。うすうす感じてたから」
「では正直に言いますと、最初から気づいていました。ちなみに砂は星、小石は惑星ですか?」
「そうよ、流石は永琳。そこまで分かってたとはね」
風が吹く。
さらさらと髪を揺らす。
そういえば一ヶ月前の夜も風が吹いていた。
「ねえ、永琳?」
「なんでしょう」
視線をずらさない二人。
月明かりが二人を照らす。
水面の月がじっと見守る。
「あなたは未だになにをそんなにおそれているのかしら」
「え?」
「イナバに聞いたわ。人形がどうとかって」
「ああ、あれはちょっとした例え話ですよ」
「そうかしらね。……永琳、あなたは過去を思い出しては自分を責めてるみたいだけどそれは間違いよ。あなたは私を狂わし、私もあなたを狂わした。でも、あなたは私と、私はあなたと共にいることを望んだ。狂った時間の中で生きようと。最初、私は戸惑った。私たちは生きているのか歩く屍なのか……。でも、今となっては、そんなことはどうでもいいのよ。此処に存在しているさの事実があるだけで十分満たされる。私がいなかった夜、あなたは何を思ったの?私があなたの傍を離れるとでも思って?………私は此処にいるわ」
輝夜は永琳の手に触れた。
月のように冷えた手が永琳を暖めた。
今の永琳の手の感覚は何事にも替えがたいものだった。
月に雲がかかり、暗闇となった。
永琳は安心した。
流れた涙を見られないですんだから。

三十分後、再び月が顔を出した。少し傾いている。
「ねえ、永琳」
「はい」
「この子を空に帰すのを手伝ってくれない?この水槽思ったより重くて」
「分かりました」
二人で水槽の端を持つ。
「「せーのっ」」
庭に宇宙が流れた。星が、惑星が、流れた。
いろいろな感情も一緒に流れた。
冷えた空気が心を埋める。
「帰りましたね」
「ええ、あの子のいるべき水槽にね」
月はぽっかりと浮かんでいる
「ところで、姫。姫のいるべき場所はどこなのでしょうか」
永琳は答えを知っていたが尋ねた。
「愚問ね。私は私がいたいと思うところが私のいるべき場所よ」
「そうですね」
二人はこの世で最も大きな水槽に映る月を暫く眺めていた。



―――夜

永遠亭の空気は止まっていた。一本一本の竹に揺れることを許さなかった。虫の声は閉ざされた。
雲は無く、空にぽっかりと浮かんだ円を描く月が落ちてきそうなほどに大きかった。
そんな張り詰めた空気のなかに輝夜は一人正座をしていた。
まるで一枚の絵のように出来すぎた光景だった。
「ふぅ、永琳も世話が焼けるわ。…いつも世話を焼かしてるのは私だけど」
呟いてみる。
「少し、疲れたわ」
訴えてみる。
「私は、幸せだわ」
………。
輝夜の今回の行動は永琳を思ってのことだった。
そう、まるで、――――母と子の関係のように。

月明かりが優しく輝夜を照らし続け、眠る。


月が翳るとき、少し大きな水槽の中で永遠は変わりゆくのだろう。



友人のすすめで書いてみた初投稿の人間だったりする。
読みにくく分かりにくい部分が多く、納得がいっていない、つたない文章になってしまいました。
精進します……。

つーか、水槽って箱なのか?気持ち「箱庭」が入ってるからいいことにする。
黒河 灰臙 夜船
作品情報
作品集:
最新
投稿日時:
2006/10/27 15:23:21
更新日時:
2006/10/30 06:23:21
評価:
0/0
POINT:
0
Rate:
5.00
1. 8 a ■2006/10/29 02:37:19
上手く言えないけど、あと一歩っぽい
2. 3 箱根細工 ■2006/10/29 14:55:02
精進してください。
3. 3 反魂 ■2006/10/29 23:14:03
幻想郷に水槽っていうのは、良い意味でちょっと世界を壊されましたね。
永遠亭、引いては幻想郷を表わす上で水槽というのは、突拍子も無いようで意外と言い得て妙なメタファです。形無く流れる水、或いはちょっと儚げなところとか。
楽しませて頂きました。

ただ、輝夜の行動理念に対する種明かし『朝居なくなっていたのは、月を探しに行っていたんだ』というのは、本編で軸として引っ張ってきた謎だけに少々違和感・肩透かし感が強い。それが婉曲比喩なのか何かの口実なのか、換言すればどこまで本気でどこまで享楽的行動なのか、読者にどうにも判読しづらい部分があります。目一杯端的に言えば、最悪輝夜がボケ老人に見えてしまいかねません。こういう引っ張り方をするからには、やはり何かしら明快な行動理念をバックグラウンドに置いておかないとまずかったのでは。
あと、全体的に起伏が乏しいかもしれません。地の文が些か単調なのと、起承転結の起と転が弱いせいでしょうか。情景描写を取り入れたり、言い回しを変えたりして小手先だけでも捻りを利かせれば、もっと抑揚がついて読みやすくなるかと思います。

色々手厳しいことを言って申し訳ありません。何だかんだ言って、作品の世界観自体は非常に好感でした。
4. 6 じーにょ ■2006/10/30 23:32:58
SSらしいSS。比較的読みやすいので好感触。
5. 4 爪影 ■2006/10/31 21:03:17
 箱の中身は、まさに山紫水明、也。
6. 6 らくがん屋 ■2006/11/01 17:43:13
月人の考えることは理解出来ねェ。
素直に『物を閉じ込めるもの』という風に考えりゃ、水槽も箱なんじゃないですかね。
曖昧な文章を誤魔化しと見るか技法と見るかで評価が変わるけど、誤魔化しなんだろうなあと後書き見て察しが付いてしまうのが最大のマイナスポイント。残念でした。
7. 4 椒良徳 ■2006/11/03 12:17:53
箱=水槽というアイデアは面白いですね。
しかし、「〜〜た。〜〜た。〜〜た。」といった感じで過去形(完了形だったかもしれませんが)が連続し、文章の流れが悪くなってしまっている所がそこかしこに見受けられました。説明的な文章が多いのもいただけません。もう少し読み易さというものを意識していただけるとありがたいです。
8. 3 床間たろひ ■2006/11/04 00:28:52
水槽=箱は無問題かと。
偉そうな事言えないですが、確かに文章的に今一つな感じはします。
ですが、とても綺麗なお話でした。これからも貴方の作品を読みたいと思えるくらいにw
9. フリーレス Fimeria ■2006/11/04 19:34:14
……しまった、三回読み直して尚解らない。
母と子、それと月の満ち欠けですかね……ぬぐぅ。
できるなら、もう少し情報量を増やして欲しかったです。
文章とは他人に伝えるもの。強制はしませんが、己のうちだけに留めていては意味の無いものに思えます。
私の理解力が足りないだけかもしれませんが、少し難解過ぎたかな、と。
何も理解していないくせに感想を付けるなど恐れ多いことです。
故に、フリーレスにて失礼しました。
10. 6 nn ■2006/11/05 20:04:29
だいたいどういう話なのかは分かりましたが、素直に読んでいけない感じがします。特に輝夜の行動に対してちゃんとした理由づけなり動機付けが物語の中でなされていない気がします。その辺が読み難かったです。
11. 3 翔菜 ■2006/11/06 03:58:51
うーん、つたないとは仰られますが、文章は何の問題もなくごく普通に読んでいけました。
ですけどお話が少し分かりにく……かったかな?

あと水槽=箱としたいんだろうなあ、と言うのは最初でわかったんですが、どうにも作中で上手い事結び付けられていないような。
12. 4 つくし ■2006/11/07 17:51:53
月を飼う、という発想が幻想郷的で、かつシュールレアリスムっぽくて素敵です。水槽の中身を放すシーンは白眉だと思います。ただ、せっかくのキモとなるいくつかの決め台詞が、地の文による盛り上げもなくポカンと置いてあるので、他の文章に埋もれて少し印象に残りにくかったように思います。そしてその決め台詞も、できれば率直に。
13. 2 おやつ ■2006/11/07 21:04:21
優しい永遠だったと思います。
輝夜の幻想郷巡りは楽しかったようで何よりだったと思います。
長く生きてるのに磨り減ってない輝夜が好きです。
14. 4 2:23am ■2006/11/09 20:04:53
盛り上がるべきところで、あんまり力が入っていないように感じました。決めるところでは決めないと。そうでないとダラダラになってしまいます。
15. フリーレス サカタ ■2006/11/11 05:47:26
ちょっとよく分かりませんでした。
なんで月を作ったのかも。魚じゃなく月を飼う、といいつつ箱庭的な宇宙?を作ったのかな?
16. 8 ■2006/11/11 18:09:22
現実の物象を投影したまさに箱庭的空間なので、箱と言ってもいいのではないでしょうか。

輝夜の永琳への言葉、まるであったこと全部を母親に報告しないと気が済まない元気のいい子供のようでした。
17. 4 たくじ ■2006/11/12 22:20:43
輝夜が何をしたかったのかがよくわかりませんでした。
18. -2 藤村うー ■2006/11/13 02:02:41
 宇宙人の方は何を考えてるのかわからないなあ、というのが第一印象でした。
 風情があるという言い方をすればいいのでしょうけど、やっぱりどこか突き抜けている感があるような気がします。
 それと、キャラの感情の上げ下げがスムーズに行われておらず、突然真剣みを帯びた台詞を言うことがあったので、そのあたりもう少しゆっくりと書いた方が読みやすかったと思います。
19. 5 いむぜん ■2006/11/15 20:45:59
輝夜の行動が今ひとつ読みきれなかった。
夜歩き? 永遠亭の環境変化? よく分からなかったけど、月を飼うってのは面白いと思った。
ああ、読解力の低さが恨めしい。
20. 6 ABYSS ■2006/11/16 17:23:11
二人の関係が美しいものに見えて、よかったです。
ただ、勢いというかメリハリというか、そういった起伏があまりなかったので淡々とした印象を持ったのが残念ですね。こういう話なら起伏があったほうが面白くなると思うので。
あとは鈴仙ですね。わりと表に出てきたと思うのですが、話の根幹そのものにはさして影響を及ぼしていないのが気になりました。彼女の出番をもう少し少なめにしたほうが良かったかもですね。または根幹に鈴仙を絡ませるとか。
ですが基本的に文も上手いですし、テンポもいい感じだと思うので、もっと上にいける方だと思います。
21. 7 blankii ■2006/11/16 20:57:21
不思議な雰囲気、とか言うとそのまま過ぎる。内容に関して議論したい・聞きたい、という魅力でしょうか。こんぺ後が楽しみです。
22. 4 しかばね ■2006/11/17 18:29:03
不思議な味わいのお話でした。
輝夜が外を出歩いていたときの描写も挟んであれば、より味わいが
出たのではないか……と思います。

「月を飼う」という表現が風流で良いですね。
その気になれば、お茶碗でも飼えるかも。
23. 2 人比良 ■2006/11/17 20:18:09

蓋のない箱に存在意義は果たしてあるのでしょうか
24. 4 K.M ■2006/11/17 20:53:22
お題の解釈としては、それでもう十分だと思います。
25. 3 目問 ■2006/11/17 22:04:02
 物語を伝えるための文が若干不足気味、急ぎすぎな印象を受けました。
 そのためか、水槽の月が話の上で何を訴えようとしていたのか曖昧になっている感じも。
26. 2 時計屋 ■2006/11/17 23:11:27
永遠亭らしい退廃的な空気が良いです。
ただ描写が不足している気がするので、もうちょっと書き込んだほうが良いかと思います。
27. フリーレス 藤村うー ■2006/11/29 23:08:25
 すみません、下記では採点が-2点となっているのですが、+2点の誤りです。
 申し訳ありませんでした。
名前 メール
評価 パスワード
<< 作品集に戻る
作品の編集 コメントの削除
番号 パスワード