縁は異なもの穴なもの

作品集: 最新 投稿日時: 2007/04/29 20:27:03 更新日時: 2007/05/02 11:27:03 評価: 0/0 POINT: 0 Rate: 5.00


 新年も明けてからすでに三ヶ月以上が経った。
 見事に咲き誇っていた桜も散って青葉を茂らせ、空から降り注ぐ陽射しは初夏の眩さを含んでいる。
 あと一月もすれば梅雨入りが来るであろう早苗月の上旬。

 翌る日の博麗神社。
 その境内に鼻歌を歌いながら箒に跨った普通の魔法使いが降り立った。
 高速で飛んできたためずれてしまったとんがり帽子を直して、軽く身だしなみ整える。
 そして全てのチェックに満足がいくと母屋に向かって歩き始めた。
 暇潰しを求めて、後ついでに茶でも出してもらえればと薄い期待を抱きながら。
「おーい霊夢、遊びに来たぜ」
 大体開けっぱなしになっている勝手口から顔を覗かせて、家主の有無を確かめる。
 誰もいなくても立ち入りそうに見えるが、魔理沙の場合は誰もいなければすんなり帰るのが真実だったりする。
 そこに誰かが居るからこそ、持って行くときは了承を――無理矢理――得られるし、
 何よりスリルと興奮を味わうことができるのだ。
 だが霊夢の家には“そういう”目的で来るわけではない。
 本当にただの暇潰しである。それ以上でもそれ以下でもない。
「悪かったわね、何にも無い家で」
 独り言が聞こえてしまっていたのか、じろりと睨むような目つきを向けて家主が現れた。
 魔理沙はこの後自分が辿るであろう結末を予想してみた。
 どこからともなく取り出された御幣が、光の如き速さで振り下ろされ頭部に鈍い痛みが走る筈……あれ?
「まあ何にも無い家だけど、上がっていけば?」
 鈍い痛みどころかむしろ霊夢の言葉の中では最上位に位置するような歓迎の言葉を受けて魔理沙は困惑を隠しきれない。
 だがこういう霊夢は確か何処かで見たことがある。
 それはいつのことだったか。
「ま、とりあえずお言葉に甘えさせてもらうとするかな」
 せっかく入ってこいと言っているのだ。
 それを無下に断る理由はどこにもない。そもそもその為にやってきたのだし。
 魔理沙は靴を脱いで上がり込むと、いそいそと霊夢が居るであろう縁側へと足を向けた。


 案の定縁側に腰掛けて、案の定湯飲み片手にのんびりしている姿を発見。
「よっ、来たぜ」
「何度も言わなくても知ってるわよ」
 別にどこもいつもと変わった様子はない。
 さっきのは単なる気まぐれの行動だったのだろうか。
 とりあえず霊夢の隣に腰掛けて、それとなく視線をちらちらと向けてみる。
 何度かそうしていると、流石に勘の鋭い霊夢はすぐに面倒くさそうな視線をかち合わせてきた。
「何? なんか私の顔に付いてるの?」
「いやそういうわけじゃない。ただなんとなくいつもより可愛いなぁって」
 ずべし、と今度は顔面に鉄拳がたたき込まれた。
 いつもの通りの反応に魔理沙は納得しつつ、やはりどこか理不尽な反応に納得ができない。
 ただ可愛いと思ったのは正直な話本当のことだ。
 だが別に服がいつもと替わっているわけではないし、髪型だって見慣れたものと変わりはない。
 化粧でもしているのかと思ったが、そんなものに金を注ぎ込むことはまずないはずだ。
 だとすれば後は内面から滲み出る雰囲気しかない。そしてそれにはそれ相応の原因がある。
 そして大体の場合において、それはその者にとって嬉しいことがあったときだと相場は決まっている。
 特に霊夢のような現金な性格を形にしたような者だと尚のことその線はより濃厚だ。
「もしかして賽銭が入ってたのか?」
「あら、わかっちゃう?」
 ばれたことが分かると、霊夢は途端に顔を綻ばせた。
 いきなり見せた少女らしい可憐な微笑みに、魔理沙は思わず赤面してしまう。
 先程もつい可愛いと言ってしまったがやはりその笑顔は反則ものだ。
 なんとか取り繕うように咳をして無理に話を元に戻そうとするが隠しきれるはずはない。
「何顔赤くしてんのよ」
「なんだっていい。それよりいくら入ってたんだ」
 霊夢がこれだけ機嫌がいいとなれば、その金額は結構なものだったのだろう。
 いつもなら賽銭の金額を尋ねることは、博麗神社でやってはいけないことのベスト3には入るであろう蛮行の一つ。
 だが今の霊夢ならその内のベスト2くらいまでなら笑って許してくれそうな気がする。
 ただし後で殴られてもそれは自業自得というものだ。
「うふふ、聞いて驚け」
 見て笑え、と続くのかと言おうとしたがやめておいた。
 ここで話の腰を折って、せっかくの暇潰しができなくなるのは御免被りたいからだ。


「じゃーん! 八百九十円也〜」


 ……魔理沙はすぐに反応できなかった。
 確かに博麗神社の賽銭箱にしては随分入った方だ。
 霊夢が上機嫌になるのも頷ける。だがその金額はさしたるものではない。
 その程度でこれだけ喜んでいられるのは、とても幸せなことだなと思わず涙を流しそうになる。
 その隣で霊夢は、それだけの賽銭が入っていたことに気付いたときの喜びをとても華やかな笑顔で語っていた。



「ひぃ、ふぅ、、……百円玉は2枚か」
 霊夢は余程嬉しいのか、魔理沙の前であるということも忘れて無邪気にその小銭を数えている。
 そんな霊夢を見ていると、魔理沙もいつもの調子で茶化すことができない。
 今ここで「借りてくぜー」と小銭を一掴みしようものなら……。
「そ、それにしても五円玉が多いな」
 自らの悲惨な結末を掻き消すために魔理沙は机の上に取分けた小銭を見て尋ねた。
 賽銭というものは金額ではなく、その行為そのものに意味がある。
 だから必然的に小銭が多くなり、中でも最も価値の低い一円玉や五円玉が使われるのは道理というもの。
 しかしそれでも五円玉だけが多いように感じられる。
 魔理沙の疑問を聞いた霊夢は、なんてことはないという風にこう告げた。
「そんなの“五円”だからに決まっているじゃない」
 それは答えになっているようで、やはり答えにはなっていない。
 魔理沙が納得のいかない顔していることに気付くと、霊夢はさらに続けた。
「じゃあ魔理沙、どうして五円玉には穴があいていると思う?」
「多分関係しているから聞いてるんだと思うが、一応こっちも聞くぜ。なんだそのヒントにならないヒントは」
「ちょっとは自分で考えたら?」
 別に考える必要のない他愛のないことなのだ。
 そんな風に言われて気にはなっても、無理に考えようとは思わない。
「んー……あれか? 紐を通して束にしやすくするためとか」
「それとお賽銭に何の関係があるのよ」
 まったく考えない末の解答に、霊夢はやれやれと呆れた溜息をついた。
 魔理沙の言ったことが正解なら一円玉や十円玉はどうなるというのか。
 五円玉と五十円玉だけ、そんな便利機能のオプション付けがなされる理由が分からない。
 仕方ないわねと霊夢は答えを語り始めた。
「良い? お賽銭っていうのは神様と人間を繋ぐ役割をもっているの」
「なんだ願い事を叶える対価か。神様も案外ケチくさいんだな」
 まあ大抵の人間はそう思っていることだろう。
 神様にお願い事をして、その気持ちを表すものとして賽銭は投げられる。
 だが霊夢の顔は露骨にそんなわけないだろうという表情を浮かべていた。
「そもそも価値交換の為の道具がお賽銭なわけ。交換というよりは交感ね。
 お金っていう概念はお賽銭が俗物的なものとして成り下がってしまった、謂わば成れの果てみたいなものよ」
「よくわからんな。賽銭の起源なんて今は関係ないだろう」
「あんたが話を脱線させるからでしょうが。とりあえず賽銭=神との交感物ってところだけ覚えときなさい」
 これ以上無駄な方向に話を逸らすなら殴るわよといった雰囲気が霊夢の全身から醸されている。
 魔理沙は口にチャックをする仕草を見せて、これ以上の邪魔はしないという意思表示をした。
「五円玉に話を戻すけど、「五円=御縁」っていう言葉遊びくらいあんたも聞き覚えがあるでしょ」
 魔理沙は口で答えず首を縦に振って答える。
 しばらくは本当にだんまりのままでいるらしい。
 果たしてどこまで続くことやら。
「その縁っていうのは別に想い人との縁結びって意味じゃないわ。さっき言ったように賽銭は神様と関係を繋ぐためのもの。
だからこの場合の縁っていうのは神様との縁があるようにってそういう意味が込められていると考えるべきね」
 ふむふむといった具合に魔理沙は頷き続ける。
 いつもと違うその様子に霊夢は少し困惑の色を見せつつも、話を続ける他はない。
「だから五円玉が多いのよ」
「ちょっと待て」
「あらもう黙りは終わり?」
「五円玉の穴の話は何処にいったんだ」
 魔理沙はむしろそっちの方が気になっているらしい。
 語呂合わせ程度の迷信なら確かに彼女も聞き覚えがあったし、霊夢の話を聞いてる内にその答えまですぐに辿り着いた。
 しかしひとつ腑に落ちないのは、霊夢がヒントとして口にした「五円玉の穴」の話である。
「なんだ、まだ分かってないの?」
 わかってないから聞くんだろうが、という視線を向けて反論するが霊夢はまったく気付く素振りすらしない。
「あの穴って丸いでしょ。つまり円……縁ってわけ」
「また言葉遊びオチか?」
「何よ、せっかく教えてあげたのにそのがっかりした表情は」
 そう言われてもこの程度のオチで満足できるはずがない。
 あれだけ引っ張っておいてそれはつまらなすぎる。
「よく考えてみなさい。御縁の中にさらに縁があるのよ?」
 霊夢は五円玉の持つ賽銭としての本当の意味をこう話した。


 縁の中に縁がある。それは縁が縁を呼ぶ関係の繋がりを意味している。
 それは神も人も同じ事で、縁はそこからさらに別の縁と繋がっているのだ。
 一人より二人、二人より四人、四人より……といった具合に一人と繋がればそこから縁は鼠算以上に増えていく。
 より多くの神との関わりをもたんとするために五円玉の中には縁があるというわけだ。


「私は貴方との縁だけではなく、あなたと縁がある者との縁も望んでますっていう感じね」
 つまりケチくさいのはむしろ人間の方というわけだ。
 魔理沙は霊夢の話を聞きながら五円玉を指先で弄んでいた。
 この小さな穴にそれだけの意味が込められているというなら、これを考えた人間は余程欲が深いんだなと考えながら。
 そのときふともう一つ疑問が浮かび、魔理沙はそれを口にする。
 ここまで来たら分からないことは全て聞いてしまえばいい。
「じゃあさ、五十円玉の穴はどうなんだ? 五重に縁があるって考えたらそっちの方が効果的じゃないか」
 すると霊夢はそんなの当たり前だという視線を向けてきた。
 そりゃあ霊夢の方は分かってるだろうからそんな反応をするのだろうが、
 向けられる方からすると不愉快なことこの上ない。
「だって五重に円がないじゃない。嘘吐きは神様に嫌われるのよ」
「へー、そーなのかー」
「そのルーミアみたいな相槌はすごく腹が立つわね」
 腹が立っているのはこっちの方だと魔理沙は舌打ちしたい気持ちを抑えつけながらその言葉を聞いていた。
 霊夢の上機嫌も今やなりを潜め、いつものマイペースで自分本位な性格が剥き出しだ。
 最初に可愛いと思ってしまった自分に腹が立つ。
 それなりに長い付き合いをしているのに、たまに見せる不意打ちに面食らってしまうと調子が狂ってしょうがない。
 このまま霊夢の調子に流されては心労が貯まる一方である。
 魔理沙はいつもの調子に戻るべく、とっくに冷めてしまったお茶を一気に喉へ流し込んだ。
 熱くも冷たくもない微妙な温度が喉元を過ぎると、
「それにしてもこれだけ賽銭が集まるっていうのは異常事態だな」
「異常事態とは言うに事欠いた言い方してくれるじゃないの」
 見ると霊夢はいつものようにシニカルさを含んだ笑みを浮かべて、手には愛用の御幣が握られている。
 その後取る行動はまあ予想の範疇なので割愛するとして、しかし魔理沙でなくとも不審に感じるのは当然のことなのだ。
 人里からは外れ、物もなければ御利益もなさそうなこの神社まで誰が好き好んで縁を求めてやってくるだろうか。
「あ、もしかしてあの子鬼がなんかやらかしたんじゃないのか?」
 あの子鬼、と魔理沙が称しているのは博麗神社に入り浸っている鬼族の少女伊吹萃香のことだ。
 彼女の“密と疎を操る程度の力”を持ってすれば参拝客を集めることも容易いはず。
 その力によって宴会のために人妖が萃められた事件はまだ記憶に残っている。
 しかし霊夢はそれはないと否定した。
「萃香が参拝客を萃めたって何の利にもならないじゃない」
「それもそうか……」
 ならば尚のこと参拝客が急増した理由がわからない。
 やはりこれは異常事態の一言で済ますしかないのか。
「あら、そんなことが知りたかったの?」
「あん? お前はわかってるのか、いきなり賽銭が増えた原因が」
「ここは私の神社よ。私に分からないことがあるはずないじゃない」
 だったら最初から教えてくれればいいものを。
 そう問い詰めたところで、聞いてこなかったから答えなかったのだと返されるのは目に見えている。
「それで? いったい何がどうなれば賽銭が増えるんだ」
「簡単よ。さっきあんたにした話を人里で話して回っただけ」
 は?
 魔理沙は思わずぽかんとしてしまう。
 それでは今回の一連の出来事は。
「自作……自演?」
「また失礼な言い方してくれるわね。違うわよ、れっきとした神事よ神事」
 そんな自分勝手な神事があるだろうか。
 神事とは神を祀る儀礼のこと。賽銭を集めるために小話をしてまわるようなものではない。
「そんなの形式だけに囚われた格好だけのものよ。最も簡単で知れ渡っている神事が何か魔理沙は知ってる?」
「いんや。そっちはお前がエキスパートだろう」
「お賽銭よ、お賽銭。あれは誰でもできてなおかつ春夏秋冬時節を選ばずに行える最も簡単な神事なの」
 ちなみに本当の神事とは祭や禊ぎ、神楽舞などの演舞が相当する。
 だたどれも人と神を結ぶ為の行事と考えれば、賽銭も神事と言えなくはないわけだ。
 もの凄く強引な考え方ではあるが。
「最近ちょっと参拝客が少なかったからね。何か盛り上げられないかなぁって」
 正直ちょっとどころの話ではない。
 元々来にくいこの場所に、そのうえ最近は妖怪が入り浸るようになってしまっているのだ。
 この賽銭を入れにきたのは多分人間だろうが蛮勇な連中だ。
「その為の手段が迷信を触れ回ることかよ」
 確かに霊夢は神のことについては人一倍知っている。巫女だから当然だ。
 だからその口が神にまつわる話を紡げば、その信憑性は高い方だと言えるだろう。
 しかしさっきのような「そーなのかー」で終わる可能性も大いにあり得る。
「……どんな風に話して回ったんだ」
「だから買い物をした後とか、お釣りを貰ったときにさっきの話をするわけ。
 そして最後に「内の神社なら外界の神様とも縁が結べるかもしれませんよ」って付け加えるの」
 それは神事とは関係なくただのセールストークなのではないだろうか。
 あまりにも霊夢があっけらかんと話すものだから、魔理沙も最早つっこむ気力が失せていた。
 賽銭はあくまで賽銭だし、神様との縁結びが五円玉の穴程度で繋がれば誰も苦労はしない。
「どうしたの?」
「いや、つくづく思うことを今も思ってみただけさ」
 霊夢はきっと死ぬまで霊夢で在り続けるんだろうなと。
 ただしこれは恥ずかしいので絶対口にはしない。
 そしてもう一つ、魔理沙は今の話を聞いていて思ったことがある。
 だがこれも霊夢の前では言えないことだ。
 言えばきっと恥ずかしさで霊夢の顔が見られなくなるだろうから。


 縁を求めてやってくる者は、神様とかと縁が欲しいわけじゃなく
 きっと博麗霊夢との縁を求めてやってくるんだろう、と。


〜終〜
始終御縁がありますように、と45円を投げ入れたりする迷信もあるようで。
なんだかんだで験を担ぎたいのが人間なのでしょう。
私は十円までしか投げませんけどね。き、金額じゃないんですよ。

ちなみに目指してみたのは香霖堂チックな内容だったり。

短めの話でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
感想・指摘など頂ければ幸いです。
雨虎
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最新
投稿日時:
2007/04/29 20:27:03
更新日時:
2007/05/02 11:27:03
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1. 6 A・D・R ■2007/05/13 01:30:28
私もよく験をかつぎます、お題の使い方が上手いなぁと思いました。
2. 4 床間たろひ ■2007/05/13 01:33:36
香霖堂っぽいって感じはしませんでしたが、ほのぼのした良いお話でしたw
3. 7 新角 ■2007/05/13 14:56:35
賽銭と5円玉の穴でここまで広げたのはさすがー
ただ少々薀蓄くさくなってるのは残念
4. 5 爪影 ■2007/05/13 16:28:56
 良くも悪くも、俗っぽいところが丁度良いんでしょうね。
5. 4 shinsokku ■2007/05/14 01:21:06
存して徳とれ。
座して飯食え。
いつかどこかの観光バスガイドさんからは五円と五十円絡みを全てこじつけた説を聞いた覚えが。
素敵なお賽銭箱って、お賽銭が素敵なのか、賽銭箱が素敵なのか、どっちなのでしょうねぇ。
6. 7 風見鶏 ■2007/05/14 16:31:43
ちょっとお賽銭入れてくる ノ
7. 5 名無し ■2007/05/14 23:23:40
穴の使い方がうまかったなと思いました。面白かったです
8. 3 どくしゃ ■2007/05/16 03:50:18
面白くて、ためにもなって、得した気分です。
十分御縁がありますように。って15円入れてました。今後は45円にしますw
9. 6 秦稜乃 ■2007/05/16 21:29:17
ああ…どこかで見たことがあって且つ説明口調だなって思ったら…
香霖堂か…香霖堂なのか…
10. 7 KIMI ■2007/05/17 03:43:54
楽しく読ませていただきました。
二人のやりとりが面白かったです
11. 9 ■2007/05/22 01:34:36
これはこれで神社らしいって気もしますね。話を聞いてやって来た参拝客が「まあ話半分で」とか考えていたとしても、お賽銭を投げ入れた後はいくらかの満足感を得て帰って行くでしょう。そうしてまた満足に来ようかなと言う気が幽かながらも芽生え、やがては日常的に参拝するようになる。そんな不真面目な信心のあり方でも、八百万の神様方はそれはそれで面白がって下さりそうです。
12. 5 詩所 ■2007/05/25 21:48:35
自慢げな霊夢の顔と、難しそうな魔理沙の顔が浮かびます。
13. 2 人比良 ■2007/05/26 20:52:59
ほのぼの。
良くもなく、悪くもなく、素敵。
14. 7 流砂 ■2007/05/26 21:38:27
文章の書き方がやたらと上手いなぁ。
話の内容がのんびりしてるから高得点は入らないかもしれないけど、
この作品は評価されるべき。
霊夢も魔理沙もとても活き活きとしていて見てて気持ちが良い。
15. 6 deso ■2007/05/27 00:10:33
霊夢と縁が結べるなら五円玉いくらでも賽銭箱に投げ込みますが!
現金な霊夢が可愛かったです。
16. 4 反魂 ■2007/05/27 03:47:28
短編、ということですらっと読めました。ただ魔理沙の思考の流れに語りの視点が置かれた割に、その思考がちょっと物語の筋から離れるものだったので、ややちぐはぐな印象を受けました。
御縁云々のお話はそれこそ香霖堂っぽくてすごく良かったと思うのですが、それなら無理に霊夢可愛いだの何だのに絡めることも無かったかな、と。
無粋なことを言って申し訳ないですが。
17. 4 blankii ■2007/05/27 10:40:17
ナイスなほのぼの。魔理沙の入りびたりまったり感が溢れる作品でした。なんというか、脳みそをのたりとされるオーラが溢れて……(イミフですみません。
18. 6 椒良徳 ■2007/05/27 19:30:36
「軽く身だしなみ整える」は「軽く身だしなみを整える」の方が良いと思います。あと、会話文に「=」を使うのはどうかと。
 それはともかく、ほのぼのしていて良い作品だと思います。五円に縁が二重にあるというのは面白いです。ただ、佳作というには力量不足ですね。
19. 3 木村圭 ■2007/05/27 23:22:16
五十円玉に円を後4つ描いたら嘘吐きじゃなくなるんでしょうか。
20. 6 らくがん屋 ■2007/05/29 11:10:16
これは面白い。文章が丁寧で、内容も興味深いものでした。
21. 4 乳脂固形分 ■2007/05/29 19:53:45
自作自演のところでクスリときました。
出てきた表現の中で、「話本当」というのがあったのですが、これは造語ですか?
ちょっと自分は知らなかったもので。
22. 4 鼠@石景山 ■2007/05/30 00:42:56
もうすこし魔理沙の物言いが捻くれていると、より「らしく」なったかも。
普通にありそうな会話。
23. 4 いむぜん ■2007/05/30 02:17:02
トリビア。香霖堂っぽいかなと思ったらそういう意図か。つか霊夢、自演とか言うなよ……
24. 2 ■2007/05/30 02:39:07

お題の使い方やうんちくはなかなか面白いのですが、せっかく早く書きあがったのですからもっと推敲や校正に力を入れるべきだと思います。
漢字とひらがなの使い分けにも工夫するとよいと思います。例えば難しい言葉や漢字をたくさん使うと重厚でシリアスな雰囲気の作品になります。使う言葉を平易なものに絞って、変換しなくても不自然でない部分はひらがなで済ませるようにすると、読みやすいライトノベル的な作品になります。この作品の場合、文章表現が軽めなのにも関わらず漢字変換がやたらと多いので、ちぐはぐになってしまっています。
またこれは全体に渡って統一すべきです。軽めの作品を書くつもりならば、最初から最後まで決して難しい言葉は使わないように心がけなければなりません(ただしセリフに関しては、キャラの個性に沿って自由に言葉を選んで問題ありません)。ギミックとして、ストーリーの転換点で文体を変えてギャップによる効果を狙う場合は、よく推敲を行い、ちゃんと狙い通りの効果が出ているか吟味しましょう。要所の一部分を強調するために行う場合も同様です。もしスベっていると感じたら表現を練り直すか、諦めてカットしましょう。
独自性のあるアイデアを生み出す力は優れていると思いますので、次は雰囲気で読ませるような作品を創ることを目標にするとよいと思います。
と、自分に言い聞かせるように語ってみました(笑)。
25. 7 リコーダー ■2007/05/30 16:23:41
よく見るとただ説明してるだけなんですけどね。
いい感じに雰囲気出てると思います。
26. 6 眼帯因幡 ■2007/05/30 17:13:30
落ち着き、ほのぼのとした雰囲気は読後感も良く、とても安定感のあるお話でした。
その中にも小さく笑えるところもあり、ほのぼの系の物語でもかなり好きな部類です。
それと、私は今まで五十円を投げていました、今度からは四十五円にするとします。
お疲れ様でした。
27. 5 K.M ■2007/05/30 18:51:00
普段は1円玉しか投げない俺はきっといつか罰当たるかな。
28. 7 二俣 ■2007/05/30 19:05:11
盛り上がりそうで盛り上がらない、この絶妙な空気感。
もうちょっと読みたいなオイ、と思った時点でこちらの負けです。
ただテーマとの繋がりは少々弱いかも。
29. 5 たくじ ■2007/05/30 22:35:17
なんだかんだ入って魔理沙は霊夢のことが好きなんだろうなぁ。
30. 4 藤村る ■2007/05/30 23:13:34
 香霖堂みたいな話を目指したのだとしたら、説明に終始して物語としては片手落ちになってしまうのも仕方のないことなのですが。
 なるほどと思うことはあっても、特に目新しい展開があるでもなく。
31. 2 時計屋 ■2007/05/30 23:17:07
文章がちょっと固いというかぎこちないです。
いくつか誤字もありますので、もう少し推敲してみてください。

あとこれは全体に言えることですが、台詞と台詞の間の描写が過剰すぎます。
動きがある場面ではないのに、一言二言ごとにああしたこうした、では読んでいて疲れますので、バランスをもうちょっと考えたほうが良いと思います。

最後になりましたが、5円講釈は興味深く面白かった。
なんか霊夢から語られると説得力が増しますね。
32. フリーレス 雨虎 ■2007/06/01 20:44:46
>A・D・Rさん
日本人は特にそういうイメージが強いですね。
さすがは宗教ごったがえ国家といったところでしょうか。
>床間たろひさん
本家にはやはり適いません。
なら私は私なりに書くだけですね。
>新角さん
多少薀蓄臭い方が東方っぽいかなと思ったりするのですが。
むむ、でもそう思われるのも仕方ないかも。
>爪影さん
神社も営業ですからね。
霊夢は神性的なものよりもこういう俗っぽさが魅力かなと。
>shinsokkuさん
きっと霊夢が素敵なんだと思います。
>風見鶏さん
待て、それは幸せ兎の罠だ!
>名無しさん
ありがとうございます。
実は結構すんなり思いついたネタだったり。
>どくしゃさん
ちなみに50円が嘘になるだの、縁が縁を呼ぶだのという話は
私のでっちあげなので真に受けないようにw あ、45円は本当ですよ。
>秦稜乃さん
一応手に入る資料は全て目を通しているので
こんなのもたまには良いかなと。
>KIMIさん
霊夢と魔理沙のやり取りはやっぱり東方の魅力の基本かなと。
楽しんでいただけたなら幸いです。
>翼さん
そうなっていたら風神録の話はなかったことに…(ひぃ)
>詩所さん
いつもとは立場が逆転してます。
たまには、ね。
>人比良さん
嬉しいようで耳が痛いw
素敵な日常ってそういうもの……とか言ってみたり。ダメですか
>流砂さん
嬉しいお言葉の数々ありがとうございます。ちょっと恥ずかしいw
そういっていただけるだけで後百年は戦えます。
>desoさん
たぶん皆さん殺到するでしょうねw
かくいう私も例外ではなく……
>反魂さん
結局魔理沙は霊夢と一緒ならなんでも良いのかなと。
肴がたまたま五円玉だったってだけ、そんな感じで。
>blankiiさん
いつも大騒ぎじゃ霊夢たちも疲れるでしょうしね。
こういう一面もあって良いかなと。
>椒良徳さん
指摘された箇所は直します。確かに「=」は微妙ですね。
精進します。
>木村圭さん
そ れ だ !
ナイス裏技発見ですね(エー)
>らくがん屋さん
興味を持っていただけるのは嬉しいのですが、
色々でっち上げも含んでいるので真には受けないようにして下さいなw
>乳脂固形分さん
「正直な所、本当の」が正しいですね。
困惑させてしまったようです。申し訳ない。
>鼠@石景山さん
あれです、某らき○すた一話の「あの食べ物はどう食べる」談義みたいな。
知らなかったらごめんなさい。
>いむぜんさん
自演と言ったのは魔理沙の方ですね。
身も蓋もない言い方を代弁して貰いましたw
>執さん
問題点を詳しく書いていただいて、ありがたく思います。
次回に活かせるようこれからの糧にさせてもらいます。
>リコーダーさん
はい、ぶっちゃけて言うとそうなります。
内容が無いよう……洒落になってない。orz
>眼帯因幡さん
50円とは高額な!たまに千円とか放り込んでいるのを見ますが
あれが勿体なく見えて仕方がない私はきっと卑しいのでしょうね。
>K.Mさん
一円でも投げたら霊夢は喜ぶと思いますよ。
>二俣さん
あまり長引かせるネタでもないのであっさりと。
このくらいで丁度良かったかなと思ってます。
>たくじさん
私もそう思う一人なので、こんな話ができました。
>藤村るさん
物語としては欠点です。
ただ意図したことはできたかと。自己満足ですね(ォィ)
>時計屋さん
どうにも会話だけだとむず痒く感じてしまう癖がありまして。
その辺りに気をつけていけるよう、これから頑張りたいと思います。

最後に改めて読んでいただきありがとうございました。
全てのコメントは次回に活かせるよう噛みしめたいと思います。
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