穴あき侍、斬られて候

作品集: 最新 投稿日時: 2007/05/12 23:04:54 更新日時: 2007/06/08 21:51:16 評価: 0/0 POINT: 0 Rate: 5.00




 重心は低くどしりと。左足を軽く引き、つま先に体重を乗せ、ひざはやや曲げる。正中線に合わせて柄を握り、左手の力で支える。右手は切っ先の方向を示すためにのみ、添えるだけ。眉は曇らず正面を見据える。右から左へ真一文字に並んだ灯台。ろうそくの火が五つ、幽かに震えている。真ん中の灯台の前に立つ。無音。私の眼の中にあるのは、楼観の白刃の輝きと、五つの焔のみ。一念無量。雑念を払えば、刹那が那由他なゆたとなる。止めていた呼吸を再開する。丹田たんでんが空気で満たされてゆく。頂点で一厘の休止。吐き出した瞬間に、腕の緊張が抜け、切っ先が剣の重みでわずかに下がる。その瞬間、きりきりと絞られた弓の弦を開放するように、弾ける。左のつま先のばねを爆発させ、右足を一歩突き出す。左手は柄を割れんばかりに握り、手首を外側に開くと剣を水平に倒し、横薙ぎに一閃、刃は神速!
 びょう、と空を斬る音。
 しばしそのまま静止して、剣を下ろす。灯台の火は消え、薄暗い道場の天井に向かって細い煙をくゆらせている。私は息を吐いて、板張りの床にへたり込んだ。楼観剣を鞘に収めて、低い位置から灯台を見上げる。見上げると自然に口がぱかっと開いて、なんとなく、あー……とか言ってしまう。我ながら間抜け。
 ろうそくが五本並んでいる。楼観の一振りは五つの焔を薙ぎ払い、一番左の一本のろうそくの頭を欠けさせていた。そして、太刀筋に沿って空間に亀裂が走り、べろんとめくれた。
「お美事みごとねぇ」
 もはや驚くことにも飽いてしまった。八雲紫はこういう登場の仕方をするのだ、という諦めがついたともいえる。紫様がスキマからひょっこり顔を出すと、障子から斜めに差し込む日光が彼女の金髪に届き、濡れたように輝いた。
「いえ、……斬り損じです」
 私は床に手を伸ばして、白い欠片を拾う。小指の爪の半分ほどの大きさ。ろうそくの欠片だ。
「潔癖だこと」
 紫様はスキマの縁に頬杖をついて嫣然と笑った。そして人差し指で唇をなぞるようにして、そういえば、と言った。
「あなたの剣の構え、そんな感じだったかしら?」
「……その、まあ」
 相変わらず、何気なく痛いところをつく人だ、と思う。いまの構えは師匠に教わったものではない、一般的な、正統の剣の構え。一刀を以って相手に対峙するのに見合った、簡素かつ洗練されたものだ。幼い頃、それで鍛錬していた私に、師匠は「真っ直ぐすぎる」と言って、構えを変えさせた。身体は半身に、剣を寝かせて後ろに構える。この構えだと相手はこちらの間合いを読みにくい。そして、ときには左手には白楼剣を握り、二刀を以って相手に対峙する。それが、本来の魂魄妖夢の構えだ。
 しかし、実を言うと私は前者の構えの方が得意なのだ。師匠には申し訳ないけれど、二刀を使う戦い方は――戦いづらい、というわけではないのだけれど――どうも太刀筋が荒くなって性に合わない。一刀を以って真っ直ぐに精神を研ぎ澄まし、己を一振りの刀と化す。もののふの道とはそうあるものだと思う。そして、さっきの私が失敗したのは、それができていなかったからだ。さっきの一閃には、「私」が、「魂魄妖夢」という異物が混じっていた。混ぜ物の入った鋼で打てば容易たやすく刀は折れる。……得意と言っておいて、結果がこれでは氷精にだって半人前と罵倒されても、言い返す言葉を持たない。
「本当にあなたらしいわね。……はてさて」
 紫様は手首を返して扇子を広げる。口元を隠しているがこぼれる笑いを隠す気はないらしい。私は立ち上がった。
「お茶をお淹れしますので客間にてお待ち下さい。どういった御用向きでしょう、幽々子様をお呼びしましょうか」
「ああ、その必要はないの」
 紫様はぴしゃりと扇子を閉じ、三日月のように目を細めた。私はドキリとした。かと思うと今度は子供のような笑みを浮かべて、ちょいちょいと扇子で手招きした。誘われるままに私は紫様のもとへ寄る。右左へ目線をやって、紫様は口の横に扇子を当てた。内緒話をするときの姿勢。私が耳を近づけると、紫様はそっとささやいた。
「幽々子に、入れ知恵しておいたから」
「えっ、――」
 とっさに紫様の方を見ると、そこには五本の灯台がたたずんでいた。……もはや驚くのも馬鹿らしい。八雲紫はこういう退場の仕方をするのだ。主人の友人にこんなことをいうのは無礼だけれど、幻想郷の住人が口々に言う、八雲紫を見た日にロクな事があったためしがない、という言葉はわりと本当のことなのかもしれない。諦念をため息と共に吐き出して、修行に使った灯台を道場の端に片付け、床を雑巾がけする。入れ知恵された幽々子様が何を言ってくるのか予想もつかないけれど、とにかく、そろそろお昼ごはんの支度をする頃合だ。支度をしてから部屋に幽々子様を呼びに行って、そのときに紫様に何を言われたのか聞き出せばいい。そう考えて、私は障子の前に立って道場の中心に向かって一礼して、振り向いて手を伸ばした瞬間に障子は勝手に開いた。思わず、わっ、と叫んで手を引っ込めた。
「あら妖夢、ちょうどよかったわー」
 幽々子様の後ろから日光がそそいでいる。日も高くなっていた。
「あ、すみません、お昼の用意はこれからいたしますので」
「ええ、よろしくね。それと、ちょっとお願いがあるの」
 幽々子様は道場の中に足を踏み入れた。隅っこに置いてある灯台を一瞥すると、口元に扇子を当てて横目で私を見た。
「穴が食べたいわ」

   ○

「ねえ、あなた達、穴って食べたことある?」
「なんだそりゃ」
 魔理沙は、くぁ、とあくびをした。昼下がりの博麗神社の上空は澄みわたっていてぽかぽかとした陽気。眠たくなるのも頷けるし、魔理沙のセリフにも全力で頷きたい。お昼ごはんを食べ終えて、庭の仕事も特に急いでやることはなく、私はふらふらとここに来ていた。幻想郷を特に目的もなく飛んでいると、いつもいつの間にかここに着いている、という気がする。他の妖怪たちや魔理沙が入り浸っているのもそういうことかもしれない。
「日本語で話しなさい、ここは幻想郷よ」
「それは私のセリフだぜ」
 で、着いてみるといつものように霊夢と魔理沙が縁側で漫才をやっていた。二人に問うてはみたものの、自分でもちゃんと日本語をしゃべれている自信があまりない。
「穴ってのは食べるものじゃなくて開けるものだぜ」
「迷惑だからほどほどにね」
 迷惑だから完全にやめたほうがいいと思う。私は縁側に腰掛ける。霊夢が立ち上がって、「お茶を淹れてくるわ」と言った。魔理沙が湯飲みを一気にあおって、おかわりを要求する代わりに湯飲みを霊夢に差し出した。霊夢はそれを受け取ると奥に引っ込んだ。魔理沙は涙目になって舌を出した。火傷したらしい。
「で、それは何かの謎かけか? 二文字じゃ短すぎてアナグラムもできないけど」
「そう……だと思う。幽々子様のことだから」
「ああ。幽々子のことだからな」
 幽々子様に穴が食べたいといわれて、私は間抜けにも、「穴、ですか」とオウム返ししていた。幽々子様は、紫に聞いたんだけれどね、と言った。「世の中には美味しい穴があるらしいの。なんでも、サクっとした歯ざわりで、ふんわり甘いんだってー」と語る幽々子様は、口からよだれが垂れそうな恍惚の表情だった。私はたまらず、「具体的にはどんなお料理なのでしょう」と問うたところ、「わかんない。紫に聞いただけだから」という感涙するほど明快な答えが返ってきた。「とにかく、今すぐでなくてもいいから穴を作って頂戴な。あ、お昼ご飯まだ?」……以上が、お昼前に行なった会話の全てだ。
「紫が噛んでるとなるとますます怪しいぜ」
 魔理沙が率直な感想を述べたところに、霊夢が帰ってきた。急須と湯飲みが三つ、そして何か厚めの冊子がお盆の上に載せてある。腰掛けて急須を取り、こぽこぽと三人分のお茶を淹れると、霊夢は冊子を持ち上げた。国語辞書だった。
「あな【穴】名詞。1.くぼんだ所。2.動物などのすむくぼみ。巣。3.会計上の損失。4.欠点。短所。5.競馬などで番くるわせの勝負。」
 霊夢が読み上げたところに、すかさず魔理沙が、「食べられる要素がないな」とコメントをつけた。
「まあ、あのスキマやら亡霊やらの考えることを人間の常識で計るのも馬鹿馬鹿しいわ」
 霊夢はパタンと辞書を閉じると、ずずっと音をたててお茶を飲んだ。至極のんきだ。私は頭を抱えた。
「うう、穴、穴、あなぁー」
 私の呻きに、霊夢が何気なく「穴子」と言った。魔理沙がそれに乗るように「穴熊」と言った。さらに霊夢が「アナナス」と言って、魔理沙が「なんだそりゃ。穴茄子?」と訊いた。霊夢は答えた。「パイナップルのことよ。っていうか、穴熊って食べられるのかしら」魔理沙は得意満面に、「四本足だろ。血を抜いて皮を剥げば食べられる」「大陸人かあんたは……」
「ちょっと待って。『アナ』が含まれれば何でもいいみたいにしないで」
 私は思わず突っ込みを入れた。というか、どれもサクっとしてて甘くはない。
「細かいこと気にするなよ半人前。幽々子のことだからアナコンダでもなんでも持っていけば満足するんじゃないか? 蒲焼きがお勧めだぜ」
「胃がもたれそうね……」
 幻想郷にいるのか、アナコンダ。蒲焼き何人前取れるだろうか……。
 その後も、「普通に穴の開いた食べ物、ってことじゃダメなの? レンコンとか」「じゃあ、タヌキ汁でも作ったらどうだ、同じ穴のムジナってヤツだ」といった調子で、なんとなく正解をかすったりあさっての方向に向かったりする感じだった。しかし、正直あまり期待してなかったとはいえ、この人間たち、ノリノリなわりに使えない。そろそろ冥界に帰って庭の掃除でもしようかなあ、と思ったところに、神社に飛来する人影があった。
「ごきげんよう……って、あら、お揃いね」
 アリスはふわりとスカートをなびかせて私たちの前に降り立った。見たところ彼女もなんとなく飛んでいたらここに着いた、というような感じだった。
「おお良く来たなアリス。歓迎するぜ」
「ここはあんたの家じゃないでしょ」
「堅い事言いっこなしだ。それより、良いところに来たな。いま世にも不思議な食べれる穴をこの半人前にご馳走になろうって話だったんだ」
「微妙に違う」
「全然違う」
 アリスは飛行中に乱れた前髪を直しながら、「食べれる穴?」とオウム返しした。私は事情を説明した。
「……なるほどねぇ……」
 アリスは、ふふん、と笑った。「あなた、聞く相手を間違えたわね。こんな能天気たちにその穴は見えないわ」
 何か言い返そうとする魔理沙と霊夢を私はさえぎった。
「それじゃあ、つまり」
 アリスは頷いた。
「ええ、教えてあげるわ。サクっと甘い穴の作り方」

   ○

 美味しい穴の作り方。
 いち。強力粉と薄力粉と膨らし粉(アリスはベーキングパウダーと言っていた)をふるいにかけて置きます。
 に。ボールに溶かしたバターと卵と砂糖を順番に入れて混ぜ、先ほどの粉を加えます。
 さん。牛乳を加えつつ、程よい硬さになるよう調整して練ります。練りすぎると生地が膨らまないので注意。
 よん。生地を薄く延ばし、型を取って油で揚げます。きつね色になったら出来上がり。
 おまけ。形を変える、生地に紅茶を練りこむなど、アレンジはご自由に。

  ○

「これが穴?」
「穴です」
 アリスに作り方を教わって、私はその日のうちに白玉楼の台所で実践した。そうしてカゴに盛られ、ちゃぶ台の上に置かれたそれを見て、幽々子様は、何か納得したように、ふうん、と言って笑った。
「ドーナツねえ」
「ドーナツです」
 型を抜いたあたりで「穴」の正体に気付いた私は、アリスに説明を求めた。アリスはしれっと答えた。「見方を変えてみなさい。ドーナツは、穴の開いたお菓子でなく、周りに生地のついた穴」なんだか納得のいくようないかないような話だと思って首をひねっていると、アリスはくすくすと笑いだした。「いいのよ、あなたの見方はそれで。……Twixt optimist and pessimist The difference is droll: The optimist sees the doughnut, The pessimist, the hole.」歌うように紡ぎだされた英語。意味を聞こうとすると、「あなたの主人かスキマにでも教えてもらいなさいな」と言われた。煙に巻かれた気分だった。幽々子様は多分あまり英語を知らない。紫様は間違いなく知っていそうだった。
「確かに美味しそうな穴ねえ」
 幽々子様は説明を求めなかった。こう見えて聡明なので、私がアリスに教わったようなことを自分で考えて納得したのだろう。そうして、カゴの盛られたドーナツをひとつつまんで、一口かじった。
「ううん、サクっとしててふんわり甘いわー」
 幸せそうだった。私はお茶を入れた。いつもなら日本茶だけれど、今日は紅茶だ。カップを幽々子様の前に置く頃には、幽々子様は二つ目のドーナツに取り掛かっていた。私もカゴからひとつ、ドーナツをつまんだ。
「そういえば」幽々子様は口元についた食べかすを指ですくった。「ドーナツってなんで穴が開いてるのかしらね? 真ん中にも生地があったほうがたくさん食べられるのに、ねえ、妖夢」
 言われて、私は手の中のドーナツを見つめた。あな、穴。くぼんだ所。欠点。欠点を含んだお菓子。熱を通しやすくするため? いや、そんな理由ならもっと色々な食べ物にも穴が開いていなければおかしい。何か謂れがあるのだろうか。わからない。わからないけれど、
「なんというか……穴がないとドーナツって感じがしないような」
 幽々子様はふむん、と呟くと、満足げに笑った。
「そういうことよね」
 そうして、二つ目の最後のひとかけらをひょいと口に運んだ。私はぽかんと口を開けていた。いま、あっさりと何か重要なことを言われた気がした。――もしかして、幽々子様が、紫様があんなことを言ったのは、そういうことだったのか――
「呼ばれて飛び出てー」
「あら、呼んでないわよ」
「つれないわあ、しくしく」
 紫様はカゴの上の中空に開いたスキマから、逆さにぶら下がる形で出現した。
「呼ばれなくても歓迎はするわー。食べなさいな美味しい穴」
「あな、美味しいのかしら穴」
 紫様はするりとスキマから抜け出るとちゃぶ台の横に座った。いつの間にか座布団まで用意されていた。私は新たに紅茶を淹れると紫様に差し出した。紫様は白い手袋を着けた手でドーナツをつかむと、控えめに開けられた口で、一口かじった。
「あな、美味しいわね穴」
「ありがとう紫。おかげで美味しいものが食べられたわー」
「いいのよ。親友の頼みですもの」
 頼み? 幽々子様が紫様に何を頼んだのだろう、と思うと、紫様が横目でこちらを盗み見るようにして、ふふ、と妖艶に微笑んだ。私はドキリとした。そうして、ひどく納得した。――私は紫様に、そして何より幽々子様に、感謝しなくてはならない。半人前の私を気にかけてくれる人たちに。
「楽観主義者はドーナツを見る。悲観主義者はドーナツの穴を見る。あら、幽々子ったら悲観主義者だったの?」
「亡霊ですからー。よよよ」
「幽々子様の場合どっちかという食欲のせいのような」
「あらあら妖夢まで酷いわー」
「まあ、穴の見えなかったあなたの従者さんなら、心配は無いでしょ、って話ね」
 三人でからからと笑った。
「お邪魔するわよ」
「穴は開けなくてよさそうだな」
「止しなさい、弾幕バカ」
 玄関のほうから三人分の声が聞こえた。幽々子様は、あらあら、といつもと同じような微笑を浮かべたままで、紫様は「冥界も愉快なところになったわね」と言った。「冥界はもともと愉快よ」と幽々子様が反論した。客間に向かって、足音が近づく。
「美味しい穴をご馳走されに来たぜ」
 ああ、まったく。

   ○

 重心は低くどしりと。足を大きく開いて、つま先に体重を乗せ、ひざを曲げる。身体は半身に構え、右手でしっかりと握った柄を後方に流し、刃は水平、切っ先は地面から五寸の位置。左手はどんな動きにも対応できるように、いざとなれば左の宝刀を抜けるように、軽く添えるだけ。眉は曇らず正面を見据える。右から左へ真一文字に並んだ灯台。ろうそくの火が五つ、幽かに震えている。真ん中の灯台の前に立つ。チリ、と煤の音がする。右手に信頼できる重さを感じて、全身を軽く縮めてばねのように力をためる。止めていた呼吸を再開する。丹田が空気で満たされてゆく。頂点で一厘の休止。吐き出した瞬間に、腕の緊張が抜け、切っ先が剣の重みでわずかに下がる。その瞬間、きりきりと絞られた弓の弦を開放するように、弾ける。左のつま先のばねを爆発させ、右足を一歩突き出す。腰を大きくひねって腕の速度を倍化させ、地面をなぞるような角度から刃を走らせ、大きく振り抜く、一閃! さらに手首をひねり、返す刀で一閃!
 一瞬の休止の後、私は剣を鞘に収める。ろうそくの火は消えている。そして、ばらばらばら、と灯台の中ほどの切り口から真っ二つに切れて、次々と倒れていった。
「ははっ、ははははは!」
 私は思わず笑ってしまった。非常に痛快だった。
 紫様と、幽々子様と、そして師匠に、感謝の気持ちを伝える代わりに、私は道場で独り、ぺろっと舌を出した。


 頑張り方も、いろいろ。

ーーーー

ご読了ありがとうございます。時計屋氏その他、色々な方から「妖夢の刀の扱いが変」という指摘を頂きましたので、誤字修正とともに、冒頭と終末の文章を修正しました。嘘を書いてごめんなさい……。
つくし
http://www.tvk.zaq.ne.jp/tsukushi/
作品情報
作品集:
最新
投稿日時:
2007/05/12 23:04:54
更新日時:
2007/06/08 21:51:16
評価:
0/0
POINT:
0
Rate:
5.00
1. 4 A・D・R ■2007/05/13 15:21:21
うまくまとめられていて、綺麗な締め方だったと思います。
ドーナツがすぐ思い浮かんでしまうのが残念ですが、そこからお話を広げられていたのでよかったと思います。
2. 7 shinsokku ■2007/05/16 00:32:40
メビウスドーナッツは食べると不思議でなくなるので困ったものです。
美味しいのに。
3. 6 爪影 ■2007/05/16 13:53:37
 そうだ、ドーナツを買おう。
4. 4 詩所 ■2007/05/19 15:49:02
ゆかりんって何考えているんだろ?
実は自分がドーナツ食べたかっただけだったり。
5. 5 秦稜乃 ■2007/05/24 09:11:10
頑張りまくり。その生真面目さに寧ろ惚れる。
6. 2 人比良 ■2007/05/26 21:01:27
「馬鹿には見えない穴でございます」と空の器をゆゆ様に。コ
ケティッシュなお話。

7. 6 流砂 ■2007/05/26 21:52:34
あんドーナツはドーナツではありませんかそうですかざんねんです。
ドーナツといえばあんドーナツな私には厳しいご意見です幽々子様。
通して高いレベルで纏められている作品だとは思うのですが、
最後の一行はなんか違和感。 「お?」と思うより「あれ?」
8. 6 反魂 ■2007/05/26 23:07:02
人の為す技は、時にそこから人の色を抜きたくなるものであり、しかしなかなかに人から離れがたく。
求道者の如き修羅の道は、しかし果たして如何とも、内在的矛盾なのかしらんとも。
とりあえず私は、穴のあるドーナツの方が好きだ。あと妖夢も好きだ。
……なんて書くと、私が墓穴を掘った可能性も。うぎぎ。

技術的にも物語的にも上質な、心地よい短編でした。
9. 7 deso ■2007/05/26 23:49:41
真面目な妖夢は好物です! ドーナツ食べたくなりました。
10. 10 あああ ■2007/05/27 02:10:33
話のテンポが良かったので読んでて心地よかったです。
全作品を読んで一番印象に残ってて一番面白い!と思ったので満点あげちゃう。
11. 7 blankii ■2007/05/27 11:12:52
敢えて言うなら、私は『ドーナツの穴から見える景色』が好きです、狭窄した視野が愉快ですので。という訳で、こんな妖夢も可愛いです。
12. 6 椒良徳 ■2007/05/27 19:55:10
ほのぼのしていてよいですね。
妖夢の道場での練習光景の描写も好感触。
ただ、ほのぼの作品はコメントに困ると言うか。
もっと貪欲に点数を取りに行っても良いかと思います。感動の超大作とか、背すじの凍るホラーだとか、大爆笑のギャグだとか、手に汗握るバトルだとか、甘々の百合だとか。いや、私が読みたいってだけなんですが。
13. 9 ■2007/05/28 00:31:21
真ん中に風を抜く穴、つまりお菓子で息抜き。息を抜いた瞬間、刃は弾ける。その刃の感触、何となくですが判る気がします。
14. 6 らくがん屋 ■2007/05/29 10:51:51
“穴”って単語自体にマイナスイメージありますが、見方を変えればそう悪くないのかも知れませんね。
15. 6 鼠@石景山 ■2007/05/30 01:44:54
妖夢→幽々子→紫→妖夢という回りくどさが良いです。なんというか普通にありそう。
霊夢と魔理沙の役立たずっぷりもいい。
がんばれみょん助。穴があってこそのドーナツだ.
16. 5 いむぜん ■2007/05/30 02:30:21
ドーナッツ。 そして使い方が上手く、短く綺麗に収まっている感じ。
穴があって成立するものもある。
17. 6 ■2007/05/30 03:18:31

東方っぽい会話のかけあいが面白かったです。しかしまだ本家のZUN節には及ばないかな。さらに磨きをかけてください、とても期待してます。お題のアプローチも好みでした〜。
18. 6 リコーダー ■2007/05/30 16:08:49
突きつめれば無の境地?
19. 6 眼帯因幡 ■2007/05/30 17:41:36
失敗(穴)を受け入れずに落胆する悲観主義者か、受け入れて反省する楽観主義者か、と言うことでしょうか?;
頭では理解できているのですが、説明しがたいものです。
こういうものを形に出来ないとSS書きとしては駄目なのかも?(悲観主義
話が逸れました、こうやって少しずつ変わっていくような物語は好きです。
お疲れ様でした。
20. 5 K.M ■2007/05/30 18:58:06
ザ、ドーナッツ。
「甘い」のキーワードで分かりそうなものだが……食生活が和風だからですかね。
21. 6 二俣 ■2007/05/30 20:34:45
はて、庭師は文系だろうか理系だろうか。
そんなことを考えるよい小品でした。
22. 5 たくじ ■2007/05/30 22:24:31
きれいにまとまっていますね。それぞれのキャラを上手く使っていると思いました。
23. 7 藤村る ■2007/05/30 23:36:37
 うん。
 非常にいい感じなのですけど、ドーナツに至る道がストレートすぎるかなあと思わないでもなかったです。
24. 5 時計屋 ■2007/05/30 23:44:26
穴は穴でも食べられる穴はなーんだ?
と問われればやはりまっさきにドーナツが浮かびますね。
いや私が同じSS書いたんですぐ連想しただけかもしれませんが。
それはさておき、刀持つとき力を入れる手が逆ですよ、妖夢。

さて、批評です。
文章は冒頭、やや装飾過剰かな、とも思いましたが、
全体的に見れば説明に過不足の無い、読みやすい文章でした。

お話も妖夢の悩みを絡めた上で、すっきりとまとまっていました。
全体がドーナツのようにほんわかした良い話だったと思います。
25. フリーレス つくし ■2007/06/05 21:51:46
 ご読了ありがとうございます。遅ればせながらレス返し仕ります。

>A・D・R様
ただ「ドーナツでしたー」「な、なんだってー」では面白くないのでこねくり回してみました。小細工で生きるタイプです。

>shinsokku様
ゆかりんがドーナツを作るとクラインの壷型になるそうです。あな恐ろしや。

>爪影様
ポンデリングとかマジおすすめ。もっちもっち。

>詩所様
ゆかりんならありえます。でもそれを突き詰めて考えると後期クイーン問題とかに引っかかるのが困りもの。

>秦稜乃様
生真面目でちょっと空回りするくらいの娘が実にいとおしいのです。

>人比良様
「じゃあその穴をふさいで見せて」とか素で言っちゃいそうなのが幽々子様の恐いところ。

>流砂様
あんドーナッツ美味しいですよね……話の都合のために意図的に無視したのは秘密でs(銃殺
最後の一行は、ほんの遊び心です。

>反魂様
超人になれとニーチェは言ったけれども人から外れることは求道かしらん。思考はドーナツのようにグルグル堂々巡り。

>deso様
妖夢に無理難題を出して困っている姿を眺められる幽々子様の位置がうらやましすぎます。

>あああ様
「読むという行為それ自体の快楽」を目指している私にとっては最高の誉め言葉です。ありがとうございます。

>blankii様
穴があるからこそ見える世界がある。ああ、世界は美しくなんかない。そしてそれゆえに、美しい。(時雨沢大先生

>椒良徳
仰るとおり、「点を取りにいく」SSではありませんでした。もちろん点を取る野望も持っていますが、今回は好き勝手書くことにしました。ご読了ありがとうございます。

>翼様
肩の力を抜くことって案外難しかったりします。言われて気付く。

>らくがん屋様
霊夢が辞書で調べたように、「欠点」とデカデカと書いてありました。でも穴って案外不可欠。空気孔とかなくなるとしにます

>鼠@石景山様
幻想郷の連中はいかに回りくどく何事をも成すか、ということに頭をひねりすぎている感が否めません。そこが面白いんですが。ルーブ・ゴールドバーグ・マシンみたい。

>いむぜん様
素材の味で勝負するより、微妙な小細工で勝負するのが好きです。ありがとうございます。

>執様
ZUN節をリスペクトしつつ、つくし節も混ぜていきたい所存。ありがとうございます。

>リコーダー様
半紙にただ筆で一筆書かれた円(漢字ではなく、本当に丸が「○」という感じで書いてある)の美しさに感動したことがあります。そんな感じです。

>眼帯因幡様
大丈夫、私も理解していないでs(西行春風斬
慌てずゆっくりやればいいのだとおもいます。

>K.M様
冥界の文化程度ってどのくらいなのかわりと謎です。妖々夢の某エンディングでは幽々子様、現代語と古語が混ざった無茶苦茶な和歌読んでたし。私の中では明治17年くらいに設定しているようで割と適当ですごめんなさい。あと、勝手なイメージで、西行寺の食卓は和風オンリー。

>二俣様
ごめんなさい『さよなら絶望先生』のネタを思い出した私はもうだめだ(業風神閃斬
妖夢は理系の考え方をしているように思います。幽々子様は文系。

>たくじ様
キャラを見せることが出来ているという評価は二次創作に対しては最高の評価です。ありがとうございます。

>藤村る様
ギアを一段階とばしで入れてしまった感が無くもないです。その辺は実力と練りこみの不足によるもの。まさにごもっともな指摘、ありがとうございます。

>時計屋様
ぐはっ……学生時代に授業でやった剣道の記憶を頼りに書いたのですが……生兵法は自分を殺すことになるということを痛感しましたです。切腹。
冒頭は、よく「淡々としすぎている」という指摘を受けることがあるので装飾過剰に書いてみました。実に真っ当な読みをして頂いた時計屋様は良い読者様です(笑)。さっくり読んで頂けたならこれ幸い。

名前 メール
評価 パスワード
<< 作品集に戻る
作品の編集 コメントの削除
番号 パスワード