鬼の潜む穴

作品集: 最新 投稿日時: 2007/05/13 08:23:38 更新日時: 2007/05/15 23:23:38 評価: 0/0 POINT: 0 Rate: 5.00
※ オリキャラ成分非常に多めです。ご注意下さい。
























今日も、空は晴れていた。雲は流れ、木々は囁いていた。世界はとても穏やかで
喜びに満ちている。そう思いながらも、その青年の胸中には深い空虚感があった。
何かが、この世界には足りない。その足りない何かを、幼い頃から彼はずっと捜し求め、
まるで追い立てられるかのように、充足感を得られそうなことなら全てに力を尽くして来た。
十九歳の今にして、彼は既に在籍する大学でも一目置かれる存在になっていた。
そして、それでもなお弛むことなく毎日全身全霊を振り絞って全てを貪欲に学び続けていた。

しかし、何をしても心底の満足を得られたことはなかった。いるべき誰か、
一緒に喜んでくれるはずの誰かを仲間外れにしている、そう思えていたからだ。
周囲には家族も、仲間もいると言うのに、なのに、その輪の中にはぽっかりと黒い穴が空いている。
最初から存在しないなら、輪を少し狭めて端を繋ぎ直せば穴はなくなる。
しかし、確実にそれは存在しているのだ。例え、見えることはなくとも。

「…馬鹿な」
いつもの通り、彼は首を振った。
何かが見えるわけでもなく、何かを知っているわけでもない。
記憶にすら何かがあるわけでもない。ないない尽くしの何かに脅かされるなど、
それではまるで精神病の患者か何かではないか。
ため息をひとつついて視線を前方に戻し、彼はおやと呟いた。
それはそれは大きな荷物を抱えた女性が、大きな白帽子の幼い少女を連れて
往生しているのが見えたからだ。両方とも外人なのだろう、何せ片方は銀髪で、
もう片方は水晶のように透明感のある蒼髪だった。
こんな色の髪、本当にあるのか…などと、思わず感慨すら抱きながら、
彼は二人に近づいて行った。

「あの、大丈夫ですか?重そうですが…」
日本語は通じるかな…などと思いつつ遠慮がちに声をかけてみると、
女性は振り向いて苦笑を浮かべた。その口から出て来たのは、
声をかけた彼の方が驚くほど流暢で発音も美しい日本語だった。
「ちょっと買い込みすぎてしまいまして…少し歩けば、連れとの待ち合わせ場所なのですが」
「ふふ、ごめんね咲夜。ついいつものつもりで」
傍らのより日本人ばなれした外見の少女も、普通に見事な日本語で受け答えをしていた。
「あら、お嬢様がお気になさることではありませんわ。美鈴が別行動をしたのが全て悪いのです」
会話を聞くに、いまどき珍しい主従関係らしかった。
それではと彼は咲夜と呼ばれた女性に近づき、手を差し出した。
「よろしければお手伝いしましょう。そう遠くないんでしょう?」
彼女は少し悩み、それではと荷物の一部を彼に渡した。
「そんなにご遠慮なさらなくとも、まだ余裕はありますよ?」
青年がまだまだ軽い荷物をくいと上げてみせると、彼女はくすりと笑った。
「これはあくまで私の仕事。あまり他人の手を借りすぎるのはよくありませんわ」
「咲夜は真面目ねえ」
面白そうに傍らで笑う少女は、当然のように何も持ったりしていなかった。
まあ、見たところせいぜい小学生から中学生程度の体格で、
さして重いものを持てるとは思えないのだが、
それでもその「当たり前」という態度は珍しいものだった。
傲慢なだけの人間ならそこらに掃いて捨てるほどいるが、
彼女には傲慢さは欠片も感じられなかったのだ。
周囲に「それこそが当たり前」と思わせてしまうような雰囲気さえあった。
「貴人」とはこういうものなのだろう。

他愛無い会話を交わしながら少し歩くと、やがて行く手に駅が見えて来た。
そして、チャイナドレス姿の見事な長身の女性が、炎のような赤髪を揺らしつつ
こちらに駆けて来るのも見えた。
「お嬢様〜、咲夜さ〜ん」
駆け寄って来た彼女は、まず青年に目を止め、深々と頭を下げた。
「お手伝いしていただきましたようで、どうもありがとうございました」
「あ、いえいえ。さして距離もありませんでしたし」
そして、次に少女…レミリアと言うらしい…に続いて頭を下げ、
後ろ手にしていた袋を差し出した。
「どうも、わがまま言っちゃいました。これ、お詫びです」
「ん、何これ?…むむ、いい匂いね」
「たこ焼きと鯛焼きです。近くにありましたので、ついでに」
「美味しそうね…いいわ、今日のわがままは全部許してあげる」
ほくほくとした表情の少女から、青年は思わず眼を逸らした。
ここにいる三人はあまりにも日常離れした美人揃い過ぎて、うっかりしていると、
顔に見とれて意識を持って行かれてしまいそうだった。まして素の表情を洩らされると、
殺人的とすら言える威力があったのだ。

「さ、お嬢様。そろそろ参りましょう。ぐずぐずしていると隙間との約束の時間になってしまいますわ。
…ほら美鈴、これ持って」
「そうね、まだうろつき足りないもの」
「よいしょ、と。咲夜さん、今日はまたずいぶん買い込みましたねえ」
美鈴と呼ばれた女性は、大黒様の袋のごときサイズの荷物を片腕で軽々と担ぎ上げ、
青年は少しばかり驚いた。と、その一瞬の隙に、レミリアが音も気配もなく歩み出て、
彼の懐に踏み込んだ。

「ねえ」
「は…い?」
見上げたその瞳を見た瞬間、彼の身体は金縛りに遭ったように動かなくなった。
いや、それは間違いなく金縛りそのものだった。
今まで帽子に隠れてはっきりと見えなかったその瞳は、ぞっとするほど紅くてどこまでも深く、
凍えるほど綺麗に澄み渡っていた。息すら出来ない彼の様子には気付く様子もなく、
彼女は好奇心いっぱいに彼の全身を眺め回し…に、と唇の端を吊り上げた。

その瞬間、ふっと金縛りが解け、青年はあやうく地面に倒れこみかけた。
その彼の身体を片手でこともなげに押し返してしゃんと立たせ、
レミリアは口を開いて愛らしい声で告げた。
「我が一族への親切、当主として心から礼を言わせてもらおう」
彼女の目がすっと細まり、彼はごくりと喉を鳴らした。

頭の奥底で警鐘がやかましいほど鳴り響く。
違う、これは、こんなところにいるはずのないものだ、と。

本能的な恐怖がわき上がり…すぐに、それを圧して幸福が彼の全身を覆った。
何故か、彼の中の穴が、めきめきと音を立てて塞がり始めていたからだ。
「…穴があるな」
いきなり言われ、どきりとした。
「胸に穴が空いているせいで、隙間風ばかり通って血に温かみがない。
とても勿体無いね、美味しそうなのに」
白くて細い指が、ついと彼の胸に当てられる。その指から、皮を通して肉に、骨に、
彼の芯に灼熱が流れ込んで来て、彼は歯を食い縛った。指がゆっくりと食い込み、
彼に刻印を残して行く。表面には何の変化もないが、内側にははっきりと、紅色の印が焼き付けられていた。
「明日…そう、子供と大人の境界の日に、神社の境内まで行くがいい。
それが、一族へ親切にしてくれたお前への私からの礼」
そう言って手を離し、レミリアは優雅に会釈した。
「さ、行きましょうか。咲夜、美鈴」

言葉を発することさえ出来ない彼の目の前で、彼女はくるりと身を翻し、
もはや一顧だにせず去って行く。咲夜と美鈴も、彼に一礼して、その後を追った。
「お嬢様、いいんですか?あんなことしちゃって」
「いいのよ。あの隙間、大人しくしていろとは言ったけど、何もするなとは言ってないじゃない?」
「まあ、まるで悪魔のような契約曲解ですわ」
「失礼ね、帰ったら覚えてらっしゃい。そもそも、不十分な契約で悪魔と付き合おうとする方が不遜なのよ。
もっともあの隙間の場合は、自分から契約を不十分にしようとしてる節があるけどね。
本当に毎日を楽しむのが巧いやつだわ」
楽しそうに何やら言い合う彼女らの後ろ姿をただ呆然と見つめ、やがて見えなくなって
10分ほど経っただろうか。青年ははっと正気に戻った。
思わず自分の頬をぎゅうっと抓り、ぽつりと呟く。
「…夢じゃないよな」
カサカサと、そんな彼を嘲笑うような音を立てて紙くずが地面を転がっていた。



次の日、彼は大学を休み、神社の境内でのんびりと過ごしていた。
あの少女の言ったのがどこの神社か判らないので、取りあえず近所にある産土の神社にしておいた。
そこは丘の上にあって空気がよく、急勾配の古い石段を昇ってまで参詣する人間はあまりなく静かで、
一日をただぼうっと過ごすには非常によい場所だった。
今までにも、根を詰めすぎて疲れた時にはよくここの草むらを枕にひと眠りしていたものだ。
「…しかしまあ、無駄なことしてるもんだよなあ…」
握り飯を頬張りながら、青年はそろそろ落ちかけの夕日を見送っていた。
今日は結局何が起こったわけでもなく、根拠の何もない主観と少女の言葉に踊らされて一日を無駄にしたことになる。
「まあ、いいか」
たまには気分転換も悪くない…と、自分を納得させようとしたその瞬間。
神社の境内が、丘の頂点を挟んで、地面に降りた夕日の赤光と宵闇の影で二色に塗り分けられた。
その昼と夜の境界線の上に、それは姿を現した。

「あらあら、これは珍しい」
赤と黒を共に傘で割り、光と闇の狭間から姿を現したそれを見た瞬間、青年の意識は完全に飛ばされた。
粉々に砕かれて即死しなかっただけでも不思議なもの、賞賛されるべきと言える。
それほど、それは理解しがたく、おそろしく、愛らしく、おぞましく、そして美しかった。
形は女性のものではあるが、それを女性と断じることは出来ず、それと呼ぶしか表現方法のないものだった。
レミリアからも似たような衝撃は受けたが、それには衝撃の大きさを和らげる覆いがかかっていた。
今ならわかる、自分と彼女の間には、何か壁が立てられていたのだと。
しかし、今は昼でも夜でもない、人の知らない、人以外のものが正体を現す逢魔刻。
ここは人の法では区切れぬ、何者にも平等な霊域。だから壁などなく、あるものはそのままに見えていた。

見ているだけでも伝わって来るその威力は、常人が耐え続けるにはあまりにも辛いもの。
膝ががくがくと笑うが、それでも身体の中から湧き上がって来るものが彼に敗北を許さなかった。
未だ穴を埋めるべきものの姿は見えなかったが、それでも、それがすぐそこにあることが感じられた。
歯を食い縛り、拳を握り締め、震える太腿を思い切り殴りつける。
「…ここに二人も来客があるなんて、確かに珍しいですね」
彼が言葉を返すと、それは感心したように眉を上げ、上品にころころ笑った。
すると、いきなり彼にかかっていた重圧がふうっと消えた。
今やそこに見えるのは、可愛らしく微笑む妙齢の女性でしかなかった。

「今日、あなたは二十歳になる」
優しく笑いかけながら、女性は告げた。
「そして、あなたは子供と大人の境界線を越える。大きな境界に近づいて不安定だった
あなたの運命は、彼女によってこの世から少しだけはみ出した」
どこからともなく風が吹き、自ずから輝いているような金色の髪がふわりと浮き上がった。
「今ならまだ安寧の日々に戻れる。私がすべて忘れさせてもあげる」
しかし、青年は首を横に振った。彼女の教えてくれることこそ、
きっと彼が生まれてから捜し続けて来たものだから。
「教えて、納得させて下さい。何をかは判りませんが、それでもです」
その答えを聞いた途端女性は、今までの上品な笑みはどこへやら、
まるでチェシャ猫のごとくににいっと笑った。
「いいでしょ。現実でありながら幻想を生み出すもの。常にその狭間に引き裂かれるもの。
それは、中々に面白いものだから」

彼女が手をひょいと上げると、その傍らの空間に「隙間」が開いた。
そして、そこから何かが吸い寄せられるようにこちらへ流れ出て萃まって行った。
やがて形を取ったそれを見て、青年は自らが求めていた全てを言葉に依らずして知った。
それは少女の姿をしていたが、その頭には二本の角があった。
「もー、いきなり何よ、紫?ん、この人間は…」
「そうか…鬼、だった。俺が探していたのは」
「そうね。鬼以外の幻想ならば、現世であなたの傍にいるはずはなかった。
あなたは無意識の内に、この地にまだ残る鬼を感じていたのよ。
そして、それと相見えたいと心から願っていた。鬼に挑みたかったのね、あなたは」
「そうだ…鬼こそが、輪の最後の欠片だったんだ。俺たちが仲間外れにして、
仲間外れにしたことさえも忘れていた」
「へえ…こんな人間を今の現世で見るとは思わなかったよ」
青年の表情をちらりと眺めた鬼は、面白そうに笑うと、瓢箪を取り出してぐびりと呷った。
「それで?やるの?」
「いや、今はやらないよ。見ただけでわかる。何をやっても、何であっても勝負にもならないから。
鬼に挑むには、まだ俺は相応しくない」
「へー、いい目をしてるじゃない。こりゃ先が楽しみだ」
人との勝負の機会を逃したと言うのに、鬼は却って嬉しげだった。

その鬼の傍らで、境界の女性が薄く笑う。
「もう、知る前の生活には戻れない。本当に後悔はないの?」
「ああ、ない」
冷たい響きを伴った言葉に、しかし、青年はしっかりと頷いた。
「何が俺たちを見てくれているのか、何を無視して俺たちは暮らしていたのか、それが判った。
そして、鬼の強さを知った。この地に暮らしながら、これ以上何を望める?」
「ふーん。あんたなら、確かに鬼に挑めるかもね」
例えようもない冴え冴えとした笑顔を一瞬浮かべ、鬼の少女はふいと消えた。
境界の女性も、最初の柔らかな笑みを顔に戻し、足の先から消えて行っていた。
「隙間の時間は終わり。だから、今日はこれで失礼するわね」
腰が消え、胸が消え、その口元が消えかけた時…女性は、もう一言そっと囁いた。
「幻想を生み出すものが幻想になっては駄目よ?」
そして、全てが消え…神社は宵闇に包まれて、いつもの姿を取り戻していた。
その中央で月を見上げ、青年はゆっくりと今の出来事を反芻しながら悦びのため息をついていた。

これから、彼には辛い生活が待つだろう。鬼への挑戦を決めてしまったのだから、
鬼神の域に届くまで己を磨かねばならない。しかし、それこそが彼の望みだったのだ。
絶対の誠をもって人と磨き合ってくれる好敵手を得、永遠に人の手の届かない高みを目指し続けることこそが。
今までの彼は、幻想を感じながら信じていなかった。だから彼の世界には現実しかなく、
人は現実を観察して掌握していた。だから、高みはもうどこにも見出せなかった。
磨き上げる全ては、向かう先を知らなかった。空は果てある鳥籠と成り果てていた。

だが、彼はとうとう現実に潜んでいた幻想の存在を知った。心は幻想に誘われ、
身体は現実に据え置かれて、現実と幻想は繋がった。
己の生み出す幻想に涯はなく、幻想を追いかける現実にももはや限界はない。
また、知ったばかりの鬼と幻想の現実への愛が、現実をこの上なく堅固に大地へ繋ぎ止め、
足場を絶対のものとしていた。
天と地に繋げられて人はここに柱となり、神々を呼び込んでいた。

青年は、思い切り夜空に声を張り上げた。それは、今までに感じたことのない爽快さだった。


何も案が浮かばず、今回は読み専に回ろうかと思っていました。しかし、今日になって唐突に
この「穴」が脳裏に浮かび、結局書き上げてみることにしました。
我ながら、かなり際物って気がします。どうぞ、遠慮なしに御批判を下さいませ。

補足:
咲夜さんはちょっと結界の外に買い出し。レミリア様は、紫様との談合の末条件付きで
面白そうな外界にお忍び同行。美鈴は荷物持ち…と言うことにしてます。
大荷物程度に手こずるのは、結界外なので目立つ行動(超常的能力使用)を自ら禁じているためです。
作品情報
作品集:
最新
投稿日時:
2007/05/13 08:23:38
更新日時:
2007/05/15 23:23:38
評価:
0/0
POINT:
0
Rate:
5.00
1. 5 A・D・R ■2007/05/13 22:08:10
レミリア達が『外』にいたのを読んだときには、正直大きな違和感があったのですが、読み進めていく内にそれはなくなりました。吸い込まれるようにお話に入り込めました。
ただ、なんといいますか説明不足というか文章量の不足というようなものがあった気がします。
2. 6 秦稜乃 ■2007/05/14 17:09:19
幻想を望んだ者は、現実に戻れない、と。
幻想郷外の幻想、楽しませてもらいました。
3. 4 詩所 ■2007/05/16 00:18:04
難しい、長くないのに難しい話です。
オリキャラが出てくると多少長くしてキャラの確定化をしないと味が出ない気がします。
4. フリーレス 爪影 ■2007/05/17 19:34:44
 よく分からない、といのが正直な感想です。
5. 4 どくしゃ ■2007/05/24 10:07:34
なんでお嬢様が丸い性格なんだろうって思ったけれど、
結界外なので目立つ行動を禁じていたんですね、咲夜さんのように、たぶん。
外界の話でしたが、しっかり幻想郷の話で良かったです。
6. 4 反魂 ■2007/05/25 01:43:35
オリジナルキャラクターは別に構いませんし、物語としても軸がきちんとした物になっていると思います。構成力というか、主題を常に見据えていられる作品であったと思います。

ただちょっと首を傾げる点があるのも事実です。このオリキャラが立ち位置、バックグラウンド等をほとんど明かさず、ただ唐突に何かしらの真理に辿り着いてしまった――という形であるがゆえに、折角の結末が些か唐突で呑み込みづらい物になっている気がします。ミステリアスっぽさの割には何の伏線も無い結末だったため、ちょっと肩すかしでした。
鬼を追い求めていた、なんていう突拍子もない結び方をするからには、もう少し外堀を深く掘り下げておいて欲しかったかなあという印象です。

また、これは評価とは別の私見ですが――あとがきの後半、取っ払っちゃった方が綺麗だったのでは? と。
さしてストーリーに影響することでもないですし、結界の外に出てきていたということだけであれば、それっぽいことを作中で咲夜がほのめかす程度でも事足りるような気が。
「彼女たちはこういうことしてました」と後書きで解説するのは、失礼ながらあまり格好良くない気がします。

楽しめましたが、ちょっと惜しい作品だったかな、という印象でした。
7. 2 人比良 ■2007/05/26 21:07:29
悪くはないけれど、穴が浅すぎてもぐれない感じ。
8. 5 流砂 ■2007/05/26 22:02:30
じわじわと気分が高揚してくる作品ですね。
希望を言えばこの後に萃香に喧嘩売ってぶっ飛ばされてニヤリとする様な
燃える展開も欲しかった感じもします。
折角盛り上がったテンションが、盛り上がりっぱなしでうずうずデスヨ。
文句を言うとすれば、青年と彼は表記を統一して欲しかった。
もし深い意図があるなら御免なさいですが。
あと、地の文が主人公視点な空気が強すぎるのでちょっと読み難かったかも。
9. 1 deso ■2007/05/26 23:33:09
オリキャラを出すのはいいんですが、主人公に魅力が無さ過ぎます。
また、伏線も何もなしに突然鬼と言われてもついていけません。
話の主題からみると、前半の紅魔館メンバーとの下りは必要無いと思います。
もっとじっくり主人公の日常や内面を描いて、主人公が持つ空虚さとか欠落感などを表して欲しかったです。
10. 8 blankii ■2007/05/27 11:35:38
 後の神主様である、とか銘打ちたくなるくらいスバラシイ(意図は違うと思いますが)。
 『彼』がどれだけの幸福へと連なる挑戦権を得たか(挑戦そのものが幸福かも)と思えば、これほど羨ましい話はないです。短編ならではのテーマでしょうが、もっと読みたかった、というのが正直な感想。
11. 4 椒良徳 ■2007/05/27 20:13:42
 !と?の後ろに文章が続くときにはスペースを入れ、…は二個セットで使うのが一般的です。

 さて、後書きでも述べられているように、これは際物ですな。際物でも面白かったら別に構わないのです。しかし、そんなこともない。オリキャラもといオレキャラが主人公と言うのがどうにも我慢ならない。こう思うのは私だけだろうか。

 いや、なんと言うか評価に困る作品ですな。文章も何だか読みづらいし。内容も評価できない。文章も評価できない。ならば私はこの作品の何を評価したら良いのだろうか。本当に困る。
12. フリーレス 木村圭 ■2007/05/27 23:49:55
うぅむ、評価が難しい……というよりこれだけでは評価が出来ません。始まっただけだし。というわけで続きの方をよろしくお願いしますねー。
13. 5 shinsokku ■2007/05/28 02:33:27
穴を感じる程度の能力。
人間なら、誰でも持っているはずの力。
十二分に幻想くさくて良いですのう。
14. 2 らくがん屋 ■2007/05/29 10:35:21
心の穴の一パターンと判断したけれども、わざわざこういう描き方するのは好みじゃないかなあ。
独特だとは思うけど、正直楽しくなかった。鬼がどーたらとか唐突すぎてご都合なきらいもあるし、最後ほとんど投げっぱなしだし。
15. 5 鼠@石景山 ■2007/05/30 01:56:21
成人を二十歳とするのは本人の意志といったところでしょうか。
周囲がどう言おうと自分でどう決めるか、といった感じで。
勇者の誕生は歓迎。頑張れ青年。
16. 4 いむぜん ■2007/05/30 02:40:56
萃香が出てくるのが遅い、というかレミリアが目立ちすぎている気が。
運命の改変のシーンなんだろうけど、これに対して後半の萃香のシーンが弱い気がする。
17. 3 ■2007/05/30 03:51:16

文章力は高いと思います。ですが、萃香が出てくる前に、青年と鬼に関係する何らかの伏線が欲しかったところです。
現状だとかなりドリーム成分が濃いので、普通に読める作品にするにはもう一工夫必要でしょう。
18. 7 リコーダー ■2007/05/30 15:59:48
もっと色々細かく書けば、より良くなったかなと思いつつ。
19. 4 眼帯因幡 ■2007/05/30 18:12:17
オリジナルの設定を否定はしませんが、設定の尺が短く、置いてけぼりにされたように感じました。
主人公の青年が何故、鬼に心を惹かれていたのか、そういった部分も足りないように思います。
例えば、主人公の前世が鬼を祓うものだったとか……、私にはこういったセンスはないようですorz
オリジナル設定なら突き詰めて違和感を感じさせない程度に練りたいですね。
偉そうにすみません、お疲れ様です。
20. 4 K.M ■2007/05/30 18:46:20
さて、人の身でどれだけ鬼の高さに到達できるのか……
読んでる途中で柏木とか軋間とかいう苗字を考えた俺はきっと終わっている。
21. 8 乳脂固形分 ■2007/05/30 21:27:32
流れるようなテンポの良い文章。本当に、見ていて感嘆します。
外の世界からかいま見られる、亡羊とした幻想の形、感じさせてくれました。
「何が俺たちを見てくれているのか、何を無視して俺たちは暮らしていたのか」
このセリフに寒気を覚えたので、高評価を送ります。
22. 1 二俣 ■2007/05/30 21:56:55
まだ練りこめてないな、というのが正直な感想です。
『彼』が何を以て鬼に挑むのかはともかく、何故そこまでして? という疑問が残ってしまいました。文中から理由は幾つか憶測できるのですが、『彼』についての描写があまりにも少ないので特定しきれもしないし、この描写ではその理由に共感するのも難しいと思います。
それと点数の考慮には入れていませんが、この書式はえらく読みづらいです。
23. 4 たくじ ■2007/05/30 22:14:35
どうしてこの青年だけが足りないものを感じていたのでしょうか。あまり納得いく設定ではありませんでした。
24. 1 時計屋 ■2007/05/30 23:52:44
文章に固さを感じました。
表現がやや大げさであったり、過剰な修飾が付いていたりしていて、
逆に読みにくくなっていますので、もう少し力を抜いて書いてみてもいいと思います。

後、最後の展開が唐突に感じられます。
穴がある理由や主人公の決心の訳など、読者が感情移入できるような説明が欲しかった。
25. 2 藤村る ■2007/05/30 23:54:21
 途中まではよかったんだけどなあ……。
 ていうか鬼に挑むってどういう流れ……。
 唐突だし……。
名前 メール
評価 パスワード
<< 作品集に戻る
作品の編集 コメントの削除
番号 パスワード