今日は楽しい演劇会

作品集: 最新 投稿日時: 2008/02/11 07:22:49 更新日時: 2008/02/13 22:22:49 評価: 24/28 POINT: 108 Rate: 1.06

マヨイガの劇



一幕 シャーネン城の入り口

橙:さ、みんな、準備は良い?
猫1:何の準備さ?
橙:劇の準備。
猫2:劇って何さ、いつやるの?
橙:もちろんそれは、これからやるのよ。今日はみんなで演劇会、前々から、きちんと言っておいたでしょう。
猫1:聞いてなかった、そのときラムを食べてたもんで。
猫2:同じくタムを叩いてたから。
猫3:あたしは優雅にダガーを研いでた。
猫一同:あたいら三人でラム・タム・ダガー。へんてこ猫のラム・タム・ダガー。
橙:あんたの名前はくだらん名前、そんなの誰も、きいちゃいないよ。もっともこいつは礼儀だからね、私もお答えするけれど。私の名前はアスパラガス、もちろん猫ならどうしても、三つの名前があるもんだ。さ、劇の準備を初めて頂戴――私たちに相応しい、猫っかぶりが必要よ。
猫1:でもいったい、ここはどこかな? 水の流れる音がする。
猫2:でもいったい、ここはどこかな? 木陰さわさわ薄暗い、辺りふわふわ木のゆらぎ。
猫3:でもいったい、ここはどこかな? くんくん嗅げば、魚の匂い。
猫一同:そうともここは幽鬼の湖、幻想郷の外れの外れ、幽霊城のすぐ近く。まっくろおしろはシャーネン城、ドライマギアなる建築家、秘密の設計手がけたもので、ずいぶん昔のおおむかし、犯罪界のナポレオン、マキュヴィティ様が住んでいた。今は入居者居候、ごちそうねずみがどっさりと! あたしら猫の探検隊、今夜は気ままに冒険だ。幽霊城へ冒険だ。
橙:しー! 静かに。ほら、月明かりがパッと燃え、幽霊城をきらきら照らす。月の炎にむっつり真っ黒、あれこそ名高きシャーネン城! 足を忍ばせ、そっと近寄れ。ねずみの耳に聞かせるな。
猫1:そう言われると、あれあれ困った。なんだかくしゃみが出そうだなあ。
猫2:今年の風邪はタチが悪い。
猫3:タチが悪けりゃネコが泣く。
橙:ええい、うるさい者どもめ。陽気な騒ぎは湖(リバー)で済ませ。猫はユリから遠ざかれ。さあさあ私についといで。……お城の中はひっそり静か、物音一つ、ならさない。
猫1:御覧なされい、お城の中は真っくろ黒々、猫目にしかと見えまする。おとぎに出てくるあの文句――血のように赤あかと、雪のように白しろと、黒壇のように黒々と。これぞまことのシャーネン城。赤絨毯へ、窓からの、白い明かりが降り注ごうと、絨毯下から天井までの、素材の黒さは揺るぎない。
猫2:確かにこれぞシャーネン城。床はひろびろ冷え冷えと、石が冷たく足裏を、氷のように締め付ける。壁の肌からすきま風、好きに巻かれて埃は踊る。おどろおどろの雰囲気に、飾りの像も陰気そう。
猫3:足の裏から聞こえてくるのはカタコンペのうめき声。ぎしぎしぎしぎし歯を噛みしめて、私の心を芯まで冷やす。地下では埋もれた骸骨が、今も歩いているという。昼はひっそり穏やかに、夜はかたかたおぞましく。日の光を見ようとしない、髑髏の目はいつでも真っ赤。燃えるまなざしは炎のようで、獣の心を脅えに満たす。
橙:はて、ネズミの見張りはどうやらおねむ、『寝済み』というわけかしら。息づかいが匂わない。足跡の温もりが、灰色の毛の匂いが。獲物はここの、どこにいるの。鉄板の上でのステーキは、鍋の中での唐揚げは。
猫1:それとも今はいないのか。
猫2:あんなにたくさん群れていて、ある日突然立ち去った。
猫3:何も驚くことはない。ねずみのすみかがひとつなら、猫のすみかもひとつとなるさ。
猫一同:そう、確かここにいるのはネンガ・ネズミなる種族、十二年に一度はどこへなり、消え失せていく謎鼠。
橙:しっ。静かに、四つ足音をひそめよう。まだ決まったわけじゃない。ほら、耳をすますんだ。風の声を聞くように、オウルの唄を聴くように。マウスを食らうその前に、口(マウス)をきつく噛みしめよう。何か聞こえてこないかい?
猫1:みんなっ!! 静かにするんだあっ!
猫2:しぃぃぃーーーー!! 声を立てるなよおっ!!
猫3:う・る・さ・い・ぞ・っっ!!
橙:やれ、やれ、まったく、あまのじゃく猫どもめ。それならうるさくすればいい。
猫一同:はて、云われて静かにすれば、確かに何か聞こえてくるぞ。
猫1:あれは何の音だろう。天井に降り積もるほこりが、どさり落ちていく音かな。ひどく重々しいじゃない。
猫2:食料庫の冷蔵庫が、まだ動いている音かもしれないよ。ひどく寒々しいじゃない。
橙:何をそんなに、ふるえているの。音が聞こえるのは床下で、そんなところからじゃない。
 雨垂れの、滴ふるふるその下で、しんと静まる天井は、埃に塵が積もり埋まり、すっかり固まってしまっている。冷蔵庫はもう壊れていて、今は誰も開かない。顔色の、暗い猫たちよ、白が陰ってまるで灰色。灰色猫(グレイ・マウザー)気取りのお前達。脅えているの、脅えているの、あんなうわさ話なんかに? ひどく女々しいじゃない。
猫3:震えてなんか、いないとも。夜は猫とフクロウの時間で、こいつは騎士の武者震い。タイムをパイプにぷーぷかふかせば、マタタビの匂いが喉を通り、ほい、これで万事良し(all green)。
橙:それじゃあちょいと地下へ降りよう。そうだね、私が大人の猫なら、私がアスパラガスって名前なら、階段なんかぷいと無視して、穴の中へまっしぐら! 古い城は罅だらけ、するりと抜けるにゃ丁度良い。私たちにとって、高いところから降りていくのは、この髭にかけても容易いこと。そうじゃなけりゃ、私がアスパラガスって呼ばれることも、ないだろうよ。
猫1:けどやはり。
猫2;階段は気になるものだなあ。
猫3:だって、また上手に上がることが、できなくなるかもしれないでしょう。降りるのが簡単だからって、登るのが簡単とは限らないもの。破滅の穴は、上ほど狭く、底の方ほど広いもの。

二幕 地下

猫一同:誰だ、死者の眠りの中を、四つ足で荒く駆けめぐるのは。恐れを知らぬ猫たちが、迷い込んだのは迷宮で、路は複雑に入り組んでいる。誰かネズミを見かけたか、美味の生気を見つけたか。ネズミのころもの灰の毛皮を、柱を削る、硬い前歯を? 灰色は髑髏で古い骨だ、前歯のように鋭いものは、割れて散らばる棺の欠片だ。埃の積もった死体の山が、ここカタコンペに並んでいる。
 勇気のみが我らを進ませ、知恵のみが我らを救う。この暗い不浄の地で、獣の寝静まる夜の時で。魔王よ、偉大な力の持ち主よ、どうぞ墓を荒らす不敬の我らを護りたまえ!
橙:祈っているね。その祈りが徒労とならなければ良いのだけれど。ことり、ことり、音は近い。耳をすませば聞こえてくる、あれは何の音だろう。覚えているかしら、聞いたことがあるかしら、あの不思議な音を、私たちは? 子どもの頃に聞いたことがある。あの音は私の手の上で鳴っていた、やわらかな子どもの手の中で。私は笑顔でそれを見つめ、私はそれを弄び、私はそれを壊して捨てた。
猫1:幻聴だよ、そんな音は聞こえてこない。
猫2:耳をすませば、聞こえてくるのは風の音、汚泥が滴り落ちる音。
猫3:それに何で聞こえるだろう。そこは突き当たりの礼拝堂で、もう無人のはず。
橙:そうかもしれない。でも、いってみよう。
猫1:扉の蝶番は壊れている。
橙:壊して入りましょう。鍵を失った扉に何の意味があるかしら、入るもののいない部屋に?
猫2:鍵を失った扉に役目があるとすれば、一つだけだね。
猫3:中のものを閉じこめること。
猫一同:ああ、礼拝堂の中はやみだ、鍵のない扉でさえ、盗人が訪れるのを防ぐことはできなかったか。じめじめとしたカーペットには、黒いカビがうごめいている。誰だ、この礼拝堂を荒らした、薄汚い盗人は。かつての栄光をすべて奪い、けして戻らぬ品をその手に持つ者は。過去よ、お前だ、歳月よ。お前の見えざる闇の手が、礼拝堂から人を奪い、信仰を奪い、神を奪った。
橙:ここには誰もいない。過去に住む人がいないように。幻想郷が幻想を呼び、今なお進む時間の中で、過去の場所を否定するように。
猫1:私はどうする。
猫2:私たちは部屋を出ようとする。
猫3:出ようとして、壊した扉をぐいっとまたぐ。
猫一同:そこに 怪物がいた。
藍:ガンジーの住み処へようこそ!
猫1: 
猫2: 
猫3: 
猫一同:怪物は髑髏の顔で、頭に角が生えていた。身体は顔に不釣り合いで、滑稽なほど肉つきがよい。丸く腹が膨らんでいる。古びた茶色の服を着ているが、その内側は青みどり、てらてらと光る、奇妙な光沢があり、おぞましい匂いを放っていた。怪物はこちらを見ると、くぐもった声をならした。
橙:誰かしら。名前を名乗りなさい。
藍:私は怪物だ、猫を殺す化け物で、名は鬼怨(オニオン)、迷い込んだ猫どもめ、お前達も殺してやるぞ! そら!
猫1:がく。
猫2:がく。
猫3:がく。
橙:死んだの。
猫一同:死にました。そして我らの命はあと八つ。
猫1:鬼怨、とは聞き覚えのあるおぞましい名、
猫2:幽里(ユリ)夫人の従姉妹にあたり、猫殺しの怨敵なると、おとぎ話に聞くところ。
猫3:つくり話のなかのもの。
橙:なら考えられることは二つ、私たちがおとぎ話に紛れ込んだか、こいつがおとぎ話から抜け出したか? おとぎの国の門は硬く、猫の爪では破れない。おとぎの国の門は狭く、大きな怪物は通れない。おとぎの国を行き来する、自由ですばらしい旅人は、『夢』や『幻想』という名の精霊たちで、私たちでは通れない。
猫1:ではいったい?
橙:怪物よ、お前の腹から音がする。私の知っている音よ、子どもの頃はおぼろげで、思い出すことは少ないが、この音を聞いたことがある。この音は私の手の上で鳴っていた、やわらかな子どもの手の中で。私は笑顔で玩具を見つめ、私は玩具を弄び、私は玩具を壊して捨てた。玩具は形を模していた、ある時は幽霊の形を、ある時はおそろしい鬼の姿を。
藍:下らぬ真実の暴き手どもめ、もう一度死ぬがいい、そら!
猫1:がく。
猫2:がく。
猫3:がく。
橙:死んだの。
猫一同:死にました。そして我らの命はあと七つ。
藍:「模す」だと。ありもしないものを何故「模す」などと云うのだ。そうだ、私は機械仕掛けの恐怖、お化け屋敷の怪物さ。あるところにいた恐怖の作り手が、さまざまな絵の具や機械仕掛けで、この私を巧みに作ったのだ。
猫1:だとすると、本物の妖怪よりは、ずっと低い程度の存在だね。
猫2:しょせんは機械のまがいもの。
藍:恐れを恐れと知らぬものども、そらお望みの死を運んでやろう。
猫1:がく。
猫2:がく。
猫3:がく。
橙:死んだの。
猫一同:死にました。そして我らの命はあと六つ。
藍;本物の妖怪だと? 本物の妖怪が、いったい何をしている、この幻想郷で? 私は毎年何千もの人間を恐れさせ、絶えることのない悲鳴を聞いてきた。咲き始めの梅が香り高く屋敷を満たす季節も、冷たい北風が強く吹き付け、金属製の我らを責め立てる季節も。子ども相手にも容赦なく、女の涙に怯むことなく! 時計仕掛けのオレンジという話の通りに、私はここの化石のような妖怪たち以上に、妖怪として恐怖の化身であり続けた。おお、我が家よ、恐怖の屋敷よ! お前は何と陰鬱に聳え、人々に恐れを振りまいていたことか。
猫1:恐怖、それが妖怪の本分だろうか。
猫2:人々の心に不安を吹き込むことが、妖怪の役割だとでも云うの?
猫3:いや、妖怪の役割などというものは無い。お前が求められていたことが、恐怖だっただけなのさ。
藍:減らず口を叩くのは、唇が太鼓だからだろうな。罰(ばち)が当たって気づくのだ、その舌使いの滑稽さに。お前たちも恐怖するがいい。死、これが最上の恐怖だ。
猫1:がく。
猫2:がく。
猫3:がく。
橙:死んだの。
猫一同:死にました。そして我らの命はあと五つ。
藍:私は猫の死神だ。さあ、恐れて恐怖の中、ネズミのように逃げまどうがいい。恐怖は妖怪のごちそうだ、それを楽しむのは妖怪のしるしだ。酒のように酔わせるものは、脅える女のこぼれる涙、耐えて飲まぬはつらすぎる。これぞ妖怪のあるべき姿、もしも機械が振る舞えば、機械は最上の妖怪となろう。
橙:死。死は怖いものかしら。死を遣わす死神は。人は海を恐れない。人は炎を恐れない。それらが激しく渦巻く時だけ、人は己の身をかばう。人が妖怪を恐れるのは、妖怪が人を食べるから。妖怪は人の死神ではなく、だから人は恐れるの。人の恐怖を楽しむことは妖怪の本分ではないわ。妖怪は人を食べるし、そのことを人間は恐れる。だから恐怖は、妖怪にとってつかのま食欲を楽しませる、擬似的な食事に過ぎない。
 機械よ、恐怖にとらわれるかぎり、お前は妖怪を語れまい、最上の妖怪などとはけして! 人の恐怖を楽しむことは、空しい虚勢のあやまちよ。自由のままにふるまうものが、より高い妖怪と呼べるのよ。
藍:自由とは何だ。それは誇りか、習いとするものか。なにものでもないのだ。とりあえず死ね。
猫1:がく。
猫2:がく。
猫3:がく。
橙:死んだの。
猫一同:死にました。そして我らの命はあと四つ。
藍:あるべき方向性を見失うな、愚か者たちよ。物差しがなくては妖怪の誰を賢者といえるだろうか。
橙:賢者は幻想郷の外を知る。他の物差しを知っていて、だから賢者と自らさとる。知恵のありかはどこなのか。幻想郷の中だけか。外の知恵は限りなく、中で知るのは難しい。賢者は自由な存在で、人への執着にとらわれない。他人の関わりにとらわれない。ゆえに賢者の名乗りをあげる。
藍:その他の物差しが、何の路を示すというのだ。ただ本来の物差しを、見失っていくだけではないか。それともその物差しから、別なる長い物差しを、わざわざあえて模してつくり、もとの物差しをなくしたことを、さあみごと、誤魔化してみせよう、などというのか。
橙:「模す」だと。ありもしないものを何故「模す」などと云うのだ。妖怪とは何か、何でないのか、それは雨ふる川の波紋の形、時に流れゆく夢よ。恐怖の使い手、死の運び手、そんなものは妖怪の価値に、何の意味もなしえない。
藍:妖怪の姿とは恐怖の権化であることだ。私こそが最上の妖怪だ。さあ、死だ、4だ、4度の死を与えてやろう!

(舞台上から、からくり仕掛けの装置に乗り降りてくる紫)

紫:騒ぐな、城の薄汚い居候ども。この魔王ファイヤーフローフィドルの住む、奈落の硬い天井を、やかましい騒音で乱すでない。取るにたらぬ議論など、この鞠と同じよう、わらわがぽいと投げ捨ててやる。真理は自ら人に知られることを欲すると、岩波文庫もいっておるでな。道化よ、作り物の分際で、主の意に逆らい、「自分は妖怪だ」などとよくいえたものだな。お前は作り手の望むまま、役目を果たしてきた。だが、今は捨てられたではないか。人間は時代遅れの機械を捨てた。今のお前がかつて何々をしていたと、どうして公言できるだろう。
 猫ども、そなたたちも帰るが良い。速い四つ足の獣どもの、生きた匂いは息苦しい。ここから立ち去れ。お前達が求めていた、ネズミたちのすがたかたちは、この地下にはまるでない。
猫1:ラムはあなたのお望みどおりに、ファイアー。
猫2:タムはあなたのお望みどおりに、フロー。
猫3:ダガーはあなたお望みどおりに、フィドル。
猫一同:魔王よ、ご助力に感謝します。さあ皆の衆撤収だ。夜が明ける前に撤収だ。
橙:撤収さ、さあものども。朝が終わり、夜になったら、次の冒険へ出かけよう。機械はここに縛られているが良いさ。何事で勝ろうとも、なににもまして、人好きで、からかい好きということは、殺戮兵器も、お化け屋敷の機械も、妖怪には叶わないのよ。












・・・

永遠亭の劇



輝夜:ある時私は困ったことがあった!
てゐ:そこで永琳に訪ねてみた!

観客一同:で?


輝夜:早期解決(びしっ)!!


観客一同:かえれ。

あるとき幻想郷で妖怪メインの演劇会が開かれました。
ここで取り上げるのは、そのうちの2つの劇です。

一つ目の劇はオーソドックスな機械。
時計仕掛けのオレンジ……と思いきや、機械からの神(デウス・エクス・マキナ)。
二つ目の脚本を担当したのは多分てゐです。やる気なさそう。
スミス
作品情報
作品集:
最新
投稿日時:
2008/02/11 07:22:49
更新日時:
2008/02/13 22:22:49
評価:
24/28
POINT:
108
Rate:
1.06
1. 5 あまぎ ■2008/02/13 19:07:50
演劇形式で書かれたSSなんて、初めて読みました。
言い回しはとてもそれらしく、テンポも良く、分かりやすく、
そして機械が振りかざす死の表現も巧いなあ、と思いました。
こういう文章って、きっと読み直すたびに面白さが増してくるのでしょうね。

ところで、シャーネン城とかって何か元ネタあるんでしょうか。
2. 7 織村 紅羅璃 ■2008/02/24 21:59:20
マヨイガの劇は良いですね。古典戯曲風の語調、ストーリー。なかなかうまいと思いました。
こういうのもなんですが、永遠亭の劇がなければ、と思ってしまいました。
3. 3 飛び入り魚 ■2008/02/27 19:53:35
劇をしているかのように、敢えて批判を受けそうな台本チックな書き方をチョイス。英断。
その上劇での 言葉のような 7,5のリズムが 心地よい。
更なる高みに 昇華す時に 韻を踏ましたら 良かったか。

「死んだの」でむしろ俺が笑死した
4. 9 ■2008/02/27 22:05:22
おもしろかったです。いやもうこの一言。
台本の独特のリズム感が読んでいて楽しかったです。
がく、がく、がく、死んだの。死にましたw
(でも機械の設定が読んでいてちょっとわかりづらかったです)
コミカルな動きで目をパチパチさせてる橙、ノリノリな藍さま、
あとカリスマ臭な紫さまを幻視しました(あと親指立てた姫さまもw)。
ぜひ他の上演作品も読んでみたいですっ!
5. 7 つくし ■2008/02/28 18:30:30
一度目、ただただ読みました。面白い戯曲だと思いました。二度目、元ネタをググってみました。なるほどCATS。
シェイクスピアやら不思議の国のアリスを読んだときの読書感と似たものを感じました。ネコたちの言っていることが「マクベス」の3人の魔女なみに意味不明ででもそれが面白い。言葉遊びが自家中毒を起こしてる感じ。しかし言葉の端々を拾ってみるとなかなかに良い内容。脚本は間違いなくゆかりんですねこれ。
ところどころの言葉遊びで笑わされましたが「タチが悪けりゃネコが泣く」「猫はユリから遠ざかれ」に盛大に噴いた。
6. 5 ■2008/02/28 20:26:49
ううん、面白い。
最初は形式が違うから読みにくいと思ったが、本題に入ってからは逆にそのテンポが面白い。
妖怪とその代理であるオバケ屋敷。道具である事も含めての藍。配役の妙。
元ネタがあるんだろうけど、それを知らなくても楽しめました。
7. 3 たくじ ■2008/02/28 22:29:23
独特のリズムに合わせて読むのが疲れるし、劇自体があまり面白くありませんでした。でもがく。がく。がく。死んだの。の繰り返しは好き。
8. 4 椒良徳 ■2008/02/28 23:54:10
ト書きじゃなくてSSを書きましょうよ。いや、嫌いじゃないですが。
それにしても読みづらい文体だなあ。評価できない。
9. 6 時計屋 ■2008/02/29 00:41:25
とりあえず金返せ、てゐ。

ううむ、元ネタは大半分からなかったのですが
(検索したら有名なミュージカルがでて、なるほど猫つながりだったのかとその程度しか)
台詞回しは非常に面白いものでした。
10. 2 ZID ■2008/02/29 01:29:57
実際の劇で見ればまた印象も変わるんでしょうが・・・。セリフだけを縦並べ、台本通りにしか進行しないというのなら、それは物語ではなくただの脚本です。作品としての工夫の余地はまだまだあったような気がしてなりません。
11. 4 カシス ■2008/02/29 01:35:11
文字の小ささと行間が詰まっているのもあって読みづらいです。
内容に関しては理解できなくてちょっとコメントできません。
精進して出直してきます。
12. 2 つくね ■2008/02/29 02:36:05
物語として少々インパクトに欠ける。やはり戯曲仕立てで上手く見せるのは難しいものですね。
13. 3 とら ■2008/02/29 09:09:35
演劇の台本をそのまま読まされているみたいでした。内容自体も抽象的過ぎて、自分はあまり受け付けなかったです。
14. 5 らくがん屋 ■2008/02/29 11:07:13
この形式は苦手だなぁ。でも早期解決は盲点だったのでこの点数を。
15. 1 八重結界 ■2008/02/29 15:01:07
演劇が舞台なら台本形式も有りなんですけど、これは読むのに疲れました。
本物の台本ならともかく、小説を読みたい読者に向けた作品ではないように思えます。
16. フリーレス 中沢良一 ■2008/02/29 15:15:33
演劇は劇で見るから面白いのだと思います。地がみっちり詰まって読みづらく大変でした。
演劇の台本を書くなら、何も東方キャラじゃなくていいですからね。東方SSとしての評価ができません。
17. フリーレス 名無しの37番 ■2008/02/29 16:15:21
デウスエクスマキナを出したかったのはわかりましたが、ちょっとこれは私には評価できません。元ネタも寡聞ながら見たことないですし。
雰囲気は出てるかなー、とも思いますが、元ネタを知らない以上どういう風にもじってるかもわかりませんので、そこも評価しようがありませんでした。
18. 4 K.M ■2008/02/29 19:44:37
橙の発言はさておき、動機はどうあれ出自が何であれ
「そう作られたわけでもないのに自律している機械」とは「妖怪」以外になんと呼称したら良いものか……
少なくとも私は「妖怪」としか呼び様がないと思います。
それにしても、二幕目は酷い。最初から最終兵器にご出馬願うなんてw
19. 1 ☆月柳☆ ■2008/02/29 19:49:26
CATS?ん〜、分からない。
なので機械仕掛けの神、紫先生に敬礼!とだけ。
20. 4 O−81 ■2008/02/29 21:45:38
 不思議な感じの。
 あるいは機械=式の関係性とかそんな意味合いもあるのかもしないけどよくわからなかったです。
 でもわからないままでもいいかなと思わせてくれたので、それだけでも幸せ。
 文章の流れはまんま演劇で素敵。
 岩波文庫ふいた。
21. 6 只野 亜峰 ■2008/02/29 21:48:56
台本形式とは新しい。テンポもよく劇台本としても面白く。紫とかこういうの書きそう。
デウス・エクス・マキナが幻想郷入りしたのか。発想事態はなかなか面白いですな。
ただ、妖怪という概念に対するアプローチも良かったのですが、東方SSとして判断するにはやはり少し物足りない感じもあります。
意図的にそこで止めたのだとすればそれもなかなか面白いですが。ちょっと評価に悩む(=ω=;)
22. 9 12 ■2008/02/29 21:56:40
マヨイガの劇より、永遠亭の劇のほうが難解だw
こういう、読んでて脳内で音読してしまうような話はいいですね。
23. 6 BYK ■2008/02/29 22:06:52
まごうことなきデウス・エクス・マキナ。かといって爆破オチ等で濁されることなく。
テンポの良い演劇調で楽しめました。永遠亭の劇については、この際触れない方向で(ぇ
24. 3 moki ■2008/02/29 23:36:00
元ネタ見てないのでなんとも。妖怪と人間との関係性にかけてるのかもしれませんが、精読する時間が無くてすみません。
25. 4 冬生まれ ■2008/02/29 23:36:21
キャッツネタをここで目にしようとは。
ただ、いかんせん仕方ないとはいえこういう形態だと文章にしたとき読みづらかったです。
でもミュージカル仕立てという変化球自体は好み。
26. 5 blankii ■2008/02/29 23:50:20
翻訳文学調のリズムが心地良い――って何だか前回こんぺでも似た感想を書いた気がががが。どちらかと言えば読み慣れない劇台本ぽい作ですが、台詞のみで場面構成ができるのが凄いなぁ。なんというかリズム感が凄い。

27. フリーレス 匿名評価
28. フリーレス fzripwaw ■2012/06/11 00:02:51
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