御阿礼が恋した蓄音機

作品集: 最新 投稿日時: 2008/02/11 08:30:03 更新日時: 2008/03/12 00:49:39 評価: 0/0 POINT: 0 Rate: 5.00
 命短き私に、趣味だの嗜好だの恋愛だのといった愉しみは無縁のものだと思っていた。
 でもそれは違っていた。
 今の私には、紅茶と共に私を虜にして止まないものがある。


 私の名前は、稗田阿求。幻想郷の人郷にある名家、稗田家に生まれ、「一度見たものを忘れない程度の能力」を持ち、それを以って幻想郷のあらゆる事象を収録し、郷の人々が安全/快適な生活を送れるようにする書物、幻想郷縁起の編纂を使命に生きる、九代目の御阿礼である。

 縁起の大半が完成したので、それを一般に公開し、転生の儀を始める残り短い余生の間、紅茶を飲みながら縁起の編纂/修正を続けていたある日のことだった。
 使用人が私に手紙を届けてきたので、私はそれを受け取り、封を切って中身を検めた。
 手紙は新聞記者の鴉天狗が寄せてきたものだった。私について取材がしたい。手紙の内容は大凡その様なものだった。
 手紙の文面が非常に丁寧だったのと、縁起に関わることの殆どが終了していて、取材の為に一日潰してもさほど問題にならないことから、私は取材を受けることにした。
 まっさらの半紙を用意し、筆に墨をつけ、取材を了承する旨の返事を認めた。
 それが終わると、使用人を呼び、これを手紙の送り主まで届けるように頼んだ。

 それから数日後のこと。
 いつものように紅茶を啜りながら、今日見聞きした新たな事柄を縁起に書き綴っていると、二人分の足音が私の居る部屋の前まで聞こえてきた。
「阿求様、そちらに居られますか」
「ええ、どうぞ」
 使用人が声を掛けてきたので、そのまま上がっても良い様に返事をした。普段なら「それでは失礼します」と襖を開けてくるのだが、今度ばかりはそうではなかった。
「先日、阿求様宛に取材の是非を問うた新聞記者様が、お見えになられております」
「数日前の…あの方ですか」
 私は手紙の送り主のことを思い出すと、使用人に客人はそのまま私の部屋に通して構わないこと、客人と私の二人分の紅茶を淹れてくることを告げると、使用人は襖を開け、一礼の後に踵を返し、廊下の奥へと消えていった。
「お待ちしておりましたよ、射命丸文さん」
 それが客人―私に手紙を寄せてきた、鴉天狗にして新聞記者の名前だった。
「こちらこそ、初めまして。いや、お久しぶりでしょうか」
 射命丸は部屋に入ると襖を閉め、私の前に座るなり、彼女の持つネタ帖「文花帖」を広げた。
 久しぶりなのは、縁起の編纂の為に幻想郷中を行脚していた時に、彼女に会って彼女のことを縁起に書き留めたからだ。それ故、「射命丸の方から」私を訪ねるのが初めてな為、初めましてと言ったのだろう。
「何故この時期に、縁起を公開したこの時期に、私に取材を?」
 数日前、取材依頼の手紙が届いたときに思った疑問を、早速ぶつけてみた。私を取材するなら、縁起を書いてる途中や、公開し始めた頃にするのが記事としての価値が上がろうに、と思ったからだ。
「確かに記事にする時期を外している感はします。ですが、じっくりお話を聞きながらの取材をするなら、縁起の公開前や公開直後の多忙な時期は避けるべきと思っていましたから」
 流石は射命丸、と感心させられる瞬間だった。相手の事情をちゃんと読み取って取材する。これも、丁寧に書かれた手紙で好感を得るのも、長年に渡って続けられた取材の経験によって得た賜物なのだろう。
 有難いことだと思って早く取材に答えなければならないだろうと思ったが、その前に私は、彼女に言っておきたいことがあった。書きかけの書物の下に用意していた新聞記事を取り出しながら、彼女にこう話した。
「射命丸さんの取材の姿勢、とても好感が持てます。ですが、取材に応じる前に一つ指摘しておきたいことがあります」
 取り出した記事は、御阿礼神事が行われる旨の書かれた文々。新聞―彼女が発行する新聞だ。
「指摘…ですか。しかしその記事は懐かしい記事です。自分で書いたのを忘れるくらい」
「確かに、私は一度見たものを忘れません。そして、縁起の編纂の為に何度も転生しています。ですが、前世の記憶までは持ち合わせていないのです」
「おや、そうだったのですか。これは失礼しました。こういった誤解を無くす為にも取材出来て良かったです。それにしても流石御阿礼。十年以上の前の新聞記事も覚えてられるのですね」
「求聞持の能力は完璧なのです。でなければ幻想郷縁起の編纂者として務まりません」
 実際そうだった。狭い幻想郷とはいえ、縁起に書くべき内容は膨大で、多岐に渡る。完璧たる記憶力が要されるのだ。

 指摘したい点はそれ一点のみだったので、いよいよ私は彼女からの取材を受けることとなった。
「聞きたいことを予めネタ帖に書き出してきたのですが、この部屋に入った時から気になっているものがあるので、それについて聞かせて頂けますか?」
「気になっているもの、と言いますと?」
「阿求さんの後ろにある機巧のことです」
 彼女の言う機巧とは、蓄音機のことだった。
「これは樂団を呼ばずに、音楽を奏でてくれる機巧です。紅茶を飲みながら、音楽を聴くのが私の唯一の嗜みです」
 部屋の外から私を呼ぶ声が聞こえたのは、丁度その時だった。タイミングよく茶を淹れてきた使用人に感謝すると、私の前に紅茶が二杯並べられた。
 どういった音楽を奏でてくれるのかと、彼女は訊いてきたので、私は彼女の前で蓄音機を使ってみせた。
 音盤を乗せ、針を落とし、ぜんまいを巻く。程なくラッパ上の部分から部屋中に、音楽が響き渡る。
「はぁ…まるで霊が飛び交いそうな不気味な音楽ですね」
「それが幺楽というものです。私を虜にして止まない音楽です」
「確かに、今までに聴いたことのない音がします。何と言いますか、人を選ぶと言いますか」
「新しきものには、常にそういった評価が付きまといますから、それも正論でしょう」
「いえいえ。私は良い音楽に思います。是非とも、その機巧と音盤との出会いをお訊かせ下さい」
 それではと、私は紅茶を一啜りし、幺楽の流れる中、蓄音機と幺楽の出会いについて話し始めた。

 あれはまだ、縁起を書き始めて数年程経った時のことだった。
 父上様が「珍しいものを借りてきた」と言って、私に機巧を見せてきたのだった。
 それこそが蓄音機だったのだ。その当時、外来してきたばかりの珍しいアイテムで、父上の友人で、わが稗田家と並ぶほどに有名な名家の主人から借りてきたのだという。幺楽の収録された音盤は、蓄音機と同時に流れ着いたものだそうだ。
 …未だに蓄音機も音盤も、天狗が知らないほどに珍しいアイテムの様だが。
「成る程、借り物なのですか」
「その当時は、の話です。今はこれは私の物、私が恋した宝物です」
 まずは試しに使ってみようと、わが屋敷の者総出で蓄音機を囲み、音盤を置き、針を落とし、ぜんまいを巻き、奏でられる調べに皆が耳を傾けた。
 だが、あまりに不気味な音が聴こえる為に、皆首を傾げていた。私一人を除いて。
 幺楽は今まで聴いたことのない音楽だった。その上、私は幻想郷行脚の道中で、様々な楽器の音色を聴き、それを覚えているが為に、「どんな楽器を以ってしても出せない」不思議な音を使った幺楽を、大変新鮮に思い、あっという間にのめり込んでしまったのだ。
 それからというもの、私が自室に居る間、幺楽は絶え間なく流れ続けた。もっと他の曲を聴きたい。もう一度あの曲を聴きたい。縁起を編纂する間も、屋敷の猫と戯れてる間も、そんな思いで一杯だった。
 私は縁起を書くだけの為に存在する身。人生の一切を楽しむことを許されない私に、これほど嵌れる嗜好が存在するとは、正直思わなかった。
 父上にも、私の思いが通じたのか、持ち主の友人と掛け合って、この蓄音機を音盤ごと買い取ることになった。話を持ちかけられた友人の方は、こんな不気味な音楽を好んで聴く人が居るのかと思ったことだろう。でなければ恐らく、買い取ることは出来なかっただろうから。

「そして、目出度く阿求さんの物になった、という訳なのですね」
「まるで、異性を好きになるかのようです。些細な切欠で、ここまで陶酔できるのですから、人間とは不思議なものです」
「その気持ち、同感してしまいます。私も何故、自分と同じような少女ばかりを相手に取材を続けるのか、天狗も不思議なものです」
 蓄音機と音盤の経緯を話し終えたところで、彼女は私に、こんなことを訊いてきた。
「でも、恋は時として失恋という結果を迎えることがありますが、阿求さんは幺楽に飽きたと思うことはないのですか?」
「それどころか、まだ聴いてない音盤が次々と外の世界から流れ着いてくるのですよ。先ほどから奏でているのも、昨日手に入れたばかりのもので、実は聴くのが始めてだったりするんですよ」
「それは驚きました。それでは、その機巧は転生されるときまで、大事にされるのですね」
「ええ。次に生まれてくるまで、音盤と一緒に大事に保管するようにしてもらう積もりです」
「それを聞くと、私ももっと幺楽を聴きたくなってきたかな。ところで、紅茶の方は、どうして好きに?」
「悪魔の屋敷にお邪魔した時に、出して下さったのを飲んでみたら、とても美味しかったので。これも些細な動機ですね」
 ここまで彼女は私に質問をし、その答えを熱心にメモを執っていたが、紅茶が好きな理由を書いたところで手を止め、メモを執っていた文花帖を閉じ、取材を終わらせるそぶりを見せた。
「これはいい記事が書けそうです。この度の取材は、この辺で終わりとします」
「あれ、射命丸さん。事前に聞き着たいことを書き出してきたとかおっしゃってましたよね」
「いえいえ、このネタで早く記事が書きたくなったものでして。それに、取材とはいえ、あまり長居するのは失礼ですからね」
「そうですか。分かりました。それでは使用人を呼んで、表まで案内させますので、そのままお待ちになって下さい」
 私は使用人を呼んだ。呼びかけに応じて部屋の前まで来た使用人に、彼女を表まで案内させるように伝えた。
「それでは、これにて失礼します。この度は取材に応じて下さった有難う御座います、阿求さん」
「こちらこそ、私で良ければまたいつでも、取材に来て下さい、射命丸さん」
 彼女は一礼して部屋を出ると、使用人は襖を閉め、そのまま案内に従って表から帰っていった。
 いい記事が書き上がると良いなと、私は思ったのだった。

 文々。新聞の発行ペースは頻繁なものではない。そして次に発行される新聞に、私の記事が載るとも限らない。今日取材を受けたことが採用されるまで、紅茶を飲みながら幺楽に耳を傾けつつ、縁起の編纂を続けながら待つことにするのだった。


 私を虜にした幺楽。
 御阿礼が恋した蓄音機。
 次に転生した時でも、紅茶を片手に蓄音機の奏でる幺楽を嗜めますように…。
某阿求漫画と某射命丸MAD見てたら思いついた、そんな何でもないお話。
きかい→機械と解釈し、幻想郷に存在する、電気を使わずに動く機械ということで手巻き式蓄音機に出て来てもらいました、が…

…何かもう、イロイロとスイマセン;


(3/9 追記)
阿求と蓄音機の話は如何でしたでしょうか。
後書きを以下URLにて公開しました。興味がありましたらどうぞ。

御意見、御感想の数々、感謝の限りです。ご返事をば。

>blankiiさん
短命だもの、自ずと切ない方向になってしまいます。それが阿求さんらしいというか。

>カミルキさん
どうやら自分は小説よりキャッチコピーとかの方が向いてるようです(
あと、射命丸は取材する時はちゃんと取材すると思います。が、そう思ってるのは自分だけ? 軸がぶれる。。。

>冬生まれさん
阿求で蓄音機とアイディアが降りてきたら、あとはそのままジャケットな感じに。
シンプルイズザベスト

>mokiさん
スミマセン時間無かったんです;

>綺羅さん
投稿した時は「まあいいか」と思っていたのですが、皆様の作品を拝読していた時に「自分改行してなくて読みにくいなオイ!」と思ったものです。要反省材料。

>12さん
急ごしらえの作品だったんです;
阿求のキャラ付けは同人誌とかweb漫画とか色々参考にしました。先人たちに感謝を。

>只野 亜峰さん
私、舞台裏とかそういった物事の裏側を知るのが好きなんです(な

>O−81さん
狙ったかのように阿求被らせてスミマセンでした; そちらの阿求さん素敵でしたよ。
実は学生の頃のクラブ活動中に放送部から取材を受けたことがありまして、その時の体験が暗に表れているのかもしれません。実のところはよく分かりません(

>八重結界さん
阿求にとって蓄音機は恋愛対象です。幺樂団シリーズに“阿求が未着手の楽譜”というサブタイトルがついている位に、彼女は幺楽と、それを奏でる蓄音機を愛していたことでしょう。

>☆月柳☆
ほのぼの、まったり。それこそが幻想郷だと思ってますので(本当かよ

>K.Mさん
「イロイロとスイマセン」の一文字がそんなに自虐だったのでしょうか;
因みに阿求漫画とは、赤色バニラのweb漫画です。人気投票支援の。
あと、射命丸MADとはお歳暮届けてなアレです(な

>つくねさん
どちらも同一人物なので、どちらでも正解なのです。
というか、タイトルを「阿求が〜」とするか「御阿礼が〜」とするかでゴロが良い方を選んだだけの話なので、あまり深い意味はないです;

>中沢良一さん
2点が基準とは手厳しい。精進します。

>らくがん屋さん
こんな紙切れ一枚のお話に一本筋も何も…
というのは自虐が過ぎるんだろうか。うーむ。

>とらさん
いやもう、もっと早くから取り掛かれればと思いましたよ。

>ZIDさん
いっぱいいっぱいだったんです、スミマセン;

>時計屋さん
味付けが足りませんでした;
以前に参加した時に「もっと説明を入れるべき」旨の指摘をもらったことがあるのですが、逆にくどくなっているところがあったようですね…気をつけます。

>椒良徳さん
とても1984年生とは思えない程に渋いモノ好きです。自分では使えないけどレコードプレーヤーが自宅にありますし。
そして率直な感想有難う御座います。平凡が過ぎた;

>反魂さん
私も皆様の作品を拝読してみて、あまりに蓄音機の出る作品が少なくて非常に惜しいことをしたなと感じています。マジで悔しい。

>たくじさん
いや、楽しんで書いてるという印象は私にもありますよ。
ただ、プライドは持っていると思います。求聞史紀の序文の「稗田家では〜」という件がそれを表しているように思えます。

>つくしさん
時間を掛けるほどに良作が出来るとは限らない主義の私ですが、今回ばかりは時間不足だと感じています。次に期待ということで。。。

>鼠さん
やっぱり射命丸はもっと行儀悪いイメージなのかなぁ。考え直すべきかしら。

>織村 紅羅璃さん
押しで正解です。時間無くて押しましたorz

>床間たろひさん
「スタイルの違いみたいな話」というような流れにするつもりではなかったのです。
ただ単純に、縁起に挟まれていた「阿求が生まれた日の新聞」から、「射命丸に会ったらまずこう言うだろう」と思ってその通りにしてもらったまでで。
勿体無いのは自分も痛感。

>カシスさん
矩形波は太古のリズムを呼び覚ましてくれます。萌え対象です(←

>畦さん
せめてその部分だけでももっと書き込めたら…と思ってます。

>名無しの37番さん
オフィシャルに幺樂好きですからね。今日も蓄音機に針を落として耳を傾けていることでしょう。

>飛び入り魚さん
メッセージ性、か。そういえば、この話には「伝えたいこと」が欠けてましたな。そうでなくても厚みがないのは確かなわけで。。。

>#15さん
ゲーム音楽といえば矩形波というのもそろそろ幻想入りしてしまうのでしょうか。かく言う自分も良いゲーム音楽を挙げるとオーケストラを挙げてしまいますが;

>小山田さん
阿求さんはこうやって幺樂に嵌ったんだろうなー、と想像しながら書いたものです。

>あまぎさん
阿求ってそんなに難易度高いのかなぁ…と思ったら、初めて阿求小説書いた時に結構苦戦したことを思い出しました;
割と自分の思ったまま書いたので寧ろさらに練りこむべき…だったのですががが。
あと、是非とも他の作品をと仰るのでしたら、第2回こんぺでの私の作品を御覧になってみてください。
あれも酷い内容です。ガッカリされること請け合いです(な


第2回で低順位、第3回は時期の折り合いがつかず、第4回は間に合わなかったと毎度散々な目にあっているので、この次は思い切って上位を狙いたいものです。
そんな文才無いだろボケィ!と思われる方が大多数でしょうが、悪あがき上等です(←

ではまたの機会に。BYKでした。
BYK
http://www.geocities.jp/bykenterprise/
作品情報
作品集:
最新
投稿日時:
2008/02/11 08:30:03
更新日時:
2008/03/12 00:49:39
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1. 7 あまぎ ■2008/02/13 00:53:39
感動しました。
それというのも、こんなにも滑らかで、こんなにも滞ることのない美しい文章をSSでみたのは久しぶりな気がしたのです。
いやまあ、自分はSSってあんまり読んだことないんですけどね。

題材としてはおそらく難易度の高い部類だろう阿求を選び、
そして堅苦しくなりがちな幻想郷縁起の取材という形式。
それをここまですらすらと、大変読みやすいものに仕上げられたのは本当に素晴らしいと思います。
この空気、この雰囲気、そしてこの飾らない表現技法が大好きです。
機会がありましたら、是非とも他の作品を読ませていただこうと思います。
2. 7 小山田 ■2008/02/13 08:20:47
読み進めつつ、かつて自分の趣味の起こりを思い返したりと感慨深くなりました。そんな物思いにふけられたのは、阿求の趣味にはまる様子が十分実感として伝わる内容だからこそ、でした。
3. 4 #15 ■2008/02/14 18:32:14
「幺楽団の歴史」ですか。私はどうも、あの昔のファミコン的な音楽が好きになれないのですが・・・、まぁあっきゅんとならw
4. 1 飛び入り魚 ■2008/02/20 15:21:36
そこにメッセージ性を盛り込むと厚みと深みと渋みが出るかも
5. 6 名無しの37番 ■2008/02/24 10:41:19
趣味嗜好を恋に喩えているのが、あっきゅんによく合っているように思えました。
やや短いながらも、爽やかな話でした。
6. 3 ■2008/02/27 22:14:25
阿求の音楽好き(蓄音機好き?)が伝わってきますね。
ただそれが恋と並べられるほど強いかというとそうでもなく……。
阿求の幺楽への思い入れがもう少し強く描かれていると良かったと思います。
7. 7 カシス ■2008/02/27 22:33:22
幺楽団の音楽は魅了の魔力がありますね。
8. 4 床間たろひ ■2008/02/27 22:52:42
うーん、なんかちぐはぐな印象が。
求聞史紀と文々。新聞におけるスタイルの違いみたいな話なのかと思えば、それをうっちゃって蓄音機の話へと。
どうにもテーマが見えないまま、気が付けば終わっていたという印象ににに。
勿体無いなぁ。
9. 5 織村 紅羅璃 ■2008/02/28 00:36:42
阿求の目は明らかに恋する乙女のそれですね。良く分かります。

なんとなく押しというか、山場のようなものが足りない印象を受けました。
全体的な表現とかは結構気に入りました。
10. 3 ■2008/02/28 20:35:25
普通に阿求、でも文が行儀良すぎ? いや文花帖を見るにそうでもないのかな?
ちょっと起伏に乏しいのが物足りなかったり
11. 3 つくし ■2008/02/28 21:06:33
これだけではほんとに、「猫を拾ってきて今も可愛がって飼っています」という日記とそれほど変わりない内容です。せっかく小説なのだから、もっとオーバーでドラマティックなエピソードのひとつでもあったほうが読者的には嬉しいです。
12. 4 たくじ ■2008/02/28 22:34:46
求聞史紀を読むと、割と阿求さんは書きながら楽しんでいるような気がしますけどね。
13. 5 反魂 ■2008/02/28 22:38:44
 これはまだ題材のままの気がします。
 ここから蓄音機と文と阿求を舞台役者にして、"物語"を見せて欲しかったなという感じです。短尺でも、短尺なりの物語は書けるはずですし。

 機械というテーマでここまで読み進め、その中に幺樂団の蓄音機が見られなかった中でこの作品に出逢えたことは、それなりに嬉しかったのですが――。
14. 5 椒良徳 ■2008/02/28 23:58:00
蓄音機とはまた渋い。しかし、まあなんだろうな。平凡な作品だな。
15. 2 時計屋 ■2008/02/29 00:48:21
文章は丁寧だったのですが、長くなって逆に読みづらくなっている箇所もあります。
特に一つの文章内で単語が重複している部分が気にかかりました。

お話は正直なところ、あっさりしすぎなように感じました。
16. 4 ZID ■2008/02/29 01:34:15
文章に欠点という欠点はないものの。なんというか、オチなりヤマなりが欲しい・・・。
17. 3 とら ■2008/02/29 09:14:41
残念ながら、タイトル以上の内容があるようには思えませんでした。エピソードは良いと思いますので、それに絡めて「お話」を起ち上げていけばもっとよくなったと思います。
18. 6 らくがん屋 ■2008/02/29 11:11:04
短編として、かなり高レベルにまとまってるんじゃないかな。ストーリー全体に一本筋が通っている。
19. 2 中沢良一 ■2008/02/29 15:18:59
良いところも悪いところも無かったので、自分が基点としているこの点数です。
20. 3 つくね ■2008/02/29 16:35:55
「阿礼」の解釈が転生した阿求を指すのか阿礼自身を指すのかで、また考えさせられる作品でした。
21. 5 K.M ■2008/02/29 18:56:18
そこまで自虐されることはないと思います。
こういう作品もアリだと思います。少なくとも私は。
阿求漫画とは、REXのアレでしょうか?
22. 4 ☆月柳☆ ■2008/02/29 19:52:13
ほのぼのしてて、よかったかな。
23. 6 八重結界 ■2008/02/29 20:50:55
さながら物語の一幕のようで、少し物足りなかったのが残念です。
でも蓄音機に恋するという考え方は、とても魅力的ですね。射命丸もさばさばとしていて、二人の会話をもっと見てみたい気持ちもありました。
24. 3 O−81 ■2008/02/29 21:42:22
 そんな感じの。
 若干、キャラの動きやら喋りやらがぎこちない感じが。そこはかとなく緊張感が漂っている様子は、本当の取材みたいで上手い演出になっていたとは思うのですけど。
25. 5 只野 亜峰 ■2008/02/29 21:45:24
文々。新聞舞台裏といったところかな。ほのぼのとまったりとこれはこれで。
26. 7 12 ■2008/02/29 22:11:57
阿求のキャラ付けには成功してると思うけど、もう一歩SSとしての盛り上がりどころが欲しいなと思います。
27. 5 綺羅 ■2008/02/29 23:13:11
そんな謝ることありませんって。内容は悪くないのですが少々改行が欲しかった気がします、ちょっと読みにくい。
28. 2 moki ■2008/02/29 23:23:40
まだ起承転結の起くらいでは。もっと掘り下げて膨らませたのを読みたいです。
29. 7 冬生まれ ■2008/02/29 23:35:09
筋も道具立てもシンプルで、でもその分印象に残りました。
まさにCDジャケットで音楽を聴きながら紅茶を飲んでる阿求が
そのままこのSSのイラストになりそうです。
30. 7 カミルキ ■2008/02/29 23:46:20
そういうたあいも無い想像(妄想)がssの醍醐味なんだと思う。
最後の一文が心に残った。
それよりも、ちゃんと記者してる射命丸に驚い(天孫光臨)
31. 4 blankii ■2008/02/29 23:51:58
あっきゅんと蓄音機の御話はとてもせつなくなりますね。好きなモノを好きと言い続けて歩いていければ良いなぁ、とは自分も思います。こちらの阿求さんのように。

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