月の光が拾った小箱

作品集: 最新 投稿日時: 2008/02/11 08:41:36 更新日時: 2008/02/13 23:41:36 評価: 0/0 POINT: 0 Rate: 5.00
 十六夜。
 小さな月のかけらが、きらきらと落ちてくる夜。
 小さな小さな月の光が、ふわりと地面に降り立った。お気に入りの純白のワンピースを、冷えた夜の大気にふくらませて。
 月の光の妖精、ルナチャイルド。
 彼女の目当ては、月の落とし物。月が欠けた夜には、月から落ちてきたものたちがそこここに転がっている。彼女は、自分の住処に地上の月を築くべく、それらを集めているのである。
 いっしょに暮らす仲間たちはいつも、そんな彼女の習性に呆れ顔を見せる。でも、やめるつもりはさらさらない。遠大なる目標ももちろんさることながら、蒐集の愉しみというものもあるからだ。月にゆかりのものはみな、月精たる彼女にとって、どこか慕わしい。
(……あ)
 くるくると巻いた金色の髪を揺らして歩いていると、程なくして、ルナの興味をひくものが現れた。月の落とし物ではないものの、それはルナの好奇心の琴線を、軽くひと撫でした。
 地面に転がった、一つの箱。
 蓋は大きく開いたまま。うち捨てられているという表現が似つかわしい状態だ。
 ルナの両手で楽々持てる程度の小箱である。中には金属でできた機械が入っている。
(あれ?)
 箱を手に取ったルナは、その形状をいぶかしく感じた。
 中に機械を収めた箱型の道具なら、これまでにもたくさん見てきた。だが普通、そういった道具の中には、ぎっしりと機械が詰まっている。ところがこの箱の中はといえば、箱より二まわりも三まわりも小さな機械が一つあるだけで、あとはがらんどうである。それにそうした箱の蓋は、しっかりと閉じられているものだ。なのに、この箱の蓋には、留め金一つ無い。
(毀れちゃってるのかな?)
 落ちたはずみか何かで、今箱にある以外の機械が取れてしまったのかもしれない。毀れているのであれば、ぱっかり蓋が開いているのにも合点がいく。
(変なの)
 一度は気を引かれたものの、持って帰ろうかやめておこうか、迷いが生じた。そこへ、
「何かお悩みかしら、お嬢さん?」
「ひゃっ!」
 だしぬけに背後、それも至近距離から声をかけられ、ルナはすっとんきょうな悲鳴をあげた。
 振り返った先にいたのは、女性。夜闇に溶けるような濃紫のドレスをまとった、美しい女性。
 妖怪、それも、すこぶる付きの大妖怪だ。彼女が強大な力の持ち主であることは、大して鋭敏というわけでもないルナでさえ、雰囲気からだけでも判った。
「あら失敬。べつに危害を加えるつもりは無いわ。何か考え事をしているみたいだったから、声をかけてみただけ。ねえ、何をそんなに不思議がっていたの? よかったら、教えてもらえないかしら」
 大妖怪のアメジストの瞳が、おびえ顔のルナを見つめる。うさん臭くはあるものの、意外と優しげな眼差しと身柄を保証する宣言に、ルナは少し安堵した。
「この箱、拾ったんですけど、何に使うものなのか全然判らなくて……」
「ああ。なるほどねえ」
 ルナの答えを聞いて、紅をさした唇で弧を描き、妖艶に微笑む。いかにもなわけ知り顔だ。
「知ってるんですか? この箱の使い道」
「あっさり他者[ひと]に訊ねてしまうのではなくて、まずは自分で考えてみたら?」
 返答に困り、ルナは少々気まずさを覚えた。本気で責めているわけでも呆れているわけでもない、からかうような口調であったのが救いだった。
「そうだ。貴方、自分でこの箱の使い道を調べて、あててみるというのはどうかしら?」
 ぽんと手を打ち、新しい遊びを思いついた少女のような笑顔を浮かべる。ルナにとっては少々、意外であった。
「期限は三日。相談したり、質問したり出来る相手は、貴方のお仲間だけ。そして見事解き明かせたなら、賞品として、いいものをあげましょう」
「いいもの、ですか……?」
「そう。この箱のがらんどうを埋める、大切な部品。この箱は、それがあってはじめて完成するの」
(大切な、部品……?)
 その言葉が、ルナの好奇心をくすぐる。おまけに、「尤もそれは、私が渡すまでもないといえばないのだけれど」などと、意味ありげな注釈をつけられ、ますますそれが強まる。
「どうかしら?」
「はい……ええと、やってみます。おねがいします!」
 ルナは、応諾の答えを返し、頭を下げた。
 妖怪の、拒絶を許さないような威圧感ゆえではない。ルナ自身、不思議な箱と、妖怪の言う「大切な部品」の正体が、ひどく気にかかってきたからだ。ルナの返答に、「そう、嬉しいわ」と言って笑みを浮かべる妖怪の側にも無論、脅すようなつもりは全く無い。
「結果を、楽しみにしているわ」
 ごきげんよう、と優雅に一礼し、ルナに背を向ける。ゆるやかに波うつ金の髪が、背中に揺れる。
「あ、そうそう」
 数歩進んだところで、足を止め、振り返った。
「もしかすると、この箱の使い道だけじゃなくて、他の意外なことも判るかもしれないわ。頑張って、それも見つけてみてね」
 そう付け足して手を振ると、再び背を向け、今度こそ暗がりの向こうへと姿を消した。





「毀れた様子はないわよ。表面がささくれてるとか、捩じ切れた部品がくっついてるとか」
「毀れて機械が外れちゃった、ってわけじゃないのね」
 箱を観察しながらあれやこれやと議論しているのは、ルナの仲間たち。日の光の妖精サニーミルクと、星の光の妖精スターサファイア。
 翌朝事情をルナから説明され、面白がって二つ返事で協力を申し出た、というわけだ。
「うん。きっともともとこういうものなんだろうと思う。作りかけ、って感じでもないし」
(そうかなぁ……)
 はきはきと語られるサニーの見解に、ルナは疑問を感じる。
 ひっかかるのは、あの妖怪の言葉。「大切な部品」をおぎなって「はじめて完成する」という。
 それはつまり、この箱はまだ未完成ということだ。
 けれど確かに、サニーの言うとおり、毀れた様子も無ければ、未完成らしい粗も見当たらない。
「この蓋も、簡単に開けられるようになっているわよね。そもそも開けて使うようにできてるんじゃないかしら」
「そうだとするとさ、変なデザインだよね。機械がむき出しだなんて」
「箱の外側も内側も、きれいに加工してあるのにね」
 不思議なのはそれだけではない。
 あの妖怪。彼女そのもの。
 はじめて会ったはずなのに、どこか懐かしい。まるで、今までにも会ったことがあるかのように。以前にもこのような調子で、とても大切な答えへと導いてもらったことがあるかのように。
「いくら見ててもキリがないよ。実際に、使ってるところを見てみるのが、一番いいんじゃない?」
 サニーの言葉に、残り二人がうなずく。これが、行動開始を告げる合図となる。
 かくして、三人の冒険が、始まった。





「機械のことなら、やっぱり人間でしょ」というサニーの案により、三人は、人間の住む里にやってきていた。ちなみに、「機械のことならエンジニアぞろいの河童に」と言い出してつわものどもが群れなす妖怪の山に乗り込もうとする蛮勇の徒は、一人として無かった。
「でも、人間相手でも、用心しなきゃね」
 里の上空をただよいながら、サニーが注意を促す。
「最近、姿や音を消してるのに、こっちに感づいて、ひどい時には攻撃してくる人間がいるじゃない。だから、慎重にいかないと」
 サニーは光の屈折を操る能力を持ち、ルナは音を消す能力を持つ。光の屈折をいじれば、三人の姿は目に見えなくなるし、周囲の音を消せば、三人のたてる物音は聞こえなくなる。二人の能力を使えば、人間は、目でも耳でも彼女達を捉えられなくなる。にもかかわらず、彼女達の存在を知り、あまつさえ攻撃を仕掛けてくる人間がいるというのである。
「見て」
 スターの目が、何かを捉えた。生き物の位置を把握する能力を持つだけあって、彼女は三人の内では一番目ざとい。
「あの、ちょっと大きい煉瓦色の屋根の家。二階の、出窓のところ。ぎりぎり見えるか見えないかだけど」
 スターが指差した先の窓辺。そこには、同じぐらいの大きさの、古めかしい細工に飾られた箱。蓋は開いており、中にはやはり、箱の三分の一ほどの大きさの、よく似た機械が据え付けられている。
「遠目だけど、たぶん、まちがいないね。同じ道具」
 しかも運の良いことに、機械が動いているのだ。つまり、この箱が道具として使用されている現場を目撃することに成功した、というわけだ。もっとも、この道具がいかなる効果をもたらしているのかというところまでは、まだ判らないのだが。
「ラッキーだね。もっと近づいたら、あの箱で何が起こってるかわかるかも」
 サニーもルナも、自分の能力の働き具合を確かめる。万全であることを確認し、それでもなお慎重に、そっと箱との距離を縮める。しかし、
「離れて」
 スターの叱咤。三人はあわてて上空へと舞い上がる。
「中の人間が、こっちに向かったの」
 その言葉どおり、窓辺には老人の姿が。箱を手にとっていろいろな角度から見つめ、その後箱をいじりはじめた。
 距離をとって、その様子を観察する。老人が箱をいじっても、その作業が終わっても、やはり、箱によって何かが起こる様子はない。老人は窓辺に箱を戻すと、そのまま目を細めて箱を眺めていた。
「運が悪かったわね。いや、同じ道具が見つかっただけ良かったのかもしれないけど」
「まあ、他を当たってみようよ。この分なら、結構簡単に似たようなのがみつかるかも」
 案外容易く答えにたどり着けるかもしれない。三人は、そう考えて楽観していた。
 ところがその後、「運が悪かった」などとは言えない事態が、三人にふりかかる。
 なにせ、そっくりそのまま同じようなことが、二回も三回も続いたのだから。





「まったく、なんで毎回毎回こうなるのよ! あの箱に近づくたびに、人間がこっちに来るなんて!」
「タイミングが悪いだけ、とは思えないわね。ルナ、ちゃんと音消してる?」
「そういうサニーはどうなのよ!」
「人間の死角にいる時だってそうだったじゃない、私のせいじゃないわよ!」
 お決まりのケンカをはじめた二人を尻目に、スターはもう一度、箱を観察する。
 まずは、外側の筐体部分。蓋、身ともに木製。蓋の縁は飾り彫りでととのえてあり、中央には小花模様の彫刻。内側には、ベルベットと思しき質感の、臙脂色をした布地が張ってある。
 次に、機械に目を移す。目につくのは、とげのついた短い棒に、櫛のようなもの。
「さっきは、このとげとげのが回っていたのよね」
 これまで見てきた機械の動きを思い返しつつ、呟く。口論に夢中になっている二人からの返事はない。そうなるであろうことはスターも重々承知の上。独り言のようなものだ。
 中の観察を終えると、蓋を閉じ、ひっくり返して底を見る。何の飾りも無いムクの白木に、金色の螺子が一つ。
「底に螺子がついているわ。巻いてみるわね」
 やはり返答は待たず、箱を膝の上に置き、ほんのすこしだけ螺子を巻いてみる。何の変化も無い。
(判らないなぁ、やっぱり)
 箱を持って、スターは立ち上がった。そこを、
「だいたいサニーは、いっつも私を……」
 興奮して振り出したルナの腕が直撃。
「あっ!」
 箱が傾いで、スターの手から滑り落ち――
(箱が――!)
 ルナが手を伸ばすも空しく、箱は地べたに叩きつけられる。
 その次の瞬間。
 ぴん……
 高くて、硬い音。金属を軽く叩いたような。
「今の……この、箱から?」
 ルナは、箱を拾い上げ、蓋を開く。
(金属みたいな音だったから、機械からだよね。落とす前と様子が変わってないから、たぶん、毀れて、破片がぶつかったってわけじゃない。もともと、この機械、音が鳴るようになってる? ということは……)
「音よ!」
 顔をあげ、ルナは叫んだ。
「この箱は、音を出す道具なんじゃない? 機械が動いてるのに何も起こってないみたいだったのって、私の能力で機械の出す音が消えたからだって考えたら、うまく説明できる!」
 ルナの説に、スターが納得顔でうなずく。
「なるほど。それなら、私達が近づくたびに人間がこっちに来たのも解るわね。突然機械のはたらきが止まったみたいに思えるんだから」
「音ってことは、音楽かな。ねえ、もう一度、箱のあったところに行ってみようよ! それで今度はルナの能力を止めてみれば、きっと何か判るよ!」
 サニーの言葉に三人は、顔を見合わせ、うなずきあった。





 そして再び三人は、あの老人の家へ。
 箱は相変わらず窓辺で、中の機械も動いている。離れたところから室内を窺うと、好都合なことに、老人は午睡の最中だった。
 二人の能力を使ったまま、窓辺までやってきて、窓に耳をつける。
「いくわよ」
 数秒の逡巡の後、ルナが能力を解除。
 そして。
『わぁ……!』
 三人は、息をのんだ。





 その夜、ルナは、箱を拾った場所――ルナに謎かけをした妖怪と出会った場所に、一人たたずんでいた。もちろん、両の手にしっかりと、例の箱をたずさえて。
 答えを出せたなら、この箱を持ってここにいれば、あの妖怪は必ず来てくれる。根拠は何も無いながら、そんな確信があった。
「ここにいるということは、答えが判ったのね」
 確信に違わず、どこからともなく、あの妖怪が現れた。問題をふっかけられた時と同じように。
「一応、そのつもりです」
 威儀を正し、箱を捧げ持つ。答えて御覧なさい、と、妖怪の視線がルナを促す。
「この箱は、音楽を聞くためのもの、だと思いました」
「ご名答」
 音をたてずに手をたたき、賞賛のジェスチャーをとる。
「この箱――この機械は、オルゴールというの。音楽を奏でる道具よ」
 そう言うと、妖怪は、空中に奇妙な“裂け目”のようなものを開いた。その中に片手を入れる。
「では、お約束の賞品を渡さなくてはね」
「まってください!」
 ルナが、妖怪の行動を遮る。
「あの、それはうれしいんですけど、でも。言われてた、この箱には欠けてる大切な部品があって、それをおぎなってはじめて完成する、っていうのが、どうしても解らなくて。それをちゃんと解らないと、正解じゃないと思うんです。だから……」
 訥々と話すルナに、妖怪は、心得ていると語りかけるような表情で、莞爾として笑いかける。
「この箱のもう一つの使い道。それは、大切なもの――いとおしくてたまらない、自分だけの宝物を、収めておくというもの。それを以ってはじめて、この箱は、その本来のあり方を体現したことになる。受け取りなさい」
 妖怪の手が箱の蓋を開け、そっと掌の中のものを置いた。
 そこにあったものは――石。何の変哲も無い石ころにしか見えない、灰色の小石。
 なんでこんなものを、といった様子のルナに、妖怪は語りかける。
「月の石よ。正真正銘、月そのものの一部。十六夜月の夜に落ちてきた、月の欠片。月の光の貴方には、丁度よいのではないかしら?」
 蓋を閉じ、箱を取り上げると、箱の底の螺子を巻く。
「さあ、箱を開いて。貴方が見出した通り、この箱の奏でる旋律を愉しみましょう」
 ルナの手に、箱が戻される。その蓋を、幼子のような小さな手がゆっくりと開く。
 ぴん、と、可憐な音色。次の瞬間、それは小さな奔流と化し、旋律をかたちづくる。
 まるで、夜闇にそっと投げかけられた、あわやかな月の光のような旋律。
「きれい……」
 ルナの呟きを飲み込んで、旋律は流れ続ける。
 夜の静けさの中に、ふわり、月影がさす。
 ほろほろ、ほろほろとこぼれる、月の光のメロディ。
 ルナは、時も、妖怪のことすら忘れて、オルゴールの奏でる音色とメロディとに酔いしれた。
(おめでとう。合格よ。でも)
 妖怪には、ほんの少しだけ、残念に思ったことがあった。
(折角の良い機会だったのにねぇ。うかつに身を隠そうとして貴方の能力を使うと、かえって人は奇怪に思うものだと気づくための)
 そんなことを考えながらも、妖怪は、ほほえましいと感じてか、うっとりとオルゴールに聞き入るルナの後姿に目を細める。そして――
(さようなら、可愛い月光さん。夜明けにはまた、貴方は私を忘れているでしょう。それでも、機会があったら、また出会いましょう)
 心の中でのみルナに告げ、深夜の真闇に溶けいるように、何方へともなく消えていった。





「ルナも好きねぇ」
 夜な夜な落とし物探しに出ていくルナを、彼女の仲間はそう評した。
「いいじゃない、別に」
「いいけどさ。ルナの集めてくるものは、変なのばっかりだもん」
「いいの。私には大事なんだから」
 確かに、彼女自身変だと思うものもある。例えば、どういういきさつで拾ってきたのか、全く記憶にない小石。今の自分にはただの石ころにしか見えないけれど、わざわざ拾ってきたからにはきっといいものなんだろう、ということにしておく。
 それから、ちょっと変わったデザインの小箱。蓋を開けると、そこには金属でできた機械。むき出しの機械に違和感を覚えつつも、細工物のような繊細な金属片がくるくるぱたぱたと動く様を、愛らしいと感じてもいる。
 小箱の蓋を開けると、音楽が流れる。なんとなく親[ちか]しさを感じるメロディだ、と思っている。最近の彼女のお気に入りだ。
 他のどれも、みな彼女にとっては宝物。
(そうだ、今夜は里に落とし物探しに行こう。音さえ消しておけば、人間だってへっちゃらだもん)
 夜の密やかな愉しみへの期待に胸をふくらませ、彼女は一人、表情をゆるめた。





 小さな小さな月の光は、今日も欠け月の夜を彷徨う。
 石ころと一緒に小箱に入れる、彼女だけの宝物を探して。
mizu
作品情報
作品集:
最新
投稿日時:
2008/02/11 08:41:36
更新日時:
2008/02/13 23:41:36
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1. 7 小山田 ■2008/02/13 08:22:43
ルナらしい物語を愉しませていただきました。全体として見ると出だしに違和感がありました。単独では綺麗な文章だけに、かえって浮いてしまったかな、と。場面転換後の描写は、淡々としていながら過不足のない表現で登場人物と情景が素直に頭に入ってきました。今後、三人称を書く上でお手本としたい文章でした。
2. 5 #15 ■2008/02/14 16:26:44
きれいなお話ですね。
3. 6 あまぎ ■2008/02/17 15:32:42
良いお話ですね。
自分の作品と結構似た作りのお話で、なんだか嬉しくなりました。
ニヤニヤしながら読ませてもらいました。
ルナチャイルド可愛いよルナチャイルド。
4. 5 飛び入り魚 ■2008/02/20 14:03:48
綺麗に無難にまとまってる上に幻想的な表現が心地いい。
悪いところは、悪いところが見つからなくてメッセージが書きにくいことです
5. 3 俄雨 ■2008/02/21 17:44:08
ルナチャ萌え。三月精らしさが現れていてよかったと思います。
6. 6 カシス ■2008/02/27 21:26:48
夜の散策というものは心躍るものですね。
7. 6 ■2008/02/27 22:18:05
月の光がキラキラ光って見えるような綺麗なお話でした。
あと妖精たちの能力の欠点が上手く浮き彫りにされていておもしろかったです。
欲を言えば、紫さまがもう少しミステリアスであってほしかった。
ちょっと影が薄かったです。
8. 5 ■2008/02/28 20:39:16
オルゴール多いなw まあ幻想郷にありそうな機械となると限られるしなぁ
ルナが主役でコンパクトに収まってる印象でした。消音の能力を音のなる機械を上手く使っていると思います。
小さいけど美味しいお菓子みたいな。そんな印象。
9. 7 反魂 ■2008/02/28 22:04:30
 「大妖怪」というイメージからするとちょっと首を傾げるところもありましたが、総じて柔らかい雰囲気で、童話のような綺麗な空気が良かったです。尺は短いですが、シンプルにまとまっていたと思います。
 NHKの「月のワルツ」を思い出しました。
10. 2 つくし ■2008/02/28 22:09:06
ゆかりんがあまりにも有能な司会進行役になってしまって、そしてその辺の意図を読者に意識させないための隠蔽も見当たらないので、ドラマの途中で裏方がカメラの枠内に入ってきたかのような台無し感があります。そして箱の中に機構といわれた時点でその正体が予測できてしまうのがなんとも。情報を提示しつつも正体を悟らせない工夫か、開き直って、正体がわかっていても読ませる工夫かのどちらかがあるとよかったです。
11. 5 たくじ ■2008/02/28 22:36:46
よくまとまっている、かわいい話だなぁと思います。
紫がもっと胡散臭かったらいいなぁ。単なるいい人って感じだったので。
12. 5 椒良徳 ■2008/02/29 00:00:00
今回のコンペは三月精を書く人が多いな。
よきかなよきかな。内容は、悪くないがよくも無い。
良くも悪くも平凡な作品ですね。
13. 3 床間たろひ ■2008/02/29 00:07:38
うーん、予定調和ではあるんですけど。
必要なことは書いてある、だけど必要なことしか書いてないというか。
別に変に話を捻る必要はないんです。ただ、まぁ、ほら、ねぇ?
うおお! ルナチャの可愛さを凡俗どもに知らしめてくれるわぁぁあああ!
みたいなパトスというかなんというか。そういうものが欲しかったなと。
14. 7 時計屋 ■2008/02/29 00:51:48
三月精が非常に微笑ましく、そして、少ししんみりする綺麗なSSでした。

文章も読みやすく、呼んでいる間、情景が自然と頭に浮かんできました。
特に最後のシーンがとても美しい。
オルゴールと仄かに輝く月の石。非常に絵になる光景だと思いました。
15. 5 ZID ■2008/02/29 01:37:57
綺麗に広げて、上手に畳んだ良い作品だとは思うのですが……なぜルナは、今回の出来事を忘れてしまっているのでしょう。原作でそういう設定があるんですかね。三月精は取り分け入手が難しく(中古市場がえらいことになってますねぇ)、キャラは知っていても、原作は知らない人は多いのではないでしょうか。何かしら補足が欲しかったです。
16. 4 木村圭 ■2008/02/29 04:58:54
ゆかりんってば凄く良い人ね。
17. 4 とら ■2008/02/29 09:17:52
三妖精達のやり取りは面白かったです。ただ、展開として、もう二転か三転あってもよかったかと思います。
18. 5 らくがん屋 ■2008/02/29 11:13:27
童話調? 上手いと思うのだけど、自分は対象年齢外だよなぁと思ってしまいます。
19. 2 中沢良一 ■2008/02/29 15:20:37
妖精は単純だから、暗に伝えようとしたところで、絶対に伝わらないだろうな。
20. 3 つくね ■2008/02/29 17:11:28
紫の思惑通りにはいかなかったものの、彼女は彼女なりに成長しているのではないだろうか。そういう風に思えました。
21. 5 K.M ■2008/02/29 18:50:22
絵本のような正統派なファンタジー作品、楽しませていただきました。
22. 3 ルドルフとトラ猫 ■2008/02/29 19:09:05
すてきな御話
23. 4 ☆月柳☆ ■2008/02/29 19:53:56
紫らしくない行動というか、紫らしい行動というか。
お題である機械は上手いこと使えていたと思います。
24. 7 八重結界 ■2008/02/29 20:53:17
オルゴールと聞くとプリズムリバー三姉妹を連想させますが、ルナ・チャイルドというのはとても斬新でした。
だからといって突飛ではなく、音を消すという能力とも上手くマッチしています。
物語自体も柔らかで、最後まで一気に読んでしまいました。
25. 6 O−81 ■2008/02/29 21:40:50
 短いながら綺麗な話でした。
 三月精読み込んでいるなあと。
26. 5 只野 亜峰 ■2008/02/29 21:43:36
短いながらもなかなかの充実感でした。
オルゴールの事をさっぱり忘れてたのは紫が記憶でも弄ったのかしら。
27. 5 BYK ■2008/02/29 22:12:28
寝れば記憶を忘れる妖精に紫の説法の甲斐は無く。
三月精達にそれらしさが出てて、良いなぁと。
28. 8 名無しの37番 ■2008/02/29 22:50:07
短いながらも、起承転結綺麗にまとまった良作だったと思います。三妖精の試行錯誤は見てて可愛らしかったし、紫の意地悪っぷりもいい味出してました。
日常の延長の小咄ですが、これだけの題材でもここまで綺麗に仕上げられるものなのですね。
29. 6 綺羅 ■2008/02/29 23:15:11
特に気になるところのない作品だと思いました。良くも悪くも、これと言って癖が無いな、と。
30. 4 moki ■2008/02/29 23:24:55
三月精だー! ルナチャ可愛いよルナチャ。
三月精があまり人気がないのはサニーのせい。
31. 6 blankii ■2008/02/29 23:53:04
ルナチャかわいいよルナチャ。最近単行本を買ったせいで、随分と三月精達への親しみが増してきております。そういえばオルゴールの隙間には、そんな使い道があるのだなぁ。なんというか、懐かしさの心地良い一作。

32. 6 冬生まれ ■2008/02/29 23:54:23
三月精の行動がほほえましいです。
33. フリーレス mizu ■2008/03/19 10:30:27
 お読みいただき、そして感想をお寄せいただき、まことにありがとうございました。


>冬生まれ様
 三月精をうまく描き出せているか不安だったのですが、ほほえましく感じていただけましたなら幸いです。ありがとうございます。

>blankii様
 オルゴールの宝箱としての面を、書いてみました。
 ちょうど、蒐集癖持ちのルナチャイルドが主人公でしたから。
 「懐かしい」というご感想は予想外でした。ありがとうございます。

>moki様
 ルナチャは今すぐ……ごめんなさいごめんなさいおもしろいネタが思いつきませんでした。

>綺羅様
 今回は、「癖なく、無難に」を心がけておりました。
 次は、機会と勇気があれば、もう一癖あるものを書いているかもしれません。

>名無しの37番様
 三月精や紫のキャラクターを上手く出せているか自信が無かったのですが、そう仰っていただけまして、幸甚です。ありがとうございます。
 「日常の延長……」という点は、「月の妖精」を意識して組んだお話だからかもしれません。原作品が、日常+αを素敵に描いたお話ですから。

>BYK様
 キャラをきちんと立てられているか自信が無かっただけに、そう仰っていただけると嬉しいです。ありがとうございます。

>只野 亜峰様
 記憶についてはおおよそ「月の妖精」に準拠しました。
 紫について忘れているのは紫が忘れさせたため、その他について色々と忘れているのは妖精の記憶力ゆえ、と考えていたのですが(当作品については主に後者)、考察文のようになってしまわないようにするためさらっと流したところ、よくわからない展開になってしまっておりました。申し訳ありません。

>O−81様
 ファン冥利に尽きるお言葉、ありがとうございます。
 三月精感をしっかり出せていたのであれば、幸甚です。

>八重結界様
 おお、私の場合その発想はありませんでした。>プリズムリバー
 「最後まで……」とのこと、読み手の方を退屈させてしまわないか不安だったのですが、それを伺ってほっとしております。

>☆月柳☆様
 紫の行動は、「月の妖精」を意識してのものでした。
 余談ですが、お題の「きかい」は、「機械」の他に、「機会」「奇怪」「毀壊」を盛り込むことも目指していました。

>ルドルフとトラ猫様
 ありがとうございます。楽しんでいただけたようで、嬉しく思っております。

>K.M様
 楽しんでいただけたとのこと、大変嬉しく思っております。
 絵本のような美しさや幻想感が出せていたのであれば幸いです。

>つくね様
 じんわりくるご感想、ありがとうございます。
 お気楽ごくらく、一歩進んで一歩下がる(あれ?)。
 そんな、彼女達なりの歩み。

>中沢良一様
 まあ、紫もそれほどには期待していなかったでしょうね……。

>らくがん屋様
 「童話調」というご感想は予想外でした。
 真に素晴らしい童話は大人でも楽しめると聞きます。「対象年齢外」感を与えない作品を創れるようになりたいですね。

>とら様
 トリッキーな展開やしかけをもっと設けられればよかったのですが、どうもそういったものを作り出すのが苦手で、上手くいきませんでした。申し訳ありません。

>木村圭様
 妖々夢でも永夜抄でもなく、「月の妖精」の紫を意識していたからかもしれません。
 まめにお仕事をしたり、ルナに「孫康映雪」について教えてあげたり。

>ZID様
 ルナの記憶については、『東方三月精 〜 Eastern and Little Nature Deity』収録「月の妖精」を元ネタにしております。
 考察文のようになってしまわないように極力あっさりと書き流したところ、仰る通り、よくわからない展開になってしまっておりました。本当に、申し訳ありませんでした。

>時計屋様
 三月精をうまく描き出せているか不安だったのですが、ほほえましく感じていただけましたなら幸いです。
 整った文章と綺麗な描写を目指しておりましたので、そう仰っていただけますと本当に嬉しいです。ありがとうございます。

>床間たろひ様
 いやはや、仰せの通りです。
 初の二次創作ということもあり、今回は、無難に、癖無く、きちんとまとめることを第一としておりました。そのため、パトスひかえめでした。
 私が「やったるぁあああ!」とばかりたぎりほとばしるパトスをたたきつけようものなら、とんでもないことになるのが目に見えておりましたから。コンペ向きではないかなぁ、と。
 でも、パトスにあふれた作品だからこそ生み出せる感動もありますよね。

>椒良徳様
 悪くはない、とのことで、ほっとしております。
 良い方に非凡になれるよう、精進致します。

>たくじ様
 仰せの通り、私の力にてはまだまだ胡散臭さやルナティックさといった“向こう側”の境地を描けておりません。
 精進して、彼女のようなキャラ達をうまく描けるようになりたいです。

>つくし様
 実は、紫については「月の妖精みたいに」としか考えておらず、「その辺の意図」すらろくに無かったりします。
 箱の正体、やはりすぐばれてしまいましたか。もっとミスリードなどの叙述トリックを上手に盛り込めればよかったのですが、如何せんトリックやパズルを作るのが苦手で、うまくいきませんでした。我ながら仮にも謎解きのお話でそれはなかろうと思いはするのですが。
 力及ばず、申し訳ありませんでした。

>反魂様
 綺麗な描写や雰囲気出しを目指しておりましたので、そう仰っていただけますと大変嬉しいです。ありがとうございます。

>鼠様
 素敵なお褒めのお言葉、ありがとうございます。
 オルゴールが多かったのは、幻想郷にありそうで、ロマンティックで、東方の雰囲気にマッチした機械だからでしょうね。私の場合はただ単純にこのようなお話を思いついてしまったというだけなのですが……。

>畦様
 綺麗な描写を目指して力を入れていたので、そう仰っていただけますととても嬉しいです。ありがとうございます。
 そして仰せの通り、ミステリアスさや胡散臭さなど、紫に必要な要素を、まだまだ描けておりません。
 ああいう“向こう側”の境地を描くには、まだまだ力が足りておりません。申し訳ありませんでした。

>カシス様
 夜の雰囲気や散策の愉しさ、うまく描けていたでしょうか。

>俄雨様
 三月精のキャラをきちんと立てられているか自信が無かったので、そう仰っていただけましてほっとしております。ありがとうございます。

>飛び入り魚様
 ありがとうございます。
 粗が無いようにきちんとまとめるよう、雰囲気を綺麗に出せるよう、心がけてみました。

>あまぎ様
 あまぎ様も妖精達のお話を書かれていたのですよね。
 時にのんきに、時にかわいらしく、時にははた迷惑に、幻想郷の空気を作っていく彼女達。素敵ですよね。

>#15様
 「綺麗さ」は、この作品を作る上で最も心がけたことの一つなので、そう仰っていただけますとうれしいです。

>小山田様
 「ルナらしい」と仰っていただき、嬉しく感じております。
 出だしについてのご指摘、ありがとうございます。
 お手本Σ(・o・;)……はわわわわ畏れ多や……。


 最後になりましたが、書き手の皆様、読み手の皆様、感想をつけられた皆様、そして主催者様、お疲れ様でした。本当にありがとうございました。
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