雨後天

作品集: 最新 投稿日時: 2008/09/25 23:38:30 更新日時: 2008/11/06 12:34:36 評価: 0/0 POINT: 0 Rate: 5.00
空はどこまでも青く晴れていた

神社の巫女は
「天気がいいわね」
と言いながら 落ち葉の掃除をしていた


空に雲が出始めた

黒白の魔法使いは
「一雨降るかな?」
と言いながら星筋を出しながら空を飛んでいた


空が曇り始めた

大妖精は
「雨が降りそうだから帰ろうよぉ〜」
と言いながら氷精の服を引っ張っていた


風が冷たく吹いていた

館の門番は
「え?雨ですか?」
館のメイドから
「そうよ、パチュリー様が言ってたわ」
と言われると紅くて少し大きめな傘を受け取った
「雨が強くなってきたらもどってきなさい」
「わかりました」
館のメイドはその場から消え 館の門番は仕事にもどった


空気は少し澱んでいた

図書館の司書は
「少し換気をしませんか?」
と聞くと
「そろそろ雨が降るからダメよ」
と言われ 本棚の整理にもどった


風が窓を揺らしていた

紅魔館の主は
「最近雨多いね」
と悪魔の妹に聞かれ
「今回のは台風だとパチェが言ってたわ」
と答え 二人は紅茶を飲んでいた


森の木々がざわめき始めた

冬の妖怪は
「雨が降るわね」
と言いながら 空を見ていた


誰かがドアを開けていた

人形遣いは
「何しに来たのよ」
と聞くと
「遊びに来たぜ」
と魔法使いに言われた


雨戸を動かす音がした

家の主は
「そろそろ強い雨が降るから、急いでちょうだい」
と式に伝えると
「わかりました」
と式の式に伝えると
「わかりました!」
と返事を返し 雨に備えた


廊下を歩く音がした

亡霊姫は
「妖夢」
と呼ぶと
「御呼びでしょうか」
と音もなく妖剣舞士が現れた


音が空気を振動している

トランペットとキーボードは音を出していた
「姉さんどうしたの?」
と聞かれ
「今日は屋台に八目鰻を食べ来たんだから、弾くかなくてもいいだろ」
と言い
「そーなのか」
と宵闇の妖怪に言われ
「まぁ、うるさいのは変わらないかどね」
と光の蟲に言われ
「え?そうなの?めずらしいわね」
と夜雀に言われた


空から音が降ってきた

「雷か?」
と歴史食いの半獣は空を見た
「あ、今光ったぞ」
と蓬莱の人の形が言った後に大きな音がした

空から雫が落ちて来た

「雨?」
と巫女は掃除を止め神社に戻った


誰かが入る音がした

月の姫は
「誰かしら」
と玄関に行くと
「姫様〜」
「へくちゅっ」
とずぶ濡れの因幡が二人いた
「あらあら、永琳、タオルを持って来てちょうだい」
と言うと
「だから一応傘を持って行けと行ったのに」
と言いタオルを渡した


傘が雨を弾いていた

花の妖怪は
「最悪ね」
と言いながら扉を開けると
「大丈夫ですか?」
と境の門番に言われ、タオルを受け取った


何かがおでこを叩いていた

「こ…起き……い、小」
と聞こえたが聞こえなかったかもしれない
ああ、今日も平和だ


音が少し小さくなった

鴉天狗は
「あやや?」
と窓の外を見た


洞窟に轟音が響いていた

白狗の天狗は
「王手」
と言われ
「…投了」
と河童に言うしかなかった


雨は小降りになっていた

諏訪の巫女は
「やっと雨がやんできましたね」
と空を見上げて言うと
「そうだね。最近雨がふってなかったからちょうどいいだろう」
と風の神にいわれた


雨は殆ど降っていなかった

諏訪の神は
「あーうー」
と言いながら諏訪湖を後にした


空に七色の橋が架かっていた

霧雨 魔理沙は
「見ろよアリス、虹がきれいだぜ」
と言われアリスは空を見ると
「最近見てなかったから本当に奇麗ね」


空はどこまでも蒼く晴れていた
処女作です。
お題が「水」と言うことで考えていたら雨が降って来たのでこれにしました。

最後まで読んでくださってありがとうございます。
まだまだがんばりたいと思います。

ありがとうございます。
誤りなど、誰なのかわからないなどの指摘がありましたので、私なりに書き直してみました。

あと、小便で虹はとても珍しいと、理科の先生が言ってました。
藤の聡志
作品情報
作品集:
最新
投稿日時:
2008/09/25 23:38:30
更新日時:
2008/11/06 12:34:36
評価:
0/0
POINT:
0
Rate:
5.00
1. 5 慶賀 ■2008/10/05 13:08:37
テーマは詩でしょうか。作者様の意図をくみ取れた自信はありませんが、
非常に読みやすい文章だったのではないかと思います。
 きれーですねー。部屋に竹炭を置きたくなる話ですねー。
2. -2 小山田 ■2008/10/06 22:43:28
「〜ていた」と統一した結びで、場面場面を提示していく。それなりに効果的な手法でした。
ただ、東方SSとして読みたいボーダーラインを自分に設定していますので、この点数となることをご容赦下さい。
3. 7 佐藤 厚志 ■2008/10/07 02:14:19
雨と幻想郷の住民たちの、ポエム的な情緒の小説でした。
一見連続性のない彼らの目線は、ドミノのように繋がり、移り変わる。そしてラストの蒼穹に収斂する。魅力的。
4. 1 神鋼 ■2008/10/07 19:43:28
淡々としすぎて感情を動かされるということがありませんでした。
5. 3 twin ■2008/10/12 01:54:23
 ものすごく独特な雰囲気で、これはこれで嫌いではないのですが、読みにくいと判ずるより仕方ありませんでした。

 どんどん場所が変わって行って、読者が置いてかれてる感があります。また誰が何をしているのか、というのが分かり辛く、あれ、と思って前の文章を読み返したりと手間をかけてしまいました。

 テーマが水、ということで、それに雨を選んだのは分かりますが、雨を重視し過ぎたのか、物語がないと思います。特にすぐに次の場面に飛んでしまうので個々の物語も皆無に等しく、本当に雨を淡々と描写しているように見受けられます。詩的な良さはあっても、小説的な良さがあまりありませんでした。

 ただ、読み進めていて和やかな雰囲気が流れるようで、それはとても好きです。一種歌のような趣がある作品だと思いました。
6. 7 大崎屋平蔵 ■2008/10/12 17:58:49
短くてさっぱり。読んでて心地良かったです。
時間の経過が判りますし、なんともはや……いいなぁ。

一部誰か判らなかったのと、若干誤字とかが気になりましたが、楽しかったです♪
7. 5 三文字 ■2008/10/16 23:14:10
それぞれの一時の描写が、なんとなくほのぼのとしました。
ただ、エリーさんの部分がちょっと分かりにくかったかな?
門番といわれるとどうしても美鈴の方を思い浮かべますしね、そこらへんの差異があったらよかったです。
8. 2 yuz ■2008/10/17 21:33:40
いいテンポです。
余談ですが以前に実家の畑で立ち小便をしました折、自分の小便に虹がかかっていまして大変驚きました。
9. 1 紅坂 ■2008/10/18 08:07:36
処女作品としては結構良いほうだと思います。
だけど、そもそもこの形式は小説よりは詩に近いかも。これといったストーリーがないのも詩文のような感じを高めています。
磨けば光る可能性を秘めていると思うのですが、この場でつける点としてはこんなもので。
10. 4 deso ■2008/10/23 23:40:47
ちょっと薄味すぎるように思います。
雰囲気は悪くないと思うのですが。
あと、この長さで誤字脱字はちょっともったいないです。
11. 5 詩所 ■2008/10/26 20:12:07
雨が降っても幻想郷は何も変わらない。
きっとどんな天気でも。
12. 1 ミスターブシドー ■2008/10/27 00:02:22
評価に困る類だ……
実際に雨が降るとこういう感じなのかもしれないが。
「やってみた」感が先に立つのが勿体無い。
13. 5 PNS ■2008/10/28 14:00:05
詩的な話ですね。くるんと廻って、すとんと落ちる感じですね。
でも落ちた先が予想外でした。てっきり神社の巫女に戻ってくると思ったので……。
14. 1 つくし ■2008/10/29 17:10:38
 空を通してキャラを描写するのか、キャラを通して空を描写するのか、どうにもどっちつかずです。そういった芯を一本通して文章を計算して配置するべき作品だと思われました。
15. 1 眼帯つけた兎さん ■2008/10/30 06:58:49
雨の日の幻想郷ですね。
詩のように短く、日常のように起伏が少ないので印象に残りにくかったです。
平穏な日常を描くなら、一つ一つのネタに他との関連性などを持たせればよかったかなと。
日常で起こった、誰も気づかないけど微笑ましい些事といったような?
16. -1 今回は感想のみ ■2008/10/31 13:43:34
こういう試みなら、一文一文に研ぎ澄まされた渾身の表現をしてください。
短い内容ほどに、一文一音たりとも無駄にできないのですよ。
それができないのなら、せめて「表現」という行為をしてください。
17. 2 藤ゅ村 ■2008/10/31 17:35:51
 とりあえずキャラを出しただけという感じが。
 もうちょっとキャラ同士のやり取りがあると楽しかった。
 あと、おでこ叩いてるくだりが一体誰のことを指してるのかわからなかった……悔しい。
18. 4 じらふ ■2008/10/31 21:29:12
あー、こういう描き方好きだなあ…。
雨の日の幻想郷を詩的に切り取った一幕にほのぼの。
19. 2 つくね ■2008/11/01 01:05:08
雨を通じて各人の様を、そして時間を表現するというのは良かったです。
不可はないんですが、いうなれば"可"不足といったところでしょうか。
20. 3 リコーダー ■2008/11/01 09:26:04
幻想郷を俯瞰する感じを出すには、ちょっとカメラワーク分が足りないというか。
感覚的な物言いで申し訳ないですけど。
たとえば手元のアップだけのような描写を入れてみたり、関係ない小物の様子を説明しながら会話だけを聞かせてみたり、変化のあるシーンが欲しかったと思います。
21. 3 八重結界 ■2008/11/01 18:29:03
テンポは良かったんですが、ただそれだけという印象を拭えませんでした。
22. 3 blankii ■2008/11/01 21:22:32
とてもキレイだ、というのが第一印象。SSというよりもむしろ一編の詩であるような。魔理沙だけ2回でてきたのはなんでかな――などと勘繰ってしまいます。
23. 2 木村圭 ■2008/11/01 21:44:03
らって誰だろう……。メランコリーじゃないよなぁ。こら、で小町かなぁ。うーん。
24. 2 時計屋 ■2008/11/01 23:06:51
これは散文詩……なのかな?
どちらにしても味気が無いように感じました。
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