瀬をはやみ

作品集: 最新 投稿日時: 2008/10/05 08:59:55 更新日時: 2008/10/07 23:59:55 評価: 27/29 POINT: 114 Rate: 0.99


ぱぁん と、頬を叩く高い音が部屋に響いた。


相手の姿を認めた瞬間の、不意打ちだった。
打った少女は相手をものすごい剣幕でにらみ付けている。
一方、打たれた側の少女は痛みよりその怒りに対する戸惑いがまず浮かんだ。
一瞬の驚愕からの思考停止の後、その疑問を口に出した。

「い、いきなりなんだよ。霊夢。」

答えはなかった。
問いには答えず、少女と彼女が手にしている「もの」を見つめていた。
次第に霊夢の表情から怒りが消え、かわりに目にじんわりと涙が浮かんでいた。
楽天的で不機嫌になってもすぐに元に戻る普段の霊夢からは信じられない態度だった。
打たれた少女はその態度に状況は予想外に深刻だと感じ、頬に手をやったまま動けないでいた。


重苦しい空気の中、息苦しさすら感じ始めた頃ようやく霊夢が口を開いた。
「帰ってよ。」

滾る感情を抑えた小さな声だった。

「霊夢・・・」
「いいから帰ってよ!魔理沙の顔なんて見たくも無い!」
今度は語調を強くして叫んだ。
だがこれは逆に魔理沙の反感を買った。
怒る理由に心当たりはあったが、いきなり頬を打たれてここまでの態度をとられると理性より感情が

先に立つ。
「何だよ!そこまで怒ること無いじゃないか!」
「それが人のもの汚しといて言うセリフ?それ返してよソレ!」
言うと、魔理沙が手にしていたものをひったくろうとした。
その拍子に一束にまとまっていたソレがばらけ、白と柿色の色彩が畳に舞った。


手の平サイズの分厚い和紙に和歌と風雅な挿絵が描かれた札、いろはかるただった。
古びてかなり使い込んであるが丁寧に扱っていたらしくどの札も汚れや紙魚はほとんど見当たらなか

った。
たった今ついたばかりのコーヒーの染みを除いては。

「何て事してくれたのよ!大切なものなのに。」
「そんな物茶の間に堂々と置いとくほうが悪い!盗ってくださいって言ってるようなものじゃないか

!」
叫んで魔理沙は一瞬後悔した。霊夢の瞳から涙が零れ落ちたからだった。
「・・・お願い。出てってよ。  大っ嫌い」
最後の、本気の感情が込められた言葉で、一瞬の後悔は怒りに押し流された。
「分かったよ。もうこんなボロ神社来るもんか。」
魔理沙は立つと縁側に立てかけた箒を手にした。
「私もお前の事 大っ嫌いだよ!!」
最後に霊夢の方をちらりと見てそう吐き捨てるとそのまま魔理沙は飛び去った。
腹立ち紛れの力任せな飛び方だった。
空は見事な快晴でそれが今の魔理沙には忌々しく感じられ、より箒のスピードを上げた。

頭の中はさっきの事でいっぱいだった。
ほんの些細な事だった。
決してわざとではないし、ちゃんと謝るつもりだった
なのに霊夢ときたら訳も聞かずいきなりビンタするなんて。

最後の光景を思い出す。
霊夢は確かに泣いていた。
その場に力なくへたり込んで散乱したかるたを見つめていた。

思い出すと腹が立ってきた。
霊夢への怒りだけではなく状況のわけのわからなさへの混乱もあった。
「あー もう何だって言うんだよ!!」
叫び声を吸い込んで、空は変わらず青かった。




一時間後、魔理沙は香霖堂を訪れていた。
勢いで飛び出してきたので神社を出るときに靴を置いてきてしまったのだ。
あんまりといえばあんまりな間抜けさに魔理沙はいよいよ不機嫌になった。

店主は、靴下姿の常連客に呆れながらも椅子を勧めコーヒーを出した。
「苦いな・・・」
少女は、砂糖が入っていないことにますます眉間のしわを増やした。
「糖分は肥満の元さ。それに苦味を打ち消してしまっては折角のコーヒーが台無しじゃないか。
今日のは中々好い豆なんだよ。」
そう言いながらも、棚から小さな小瓶を取り出した。

「とはいえ、甘みは気分を和らげる効果がある。こういうときには必要なものだな。」
中身は小指ほどに砕かれた黒砂糖だった。
小皿にそれを盛り少女に出した。
「コーヒーには入れるなよ。そのまま齧るんだ。」

付き合いの長い霖之助は、店に魔理沙が来た時から何時に無く機嫌が悪い事を感じ取っていた。
ここまで魔理沙が不機嫌になるのは珍しく、またそもそも靴をなくす状況とは一体何があったのか興

味を引かれたがまずは彼女の気を静めようと思った。
普段は歳以上の精神的な「余裕」がある彼女だが、
こういうときは非常にわがままに、正確には子供っぽくなる。
彼の経験上、こういうときは言ったとおりにしてやるのが一番だった。


魔理沙は出された黒砂糖を一つ取り口に入れた。
意外にも固くなく、クッキーのようにさっくりと崩れゆっくりと口の中でほどけ、
それとともに控えめな甘みがじんわりと広がった。
「・・・ただの黒砂糖じゃないな。」
黒砂糖独特のクセが抑えられていて、甘みも普通の砂糖よりやわらかい。
おそらく白砂糖を混ぜて製法も一工夫あるのだろうと魔理沙は推測した。
コーヒーを口に含むと、
口中に残る砂糖の甘みに包まれてコーヒーの苦味がさっきよりより鮮明にしかし穏やかに広がった。
一見粗野でミスマッチに思える分、独特な相性の良さが印象的だった。
コーヒーで体が温まるとともにだんだんと気分がほぐれていくのを感じた。

魔理沙の機嫌がなおりつつあるのを感じ、霖之助は切りだした。
「さて、コーヒーの代だ。そろそろ何があったのか話してもらうよ。
なぜ靴を失くすようなことになったんだい?」

機嫌が治りかかったときに先刻までの不愉快な気分を思い出さされて
ムスっとしていたが、しばらくすると事の顛末を話し出した。

魔理沙の話はこうだった。

ここ数日ずっと掛かりっきりだった実験が片付き、今日は久しぶりに暇な日だった。
実験の疲れはあったがしばらく篭りっぱなしだった分、外に出たくなる。
とりあえず退屈が紛らわせる場所という事で魔理沙は神社に向かった。

案の定霊夢は神社にいたが、珍しく仕事をしていて昼夕飯酒付きを条件に手伝わされる事になった。
仕事とは神社の物置の整理。
普段散らかしっぱなしの魔理沙には向いているとはいいがたい仕事だったが、
博麗神社なら珍しいものも眠っているに違いないという期待もあって魔理沙は手伝う事にした。
だが実際には、神社というより冬に向けた日用品の整理が主で、
仕事量こそ大したことは無かったが魔理沙としてはやる気が駄々下がりであった。
それでも面白そうなものを見つけては引っ張り出し、弄繰り回そうとしては霊夢に小突かれ、だいぶ

時間を食いつつもどうにかこうにか昼すぎには全部終わった。

霖之助さんから貰ったからコーヒー豆があるから、と霊夢が神社では珍しくコーヒーを淹れていつも

どおりお茶の時間となった。

それはあげたんじゃなくてもっていかれたんだ、というセリフを霖之助は飲み込んだ。


ところで魔理沙はずっと気になっているものがあった。
整理の時、薄手の布団や蚊帳など夏向けのものをしまい、代わりに冬向きの日用品が物置から出され

たが、
その中に、ひときわ目を引く和紙の小箱があった。
箱自体は弁当箱より少し小さい程度だが、表には常盤色の下地に紅葉が舞う滝川の風景が色鮮やかに

描かれており、地味な色合いのものがおおい取り出した品々の中では目立っていた。
物置から物を出している最中も気になって開けてみようとしたが、
気づいた霊夢によって阻止されてしまった。
だがその事がますます魔理沙の好奇心を刺激した。
「危険なものなのか?」
「・・・別にそういうわけじゃないけど、大切なものだから。」
少し歯切れの悪い霊夢の返事もそれをさらに加速した。
危険なものならそれはそれで開けてみたいが、危険でないならば心置きなく開けてみることが出来る



そして霊夢がトイレに立った隙にそれを実行した。
霊夢に気づかれても事後なら謝るだけですむだろう、
大切なものを茶の間に置いとくほうがわるいんだ、などと
心の中でつぶやきつつ開けてみると、
中には古びた歌かるたがきれいに収まっていた。
「何だ?」

魔理沙も百首暗記しているわけではないが百人一首自体はもちろん知っていた。
だがこういうところでいきなり出てこられると不意をつかれた感じがしてついこの言葉が口をついて

出た。
霊夢があそこまで丁寧に扱っていたのだから、ただのかるたではあるまいと思いなおすと
箱の中身を取り出してみた。

柿色をした裏地で、表に一首と大和絵で挿絵が描かれた読み札と、下の句のみが見事な書体で書かれ

た取り札がそれぞれ百枚。
普通、読み札の絵は読み手が書かれているがこのかるたは歌に読まれた情景が描かれておりそれが珍

しいといえば珍しかったが、
細工物としては技術的に高いレベルでもないしもちろん霊的な呪いが施されているわけでもない、何

の変哲も無いただの歌かるたであった。
何でこんな物をあんなに、と思う半面、自分自身妙に惹かれるものを感じ読み札の束を手に取った。

よくよく見てみると、流暢に書かれているものの字が一文字一文字微妙に違い、手作りである事が見

て取れた。
挿絵も和歌の情景を端的にあらわし実に見事である。
一瞬、死ぬまで借りておきたい衝動に駆られた。が、相手が相手なので流石にまずいな、と思いなお

したとき、廊下から足音が聞こえてきた。
戻ってきた。

急いで箱に戻そうと机の札をまとめようとした瞬間、

ガタンッ

ひじが当たりコーヒーの入ったカップが倒れた。

(    あっ・・・・・・・・!!!)

心の中で思わず叫ぶ。
しかし、時すでに遅し。ちゃぶ台の上のかるたはその多くが飛び散ったコーヒーに浸食されていた。

そして冒頭に戻る。
訳も聞かず平手打ちをかました霊夢に魔理沙も腹を立てこうして飛び出してきたのだ。

「それは・・・」
君が悪いな、と言おうとして霖之助は止まった。
魔理沙も本気で霊夢に対して怒っているのが分かったからである。
魔理沙が赤く腫れた頬を膨らましてテーブルを叩いた。
「とにかく問答無用なんだぜ。ゴメンの一言も言わせてくれないんだ。
いきなりひっぱたいて『出てけ』だもん。
悪いとは思ってるけど、あそこまでする事は無いだろう。
あんな奴だなん・・・てのは知ってたけど今度は酷いぜ。」
「魔理沙」
「大体大切なものなら大事にしまっておけばいいのに。
出してあるなんて見てくださいって張り紙してあるようなもんだろ。
私が興味持ってたってのはあいつも知ってることなんだし。
それでなくても、せめて一言言ってくれてれば。
なのに、あいつ・・・」
最初は激しかった魔理沙だが、だんだんと語調が弱くなってきた。肩も落ち、視線も手元に落ちてい

た。
ころあいとみて、霖之助はもう一度、今度はさっきよりおだやかに、そして語気を強くして呼びかけ

た。
「魔理沙」
呼ばれた少女はうなだれたままだった。
元気と、根拠のない自信に満ちた普段の姿からはかけ離れて、気落ちして本来の年齢以上に小さく見

えた。

さっきの魔理沙の言葉が霖之助の脳内をめぐった。
言葉だけだと自己弁護と取るのが普通のセリフだが、
この子に関していえばその要素はまずないといっていいだろう。
罪悪感はある。
ただ、信じていた親友に思わぬ攻撃を受けて、それで動転しているのだろう。
素直になれず、ただただ怒りばかりが出てしまう。

(さて、どうしようか。)
霖之助は考えた。
ここで自分がアドバイスしてしまうのはたやすい。だがそれでいいのだろうか。
この子達がここまでストレートに怒りを発するのは珍しい。
「その口」の一員である自分が言うのもなんだが、かなり「変」な子達だ。
人里の同じ年齢の子供達と比べてみると心の働きがどこか不思議なところがある。
親友同士が本気で喧嘩するなんてことは、本来子供達にとってはよくあることであるはずである。
それがこの二人は、そういうことがまず、無い。
「普通の喧嘩」ならよくあるが、そういう時も心にどこかしら余裕を残していて、相手に対して10

0%怒る、と言う事は今までに無かった事だった。
むしろ今回の事は二人にとって大切な経験かも知れない。

そう考えると、霖之助は穏やかに言った。

「魔理沙、ぼくはアドバイスはしないよ。
話は聞いてあげる。だけど、アドバイスはしない。
これは君が自分で解決するべき事だ。君と、霊夢がね。
家に帰って、落ち着いたらもう一度考えてみることだね。」

魔理沙は黙っていた。
霖之助は、少女の眼に涙が見えたような気がした。

いつの間にか、もう大分周囲は暗くなっていた。
「香霖。」
少女がポツリと口を開いた。
「コーヒー もう一杯ちょうだい。」
店主は、穏やかに応じた。
「ああ、黒砂糖もあげよう。」

もう半時ほど香霖堂で過ごし、落ち着いてから魔理沙は家に帰った。
霖之助に貰った、新しい靴を履いて。
靴のサイズを合わせる時に、かがんだ魔理沙のエプロンのポケットからぽたり、と札が落ちた。

件の歌かるたであった。

読み札のようであったが一番酷くコーヒーにやられたものらしく、表のほとんどが染みで読めなくな

っていた。
それをひょいと霖之助がつまみあげ、ああ、と、おもわず小さく声を上げた。

納得がいった。一つだけ気になっていた事が解決した。

少女はそれを見逃さなかった。
「どうかしたのか?」
「ああ、いや。なんでもない。」
一瞬魔理沙にいっていいものかためらった。
だがすぐに決めた。
「魔理沙、これがその歌かるただね。」
「うん、そう。瀬を・・み・・瀬をはやみ?なんて書いてあるんだこれ。」
コーヒーによって札はほとんど判読は出来なくなっていた。
霖之助は少女に向き直り告げた。

「これは霊夢が怒るのも無理はないな。ずいぶん懐かしい品だ。

 このかるたはね、魔理沙。霊夢の母親が作ったものだよ。」



翌日は朝から雨だった。
魔法の森は雨が多い。だが普段はせいぜい通り雨か霧雨程度で、一日中大粒の雨が降り続けることは

あまり無かった。
どんよりと重くかかった雲から、深い暗い色の森へ灰色の糸がひっきりなしにおちてゆく。
家の窓から、魔理沙はその光景をながめていた。
指は、例のかるたをもてあそんでいた。

昨日の香霖の声が蘇る。「霊夢の母親が作ったもの」と。

(それは確かに怒るよな・・・)

納得がいくと、今度は罪悪感が心を占めた。
元々怒りは訳も分からず予想外の反応をされた事への怒りだったのだが、
理由が分かるとあっさりと怒りのほとんどは解消されてしまった。
本人は自覚していない事だったが、その辺は非常に素直な少女だった。
だが、それとともに霊夢の大切なものを壊してしまったという罪悪感が改めて沸いてきた。
打たれた頬がずきり、と痛んだ。

(だけど)
魔理沙は椅子から離れるとベッドに飛び込んだ。
そしてそのまま布団に顔をうずめた。
(いきなり平手は無いよ)

元々自分が悪いという自覚はあった。理由が分かった今はさらにだ。
だけど霊夢の態度には腹が立った。いや、正直傷ついた。
一言もあやまらせてくれないなんて。
でも、あいつ泣いてたよな。
私のせいだ。だけど・・・


思考がどうどうめぐりしていた。
普段の魔理沙なら無いことだった。経験豊かな大人ならすぐに解決する事だった。
その経験の無さゆえに少女の思考はますます悪循環を繰り返していた。
「チクショウ・・・霊夢の馬鹿。」

雨漏りしているわけでもないのに、枕が濡れた。



何日も雨は降り続いた。
空はいよいよ暗く、森も冷たい雨に冷やされ普段以上に沈んだ空気を漂わせていた。
その間、魔理沙はずっと悩み続けた。どうどうめぐりを繰り返すだけだった。
そうして4日目、たまたま雨が小ぶりだった日、ある人物が魔理沙の家を訪ねてきた。

ドアをノックして呼びかけてくる。
「魔理沙、いるー?」

開ける気は無かった。人に会いたくなかった。
と、寝室の窓をにゅっと覗き込む小さな影があった。

明るい赤と黄色のタータン模様の傘を差した人形。

来客は、アリスだった。


「天気だと思ったらいきなり降り続くんだからねぇ。迷惑しちゃうわ。」
人形とおそろいの傘を玄関でたたみながらアリスが言った。
「何のようだ?」
早く、帰って欲しかった。
「ん?別に何の用って訳でもないけどね。」
用も無いのに魔理沙がアリスの家を訪ねることはまあたまにあっても、
用も無いのにアリスが魔理沙の家に来ることは珍しい。
「ただ、まあ顔見たくなってね。それよりお茶くれない?
寒い中外飛んでたから体が冷えちゃって。やっぱりもう秋ね。薄着はつらいわ。」
今日のアリスはいやに多弁だった。
魔理沙がお茶を入れている間もひっきりなしに喋り続けていた。
運ばれてきたお茶を一口のむと、ほぅっと息をつき対面の魔理沙を見た。
「元気が無いわね。雨はキノコの命よ?」
眼には好奇心が光っているように魔理沙には見えた。
「森近さんに聞いたわよ。霊夢と喧嘩したんですって?」

その話か。

魔理沙は露骨に眉をしかめた。
「本当みたいね。いつもの事じゃないの。
みてると2回に1回はくだらない事で喧嘩してるわよあなたたち。」
「そんな事じゃない!」
魔理沙は思わず語気を強めて反論した。
アリスがさらに挑発する。
「あら、そう?
宴会の時なんか酔った勢いで5回に4回は喧嘩してそうでない1回は二人して仲良く二日酔いしてるじゃない。」
「違う、違うんだ。」
「何があったの?」
アリスは今度は穏やかに言った。誘導だった。
やさしく微笑むアリスに魔理沙は罪を懺悔する気持ちで打ち明けた。
「霊夢の大切なものを汚したんだ。
・・・・・これ。」
魔理沙はかるたを取り出してアリスに見せた。
あれからずっと少女はかるたを離さなかった。居心地の悪い、無意識の罪悪感がそうさせた。
「手ひどくやったわね。」
「お母さんが作った奴だって。霊夢の。」

魔理沙は心中を打ち明けた。
神社であった事、霊夢が泣いていた事、怒っていた理由の事、悪いと思っている事、戸惑っていた事、
そしてどうしていいか分からない事。

アリスは静かに聴いていた。わずかな微笑がその告白を真面目に、肯定的に受け入れている事を示していた。

話しながら魔理沙は何度も嗚咽をもらした。

全部話し終えると魔理沙はうなだれ黙ってしまった。
アリスも黙っていた。
ふたたび勢いを取り戻した雨の音だけが部屋に響いていた。

沈黙を破ったのはアリスだった。

「答え、出てるんじゃないの?」

魔理沙は顔を上げた。
全く予想しない言葉だった。

「らしくないわよ。魔理沙。
パチュリーがあなたの事なんて言ってるか知ってるでしょ?「ネズミ」よ。白と黒の泥棒ネズミ。
それだけじゃない。霖之助さんも店の物勝手に持っていかれて困るっていっつもぼやいてる。
私だってそうだわ。あなたとマジックアイテム争って何度出し抜かれた事か。」
自分を見つめる魔理沙の顔をアリスが覗き込んできた。
その表情は言葉に反して優しげであった。
一呼吸おいてカップに残ったお茶を飲み干した。
そのさりげない行為が次の言葉を印象付けた。
「だけどね、本当の本当にあなたを拒絶した事がある?」
「え?」
「まあ私はあなたの事気に食わないけどね。
特に弾幕勝負で負けた後なんか本気で頭に来るけど、
それでも本気で夜討ちかけたりしようとは思わないわよ。
多分パチュリーも同じね。本気であなたの行為に怒っているならいくらでも手段はあるはずだわ。

逆に言えば今までが甘かったのよ。
周りの反応に甘えてきたから、本当に大切なものを台無しにしてしまった時に、
本当に相手を怒らせてしまった時にどうしていいか分からない。
相手の反応しだいでは戸惑って逆上してしまう。
でもそれは嘘。本当はどうするべきか最初からあなたは分かっているはずよ。
こんな事が起きる前から、ね。
ただ、それが今回が初めてだから戸惑って混乱している。
でもだからと言ってふてくされていい理由にはならないわよ。

結局、あなたはただ素直になりきれていないだけなの。魔理沙。
この状況に対しても、自分の心に対しても、霊夢に対しても、ね。」

答えは出ている、なぜこうなったかも実は分かっていた、ただ素直になれないだけ、
自分の中でもやもやとしていたものの核心を射抜かれたようだった。
胸のど真ん中に言葉は突き刺さった。
それは痛かったが、居心地の悪いさっきまでの気持ちよりずっと良かった。
不思議と力がわいてくる。

悪い事をした子供が、それを隠して不快な気分を味わい、親にばれたときにむしろほっとする心理に似ていた。
眼をそむけて、そしてそれを自覚していながらもそれからすら眼をそむけようとしていたのだ。


「アリス・・・」
少女はにっこりと笑った。
「まっすぐとパワーが信条なんでしょ。」
魔理沙はまっすぐにアリスを見た。ああ、全くそうだ。
らしく、無い。
「・・・ありがとう。」
普段の魔理沙ならこういう言い方はしない、だがそれでも魔理沙の心からの言葉だった。

「よし、そうと決まれば。」
アリスは立ち上がると壁にかかっていた三角帽子を取り、ぐいっと魔理沙にかぶせた。
「行って来なさい。神社に。今すぐ。」
いきなりな話だった。だが魔理沙はそれを受け入れた。むしろ自分でもそうするつもりだった。
「お茶の片付けはやっとくわ。」
「家の物盗むなよ。魔道書とかマジックアイテムとか。」
「約束はするけど保障はしないわ。そうそう森近さんが店によって欲しいって言ってたわよ。
今までのツケの請求書じゃない?」
「そんなもの部屋にごろごろしてるぜ。多重請求だな。」
いつもの調子が戻ってきた。
行こう。
「じゃあ行って来る。」
魔理沙は雨の中勢いよく飛び出した。
手にはあのかるたを握り締めて。


「ドアぐらい閉めていきなさいよあの子は。」
やれやれと言った感じでアリスは一人ごちた。
今日、魔理沙の家を訪れたのは偶然ではない。
様子を見てきて欲しいと頼まれたのだ。
霖之助と、そして、霊夢に。
器用さを見込んで頼まれていた仕事を、小降りになった今がチャンスと納品に行った折り、
二人からそれぞれ事情は聞いていた。
霊夢はまだ怒っている。正確には、歌かるたが汚された事には怒りはもはや無くただ哀しんでおり、
あれ以来魔理沙が現れない事に対してやるせない怒りを感じているようだった。
魔理沙が神社に来るようにとは霊夢には頼まれていない。
ただ、どうしているか見てみて欲しいとだけ頼まれた。
神社に行かせる様に、と頼んだのは霖之助であった。
正確には素直になるように説得して欲しいという依頼だった。

魔理沙はあれはあれで独特の距離で人と相対する。
不法侵入しての食い荒らしや盗難といった、あつかましいを音速で通り越して
ともすれば相手を不快にさせるかのような行為を取りながらも、
本気の本気で相手を怒らせることはない。
それは表面上の性格もあるだろうがそれ以上に深い部分に根ざしたものがある。
理性的にか、直感的にか、相手が本気で怒るいわば逆鱗には触れない。
そのぎりぎりまで踏み込んで、時には逆鱗に息を吹きかけるぐらいはやっても、だ。
だから本気で嫌われる事はない。
だが今回は偶然もあって霊夢を本気で怒らせることになってしまった。
ギリギリだと思ったものを踏み越えてしまったのだ。
その事も魔理沙を戸惑わせ、また素直になれなくさせている原因だろう。
とはまあ、霖之助がアリスに語った考察だった。

流石に長い付き合いだけあってよく分かっているとアリスは思い、この仕事を引き受けたのだった。


だが、アリスから見ると今回の事はもう一つの要素があった。
霊夢も魔理沙もあそこまで傷つきそしてムキになるのは
相手が魔理沙であり、霊夢であるからだろう。
ただこの考えは霖之助にも魔理沙にも言わなかった。そして多分誰にも言う事は無いだろう。

理由は、自分にも分からなかった。



雨はますます強くなっていた。
数日間の雨で神社の裏庭はすっかりぬかるんでいた。新しくなった革靴が泥で、汚れた。
縁側は雨戸が閉じていた。
魔理沙は玄関に回る事にした。この家に玄関から入るのはいつ以来だろう。
昼だったらそのまま縁側から入るし夜でも何故か気配を察した霊夢が外に出てくるのが常だからだ。


雨で濡れたかるたは強く握りしめていたせいでもはや原形をとどめていなかった。

玄関に回った。足が、止まった。

霊夢が、雨の中、立っていた。


「霊夢・・・」

「何しに・・・来たのよ。」
霊夢はぶっきらぼうに言った。

かるたを握り締めた。

「ごめん!」

雨音すらかき消し、魔理沙は頭を下げて叫んだ。

息が出来なかった。怖かった。
だけど、ここ数日のもやもやとした気分は今度こそ吹き飛んだ。
声を上げると、確かに自分が悪かったと認める事が出来た。
不思議な感じだった。嫌なのに、いままでよりずっと楽だった。
もう一回平手が飛んできても、構わなかった

「靴が・・・」
意外にも穏やかな霊夢の声であった。怒気は、無い。

「靴が汚れてるわよ。この間忘れていった奴と履き替えて行ったら?」
いつもの霊夢だった。
「いや、そこはお風呂に入って行けとかとまっていけとかだな。
雨が原因で肺炎になったらどうする。」
すこし、ぎこちない魔理沙だった。
「濡れたくなかったら早く入る。私まで濡れちゃうところじゃない。」
これは嘘だった。
霊夢も袴までびしょぬれであった。ずっと立っていたのであろう。

だが、その言葉に魔理沙は救われた気がした。
「ありがとう。そして、本当に、ごめん」

ふぅっと息を抜いて霊夢は笑った。
つられて魔理沙も笑った。
「ま、いいわ。あとで散々文句言ってあげる。とりあえず入りましょ。」

霊夢と魔理沙は戸を開けると中に入っていった。





「やれやれ、雨降って地かたまるといったところかな。」
数日後、普段どおり店を荒らしまわった二人を見送って霖之助はつぶやいた。
そこへ、
「私もどうにも人がいいわね。」
と謎のぼやきを口にしながら一人の少女が現れた。
「やあ、今回の事はどうもすまなかったね。僕が言うのもなんだが助かったよ。」
「・・・まあ、友達だしね。」
「これで少しは懲りてくれるといいんだがな。
持っていくのはいいがせめて許可を得てからにして欲しいものだ。」
「それは無理。絶対に懲りないわよ。森近さんのほうが分かってるでしょう?」
「まあそうだな」
「そういえば・・・この間の魔理沙に渡すものがあるって何だったの?」
「あああれかい。もう必要ないな。いや、いずれ霊夢にあげるかも知れないが。これさ。」
言って霖之助が取り出したのは、霊夢が持っていたのと同じ歌かるたであった。
「霊夢の母親がね、子供が生まれた時にお祝いだって、自分で手作りして、人里の知り合いに配ったものさ。
頭下げて霧雨の親父さんのところから引っ張り出してきたんだが、必要なかったようだ。」

それに大切なものは代わりがきかない。物も、友達も。

「あっこの歌。」
アリスが見つけたのは魔理沙が持っていた札と同じものだった。
「ああ、まさにあの二人だな。まあ男女の仲ではないけどね。」

瀬をはやみ岩に瀬かるる滝川の割れても末にあわむとぞ思ふ






ぎゃおー
作品情報
作品集:
最新
投稿日時:
2008/10/05 08:59:55
更新日時:
2008/10/07 23:59:55
評価:
27/29
POINT:
114
Rate:
0.99
1. 6 三文字 ■2008/10/05 02:26:48
所々、妙な位置で改行されてますね。
あと、「」の終わりに。は要らないです。
まあ、形式的な部分は置いといて、魔理沙のちょっとした葛藤が分かりやすく描かれてました。
うん、魔理沙可愛いよ魔理沙。
コーヒーを飲む場面が、何とも安らかで個人的にお気に入りです。
2. 3 ゆうなぎまりも ■2008/10/05 11:12:59
いいお話だと思います。ただ、失われたものは、取り返しがつかない。
同じように見えても、同じでない。
霊夢のカルタと、こーりんのカルタは、作り主が同じでも、違うモノでしょう?
但し、それ以上に友情が無二のもので、貴重なものと判断したのなら、
霊夢が魔理沙を許そうとするのも分かる気がしますが・・・

これは、もっと長編にして、サイトに公開するなどすると、
さらに、さらに味が増すと思います!そのときにはご一報を!!


3. 3 慶賀 ■2008/10/05 13:01:07
テーマは仲直り、でしょうか。愛らしい。
序盤は〜た。の連続で場面の流れがブツ切れになっています。人物の思考や、
〜である。〜している。のような流れが見える文を挟むと
良いのではないかと思いました。
 どこぞの和歌を引用されているようですが、
私は薄学なので意味も分からず、
重要な伏線なのでしょうがネットで調べる気もありません。
出来れば霖之助なり誰かから説明を頂けたら嬉しかったです。
4. 3 twin ■2008/10/05 18:24:59
 冒頭に気になるような場面を持ってきて、それから入れ込ませるというのは良い手段だと思いました。また霊夢が魔理沙に対していきなり平手打ちをするという行動にもそういった要素がありました。

 残念だったのは、その後の展開が早過ぎた事と、文章の見にくさです。変な場所での改行などは、恐らく何らかの原因があると思いますが、投稿直前のプレビュー画面で確認出来たと思います。それと、「・・・」を使っているみたいなのですが、形式にこだわる訳でなく、見易さの面でやはり「……」を使った方が良いと思います。これはあくまで私見ですが。

>少し歯切れの悪い霊夢の返事もそれをさらに加速した。
>霖之助さんから貰ったからコーヒー豆があるから〜
>〜本来子供達にとってはよくあることであるはずである。

 また、上に挙げた文章にも日本語的に間違っている、または読みにくい場所がありました。これ以外にも他の言い回しの方が良いかな、と思える所がありました。
 上の文章は「加速させた」
 真中の文章は「霖之助さんから貰ったコーヒー豆があるから」
 下の文章は「あるはずだ」
 これだけで随分と見易くなると思います。

 全体的に粗が目立ち、推敲不足だったと思いました。
 細かい所を直して行けば、もっとよくなったと思います。
 最後に短歌があった事で読後感は良かったです。

 それではこの辺で。

5. 4 お腹が病気 ■2008/10/05 21:21:45
素敵なお話だと思いました。
ただ、仲直り(?)のシーンがあっさりし過ぎているような気がしてちょっと残念でした。
6. 9 うふふまりさ ■2008/10/06 15:16:06
和歌を織り込むとは、味わいが深まりますね。
7. 3 佐藤 厚志 ■2008/10/07 21:50:18
悪いことしたら素直に謝らないといけませんね
ssは読みやすかったのですが、東方の世界観を使って物語を作るなら、その舞台設定を十分に生かす必要があると思います。例えば霊夢のカルタを魔術のアイテムにするとか。
8. 2 小山田 ■2008/10/08 09:56:38
「割れても」って、落語の崇徳院じゃないんだから……(脱力)
些細な過剰変換かと思いますが、物語の収束する部分での間違いということで、少し点数を下げさせてもらいます(−1点)

内容に関しては文単体ではいいのですが、文章とするとその読みづらさが気になりました。
書き上げた後、一読して流れにつっかりがないか確認する作業をおすすめします。
9. 3 歩人 ■2008/10/08 19:00:56
中々いいお話。しかし、

「あっこの歌。」

はどうかと思う。「あっこ」って誰?w
うーん、「あっ、この歌!」かな? あと、カギ括弧内の句点は……
うーん、間違いじゃないらしいが、(〜。」) とされると違和感感じたり
します。この辺はどうなんだろう?
10. 6 yuz ■2008/10/09 14:09:54
好きです、元ネタ知ってたのでより楽しめた。
11. 4 あやこふ ■2008/10/09 23:42:25
魔理沙の素直になれない感じ、よくわかりました。かわいい。みんなの仲の良さとか、読んでてほのぼのしました。
12. 6 べにc ■2008/10/10 14:19:22
句読点の使い方や、キャラクターの心情が上手く表現出来ていると思いました。
オリジナル設定としての霊夢の母親も、多少好みも出ると思いますが、深すぎず浅すぎず良い位置に居ると思いました。
個人的に気になったセリフは、香霖にコーヒーを頼む際に「くれ」ではなく「ちょうだい」と言った事と、魔理沙が神社に出向いた際のアリスの「あの子」と歳のさを感じさせる所です。普段とは違く、ふさぎ込んだ魔理沙の心情、相談役として実姉のようにアドバイスをしたアリスを表現するのに使われているのかの判断に困りました。
全体的に構成も納得出来て、良い物を読ませてもらいました。
13. 6 deso ■2008/10/23 22:18:55
良いお話でした。
アリスがちょっとお姉さんぽくて良かったです。
14. 3 ミスターブシドー ■2008/10/27 01:22:49
些細な事からの行き違い、煩悶、説教、和解。
雨降って地固まるか。
香霖堂版の二人の背格好だとこういう展開もありそうだ。
作中にもあるように、他人との接点の希薄なこの二人だと、こういう行き違いはありそうな気もする。
終わってみればほっとする話、アリスと香霖の丁寧さが好印象。
どうでもいいが、かるたを手作りってどんだけの手間なんだか。
……先代の博麗も暇だったんだろうか
15. 5 詩所 ■2008/10/29 00:37:44
タイトルと一行目から予想はなんとなく付きました。
それでも鞘がびったりと入る感覚はいいものです。
16. 7 PNS ■2008/10/29 21:02:20
ああああ、推敲の時間が足りていないことが伝わってきます!
いいストーリーなだけに、あと一日かけた話が読みたかったです。
17. 4 眼帯つけた兎さん ■2008/10/30 06:27:35
霖之助め、アドバイスはしないと言いながらちゃっかりと助け舟を出しおって小憎いやつめ。
魔理沙らしい心情と葛藤。そして仲直りのお話でした。
18. 5 つくし ■2008/10/31 13:18:13
 この魔理沙と霊夢の可愛さはすごくいいのですが、なんかこう、ずっと小説全体を包む教養小説、教訓小説っぽさ(説教臭さ、と言い換えても良いです)が微妙に感情移入を阻害したかたちでありました。
 それと、メモ帳から投稿する時は「表示>「右端を折り返す」チェクを外す→全選択→コピー」という作業をお忘れなく。見づらいレイアウトになってしまっています。
19. 6 じらふ ■2008/10/31 21:53:45
割れても末に…元通り。親友って良いものですね。
器用で少しだけ二人より大人であるが故に損な役目引くアリスが、良い子すぎてたまらなかったです(笑

あと
>ここまで魔理沙が不機嫌になるのは珍しく、またそもそも靴をなくす状況とは一体何があったのか興

>味を引かれたがまずは彼女の気を静めようと思った
のような、改行の位置が少しおかしい部分が何箇所かあったのが気になりました(これはうちの環境のせいかも知れないので点数に含めていませんが)
20. 5 リコーダー ■2008/11/01 09:30:42
キャラの心情の動きだとか、黒砂糖やアリスの傘の模様までの小物類だとか、丁寧に書き込んである文章はなかなかに読ませてくれると思います。
ただ、ケンカ仲直りモノとして展開が分かり易すぎるのが痛い。
別に、何を書くときでも常に奇をてらわないと駄目、だとは言わないのですけど。
行き着く先が見えていると「別に読む必要なくね?」ってなっちゃうんですね。
21. 2 神鋼 ■2008/11/01 15:03:07
この魔理沙はいつか致命的なことをすると思います。
22. -1 今回は感想のみ ■2008/11/01 17:05:48
割れちゃいましたか。
まあ、それはともかく、話自体はコンパクトによくまとめられていて見所が収束しているから読みやすいですね。
ただ、何気なく汚したものが大切なもので仲たがいして云々ってのは、ちょいとありがちすぎませんか。
その上、仲直りもあっさりとドラマもなく、かるたに関する具体的なエピソード一つ語ることもなく……
特にカルタについて一言の説明だけで終わらせた意味がわかりません。
印象的な回想一つ入れるだけで、どれだけ大切なものか読者に認識させ、魔理沙の罪悪感を読者と共有させることができます。
だからこそ、そんな魔理沙を救う言葉をかける霊夢によって、読者もろともほっとさせることができたはずです。
おそらく、それは書き手ならこの話で心血を最も注ぐべき場面。
それさえあれば、この話も陳腐の枠を抜け出すことができたでしょう。
23. 3 八重結界 ■2008/11/01 19:00:17
冒頭でほぼオチが読めました。少し在り来たりすぎたかなと思います。
24. 6 名乗る名前がない ■2008/11/01 20:37:30
みんな魔理沙に優しいなあ。
不自然さは少々あるもののふんわりとした気分にさせていただきました。
苦言を言えば所々にある無変換単語と妙な改行が気になりました。
25. 4 藤ゅ村 ■2008/11/01 23:14:16
 いい話ではあるんですけど、あんまり水ーって感じはしませんでしたね。関わってはいるんですけども、水。
 いろいろと耳に痛い話もありつつ。
 子どもっぽい魔理沙も、そして仲直りしていく過程も、かなりまっすぐであんまり東方らしくはなかったのですけど、好きな展開ではありました。
26. 3 時計屋 ■2008/11/01 23:58:36

話がやや単調のように思えます。
喧嘩した、反省した、仲直りした、というそこら辺の流れに何か一工夫が欲しかった。
27. 4 Id ■2008/11/01 23:58:49
なにやら不思議な改行が。時間が無かったのでしょうか、読みにくさは否めません。有名な一字決まりの百人一首ですね。もう少し二人の信頼関係の描写をきかせておいてから話を展開するとメリハリがつき、歌もより効果的になったと思います
28. フリーレス つくね ■2008/11/04 23:13:29
……どうやら感想期間中に投稿したつもりが僅差でタイムアップになってしまったようです。申し訳ありません。
さて、話がよくある、良く言えば王道的な仲直り系なだけにもう一ひねり欲しかったです。またやはり読みにくさは否めません。一文なら一文で済ませてしまった方が良いかと思います。
29. フリーレス がりばーか ■2011/03/23 02:18:09
この作品は微妙って言葉がよく似合いますね(笑)
名前 メール
評価 パスワード
<< 作品集に戻る
作品の編集 コメントの削除
番号 パスワード