スカーレットの称号

作品集: 最新 投稿日時: 2009/05/06 11:46:27 更新日時: 2009/05/06 11:46:27 評価: 25/25 POINT: 101 Rate: 0.97



今は昔。
戦国の余韻も冷め止まぬ中、未だ魑魅魍魎が跋扈する時代。
戦乱を生き延びた人間達は平穏を取り戻しつつも、異形に恐れていた。
妖怪や幽霊、異形という存在には、対処する方法というものがある。
彼等との付き合い方を間違えなければ、恐れる事もない。
しかし、戦乱の混乱の為だろうか。
疲弊した人々の心は、彼等との付き合い方を忘れてしまった様だった。
それに加えて、妖怪達は数ではなく種類を増やしていた。
近代化による弊害なのか、恩恵なのか。
妖怪達はより住みやすい土地を目指して移動していた。
それが、この国であり、この地であった。
そして吸血鬼も、平穏と繁栄を求めたその内の一種だった。

「土ばかりの世界ね」

夕焼けを臨む山の一角で、朱色に染まりながら吸血鬼は言葉を漏らした。
吸血鬼は日光に弱い。
吸血鬼は十字架に弱い。
吸血鬼は流水を渡れない。
吸血鬼は心臓に杭を打たれると灰になる。
それが彼等への対処法だ。
だが、新しい世界の住人達はそれを一つたりとも知らなかった。
いや、知っていても無駄だったのかもしれない。
吸血鬼と言えど、彼女は別物だった。
ヴァンパイアと呼ばれた彼女は、日光を克服した。
今では日傘をさして散歩だって出来る。
ヴァンパイアと呼ばれた彼女は、十字架を克服した。
今ではアクセサリーとして身に付けられる。
ヴァンパイアと呼ばれた彼女は、流水を克服した。
今では川で泳ぐことだってできる。
コンプレックスだらけのヴァンピールは、弱点を克服して、吸血鬼と成ったのだ。

「平和だわ……」

かつてスカーレット・デビルと呼ばれた少女は呟く。
彼女は上手く血を吸う事が出来ない。
劣性……いや、劣化遺伝とでも言うべきだろうか。
吸血鬼の最たる特徴といえる、吸血行動が上手く行えない。
そぅ……彼女は出来損ないだった。


**********


血を吸えない鬼を、吸血鬼と言えるだろうか。
その『存在』が『存在する意味を成せない』様な、壊滅的な失敗作。
それが彼女、レミリア・スカーレットだった。
石畳の夜を歩き、愚かな人間共を糧に生きてきた。
いつも服を血液で汚し、大切な妹に残りを持って帰る時には、すでに血液は酸素と結合を果たし、スカーレットはブラックに変わっていた。
まるで錆びた様なその姿は、あまり美しいとは言えない。
高貴さを好むヴァンパイア達は、そんな彼女を嘲笑ったのだった。

「やぁ、レミリア。まだ涎掛けが取れないのかい?」
「えぇ、身体同様まだまだ成長が足りないのよ」

レミリアの強がりも、他の同属達はニヤニヤと笑うだけだった。
優しい言葉など、彼等から漏れてくる訳もなかった。
なにせ、自分達の存在を否定するかの様な、酷い生き物だったから。
レミリア・スカーレットは。

「私はスカーレット家のレミリア……」

影で泣きそうになりながらも、グッと堪えて生きていく。
そんな情けない姿を妹に晒しながらも、彼女は決心した。
ならば、と。
だったら、と。
他の者に出来ない事をやってのけてやる、と。
レミリアはコンプレックスを克服する訓練を始めたのだ。
劣っているのならば、他に優れた部分を尖らせれば良い。
他の何者にも成し得なかった事をすれば良い。
そうすれば、見下される事は無いだろう、と。

「そうよ、これだわ!」

そんな娘の様子を、当時のスカーレット家の当主は黙って見ていた。
自分が生んでしまった出来損ないを、彼は見守る意外に助ける事は出来なかった。



レミリア・スカーレッットが最初に選んだのは十字架の克服であった。

「いいいぃぃぃぃにゃぁぁぁぁあああああ!?」

屋敷の広間で、レミリアは転げまわっていた。
石畳の床で転げまわるのは、なかなかダメージが多そうだが、吸血鬼には関係ないのだろうか。
盛大にあっちへゴロゴロ、こっちへゴロゴロと抑えきれない感情を発散させていた。

「なにしてるの、お姉さま」

妹であるフランドールがそんな姉にしゃがみ込んで、声をかける。
姉の額からは、焦げ臭い煙を出ていた。

「……なにって、十字架の克服よ。見なさい姉の勇姿を! 今なら見るのだって平気になったわ」

えっへんと胸を張るレミリアだが、ふと気づく。

「フラン……あなた十字架恐くないの?」
「これ?」

フランドールは、十字架のネックレスを持ち上げて首に飾りつけた。
レミリアが火傷を負う程の効果があるのに、フランは平気でそれを身につける事が出来たのだ。

「どう、似合う?」
「えぇ……似合うわ……」

でも好みじゃないわ、とフランは首から外してレミリアに手渡した。

「にゃあああああああああああ!?」

何気なく受け取ったレミリアだが、右手が消失しそうな位に気化していく。
思わず絶叫して、床を転げまわった。
吸血鬼の恐るべき所と言えば、その不死性にある。
気化した右手はすぐに元に戻ったが、レミリアは全身で息をした。
そんなレミリアをケラケラと笑って、フランはどこかへ行ってしまった。
呼吸を整えながら、レミリアは涙を堪える。
自分より吸血鬼らしくない妹を思って。
劣化が酷く、綺麗な翼を持った、狂気の妹を思って。



十字架を克服すると、次は流水だった。
屋敷の従者共に命令し、シャワーを作らせた。
服を全部脱ぎ捨て、颯爽とバスルームに入ると、まずはしっかりとお湯に浸かる。

「お姉ちゃん、私も入る〜」

と、のんびりと妹もやってきた。
無垢な笑顔に、どうしても目立つ七色の羽がレミリアの表情を少しだけ歪める。

「シャワーって初めてだねぇ〜♪」

フランドールは何の躊躇もなく蛇口を廻した。
無数の穴からは水の玉が零れ始め、やがては一筋の流れとなった。
フランドールは頭からそれを被り、目を細めた。

「あはは、これ気持ちいいよ。ねぇねぇ、お姉ちゃんも一緒に……あれ?」

レミリアは、お湯にぽっかりと浮いて、気絶していた。
いきなり流水を大量に浴びて許容量を一気に上回ったのだろう。



流水を克服した次は、いよいよ日光だった。

「お姉ちゃん、これはヤバイよ。あたしでも辛いもん」

屋敷の庭で日傘をさした妹が、姉を説得している。
レミリアはといえば、日陰でガクガクと震える膝と格闘していた。
薄暗い屋敷の扉の奥から、日光のギリギリである日陰に出た瞬間から、足がいう事を聞かなくなった。
一時的に切り落とそうかと思うくらいに、本能は日光を恐れている。
それでも、及び腰でへっぴり腰で進んでいき、ペタンと四つん這いになっても、なんとか進んでいき、ちょんと指先を日光の元に出した。

「わきゃああああああああああああああ!!!」

吸血鬼とは奇妙な妖怪である。
たったそれだけの事で、全身火達磨になってしまうのだ。
レミリアは器用にゴロゴロと転がりながら屋敷の中に消えていった。

「あ〜ぁ、がんばってお姉ちゃん」

ポツリと言葉を漏らしたフランは日傘を閉じて、太陽を見上げた。
全身がピリピリとする。
それでも姉の様に燃え上がる事も気化する事もない。
フランは腕を太陽に向けて伸ばした。

「ぎゅっとして、どかーん」

開いた手のひらを閉じる。
しかし、何も起こらない。

「やっぱり見えないか」

大きすぎる大嫌いな塊には、フランも眉根を寄せるしかなかった。



やがてレミリアは日光を克服した。
さすがに日光浴などといった行為は無理だが、日傘をさしての散歩くらいは大丈夫だし、夕焼けを楽しむ事も出来た。
そんなレミリアを見た同属達が持った感想は、尊敬でも畏怖でも敬意でもなく、ただの侮蔑だった。
蔑みだった。
嘲笑だった。
愉悦の様に、レミリア・スカーレットを馬鹿にした。

「半端者が、今度は異端になったぞ」

同属の嘲る声に、レミリアは拳を震わせる事しか出来なかった。
そんなレミリアに同属達は『スカーレット』は勿体無いと言い始めた。
ましてやスカーレットデビルなどお前には過ぎた名前だ、と。
そしてレミリアは『オレンジ』と侮辱された。
闇の眷属ではなく、夕方の眷属にはオレンジ色がお似合いだ、と。
スカーレットデビルと笑う者はすでにいない。
レミリア・オレンジが眷属達での呼び名となってしまった。

「スカーレットの名を汚して、申し訳ございません」

涙を堪え、拳を震わせながらレミリアはスカーレット家の当主に謝る。
そんなレミリアを当主は優しく抱きしめてやった。
何も言わず、ただただ優しく頭を撫でながら、レミリアを抱きしめた。
その日、生まれて堕ちてから初めて、レミリアは涙を零した。


**********


時は経ち、やがてスカーレット家の当主はその寿命を迎える日がやってきた。
吸血鬼といえど、終わりは来る。
退治されれば、その日に灰となり、無へと帰る。
だが、いくら不老不死と言えど、血を全く吸わなければやがて死は訪れる。
いつの頃からか、当主は全く血を吸わなくなった。
もしかすると、レミリアへの懺悔なのかもしれない。
フランドールへの懺悔なのかもしれない。
懇願する二人の申し出を、当主は笑顔で断り、今日という日を迎えた。
ベッドにはレミリアとフランドールが寄り添う。

「私、レミリア・スカーレット。次期当主としてスカーレットの名をここに受け取りました」
「フランドール・スカーレット。未熟だけれど、姉を慕い、ついてゆきます」

二人の言葉を聞くと、当主は笑顔を浮かべた。
その笑顔にレミリアとフランドールも笑顔を浮かべる。
だけど、口元は震え、流れ出てくる涙を止める事は出来なかった。
泣く事が出来る。
半端者の特権だった。
涙を流す事など、できもしない吸血鬼の中で、レミリア達は泣く事が出来た。
やがて当主の姿は灰となり、崩れていく。
フランが慌てて灰を捕まえようとするが、少しの風にも舞い上がってしまい、当主の影は消えていってしまった。

「フラン……フラン……、もう休ませてあげましょ」
「……うん」

フランが肩を落とす。
それでも、健気に笑顔を浮かべた。
その時、大きく音を響かせて屋敷の入り口が爆ぜた。

「なに!?」

レミリアとフランは慌てて入り口のホールに向かった。
辿り着いた時、そこにいたのは同属だった。
特にレミリアを馬鹿にしていた代表格の男である。
従者を連れたその集団は、何やら指示を出して屋敷を荒しはじめた。
壁に掛けている絵や飾ってある美術品等を狙っているのだろうか、従者達は無遠慮にそれらに手をつけはじめる。

「な、なにしてるのよ!」

ホールの二階から、レミリアは叫んだ。
その声に反応してか、同属はニヤリと犬歯を覗かせた。

「よぅ、レミリア・オレンジ。屋敷の力が一気に無くなったのが見えたからな。色々と貰っていくぜ」
「な!?」

従者達は絵画や宝石等の類を運び出し始めた。

「それはスカーレット家の物だ! 勝手に持ち出していいものか!」
「だが、もぅスカーレットはいない。空き家も同然の家から、何を持ち出そうとも俺の勝手じゃないか?」
「な、なにをバカな事を……スカーレットならここにいる。レミリア・スカーレットだ! 今は私がスカーレット家の当主だ!」
「おかしいな、俺の眼にはレミリア・オレンジしか映ってないぞ」

ギリッと歯を食いしばる音が、自分でも聞こえた。
握り締めた拳の爪が、皮膚を突き破るのを知覚した。
踏み出した一歩が、階段を破壊するのを理解した。
敵と認識して、それを消し去ろうと、相手に詰め寄るまでの刹那の飛翔が空気で感じれた。
着地の衝撃で床を踏み抜いてしまったのが分かった。
敵を殴ろうと拳を突き出し、そして、相手の目が笑っているのが見えた。
そして、気が付いたら、自分が床に叩き付けれていた。

「遅いよオレンジ。半端者。ノロマ。本当に貴様は吸血鬼なのか?」

笑いながら、吸血鬼はレミリアをボールの様に蹴る。
それでもレミリアは中空で停止すると相手に向かって飛翔する。
それを何とも無いように、まるでサッカーをする様に、ヴァンパイアは蹴り上げた。

「床の次は天井にキスしてな、オレンジ」

動作は単純なものだが、レミリアは天井に叩き付けられた。
単純な力の差が歴然としている。
それでもレミリアは歯を食いしばり、相手を睨み付けた。

「……殺す」
「教養の無い言葉だ」

力量差は圧倒的だった。
皆が嘲る様に、レミリア・スカーレットは半端者だった。
拳一つ、足先一つ、本物の吸血鬼には届かない。

「どれ、一つ殴りながら犯してやろう。人間や従者では出来ない楽しみ方だ」

次の刹那に、レミリアは床に叩きつけられていた。
他の妖怪だったら、すでにに絶命していてもおかしくはない。
その不死性が幸か不幸か。

「私を犯す? ……まるで性倒錯者だな。元人間」

床に倒れたまま、潰れてしまった顔で、レミリアはニヤリと笑う。
その言葉に吸血鬼はキレたのだろうか、レミリアの右手を捻りながら引き千切った。
次いで、左手も捻じ切り、階段上へと放り投げた。

「あぁ、そういえば妹もいたんだってね。……おいおい、なんだい、その下品な翼は」

崩れかけた階段の上にいるフランドールを見て、吸血鬼は笑う。

「姉に比べて妹は利口だ。自分達の立場がよく分かって―――」
「ぎゅっとして、どかーん」

フランの言葉と共に吸血鬼の右腕が消失した。

「は……!?」

何が起こったのか理解できないのだろう。
左手で自分の右手があった場所を探す。

「ぎゅっとして、どかーん」

次はその左腕が無くなった。

「ぎゅっとして、どかーん」

右足がなくなり、

「どかーん」

左足が無くなった。

「ちょ、ちょっとまってくれ、いったい、な、なにが」
「どかーん」

腰から下が無くなった。

「どかーん」

胸から下が無くなった。

「どかーん」

顔から下がなくなった。

「ま、ま、まま、まって……」
「ぎゅっとして、どかーん」

全部なくなった。

「ぎゅっとして、どかーん」

床が球状に消失した。

「どかーん」

近くにいた従者がそのまま姿を消した。
フランドールの声が聞こえる度に、何かが消えていった。
それは床であったり柱であったり調度品であったり従者であったり。
支えがなくなったのか、屋敷が崩れだした。
フランドールは天井を消す。

「どかーんどかーんどかーん……うっく、どかーん、うぅ、どかーん、ひっく、うぅ、あぁぁぁ、ど、かーん」

嗚咽交じりの声で、頑なに、声を出しながら、フランドールは力を行使する。
吸血鬼に存在するはずの無い力を使い続ける。

「フラン!」

再生したての腕で、レミリアはフランドールを抱きしめた。
それでもフランは止まらない。
レミリアは何度も呼び続ける。
やがて、フランドールは疲れたのか、崩れ落ちた。
崩壊する屋敷と共に、レミリアはフランを抱きしめる。
一瞬にして、スカーレット家は潰えてしまった。
自分が未熟だったばっかりに。
自分が半端だったばっかりに。
自分が、オレンジ色だった為に。
赤でも黒でもない、オレンジ色だった為に。

「……逃げなきゃ」

同属殺しは、最も忌むべき行為。
恐らく、もうこの土地にはいられないだろう。
レミリアはフランドールを背負う。
どこか遠くで、静かに生きよう。
誰にも邪魔されない様に、静かな所がいい。

「海の向こうかしら」

考えてみれば、それが最良の選択に思えた。
吸血鬼は流水を渡れない。
ましてや、海など渡れるはずもなかった。
半端者の二人を除けば。

「半端なのも役に立つじゃない。でも、オレンジは願い下げね。だって、ほら、今日はこんなにも月が紅いんですもの」

再生中のレミリア・スカーレットの瞳には、月が自分達を祝福している様に、紅く見えた。


**********


もう、彼女を出来損ないと呼ぶ吸血鬼はいない。
もう、彼女をオレンジと呼ぶ同属はいない。
もう、彼女は一人で泣く事はない。
もう、彼女は独りではない。

「フラン、ご飯よ」

能力を使いすぎたのか、気が触れてしまったのか。
あの日から、フランドールは壊れてしまった。
目を覚ませば何か一つを壊す。
幸い、その標的が姉となる事はなかった。
姉が潰した人間を、フランは美味しそうに食べていく。
その横で、レミリアも行儀良く食べていった。

「あら、お食事中?」

今では魔法使いの友人もできて、この穏やかで暢気な土地に新しい館を建設中である。

「フランもだいぶ良くなってきたわね」
「えぇ、だって立派な吸血鬼ですもの」

この土地では、誰もが自分達を吸血鬼と認めてくれる。
誰も半端者とは知らない。
誰も異常とは思わない。
自分達が正しい姿。
紅は橙と成らない。
スカーレットは汚れず飢えない。
この称号を守っていける。

「スカーレット家の当主、レミリアが妹ですもの。いつかきっと自由に空を行くわ」
スカーレット家の昔話。
久我拓人
作品情報
作品集:
最新
投稿日時:
2009/05/06 11:46:27
更新日時:
2009/05/06 11:46:27
評価:
25/25
POINT:
101
Rate:
0.97
1. 4 リペヤー ■2009/05/11 07:44:35
レミリアたちの昔話は割りとよくあるものですが、レミリアが落ちこぼれ扱いというのは初めて見ました。
ただ途中のカリスマブレイクなどがやや蛇足だったかなぁ、と。
2. 4 As ■2009/05/12 01:52:18
スカーレット姉妹が幻想郷にわたり来る前のお話しですね。
個人的なレミリアのイメージになるのですが、
フランが暴れたせいもありますが、レミリアが侮辱されたままというのが違和感がありました。
3. 5 佐藤厚志 ■2009/05/12 09:23:00
まるでコーラのようなポップな文体。
読みやすくキャラクタの感情がストレートに伝わってきました。
4. 3 名前が無い程度の能力 ■2009/05/12 19:36:44
序盤が笑いの要素で出来ていたのでそこからの展開の切り替えが性急に思えました。もう少しじっくり進めたほうがよかったかも。
5. 5 名前が無い程度の能力 ■2009/05/13 14:52:06
ちょっと物足りないかな…
6. 2 パレット ■2009/05/18 00:07:13
そつなく上手にまとまっているなあと思うのですが、ちょっと起伏や背景の作り込みに欠けるかなあと思います。
長ければいいってもんじゃないけど、もう少しくらい長く描かれたお話であったほうがいいストーリーであったような。
7. 6 どうたく ■2009/05/20 20:56:06
良いところ
文章が一つ一つ短く、かなり読みやすかったと思います。
また、今では妖怪の中でもかなり強い部類に入るレミリアお嬢様を「落ちこぼれ」にする発想はおもしろくて、素晴らしいと思いました。

改善点
文章が短くて、読みやすいのはいいのですが、私的にはもっと文章に流れ、そして描写が多いほうが作品に深みが出るのではないかと思いました。
特にレミリアがぼろぼろなる所をフランが助けて、気がふれていくシーンなんかはとても良いので、そのシーンの描写をもっと増やすともっと良い作品になると思います。

まとめ
もしかしたら、こういう文章の書き方が作者のスタイルなのかもしれませんが、この内容ならもっと文章に流れを出すとよりよい作品になると私は思いました。
8. 6 三文字 ■2009/05/21 00:16:47
てっきりギャグものかと思えばほんのり良いお話。ほんのり?
冒頭でなんとなく日本のお話だと思ったのは秘密。
でも、お嬢様はもっと強くて格好良い方が良かったなぁ……幼いなりに真祖なんだし、一介の吸血鬼くらいは倒してもらいたかったです。
まあ個人的な感想ですけどね。
9. 7 らしう ■2009/05/29 14:28:50
なんて深い作品なのだろう…
感動しました。

幻想郷はそんな意味でも素晴らしいですね。
10. 4 気の所為 ■2009/05/31 19:37:48
キャラの台詞がどことなく西洋っぽくていい雰囲気でした。
自分としてはもっとフランドールを書き込んで欲しかったかなと。確かに主役はレミリアではあるけれど。
11. 3 実里川果実 ■2009/06/07 23:59:18
 レミリアの弱点克服の努力の描かれ方、ふとしたレミリアとフランとの会話が微笑ましく描かれていよかったです。
 それだけに個人的にはそういった部分をもっと見ていたかったという気持ちも……!
 また、レミリアがどの様にして設定上の驚異的な身体能力云々を持ち得たのか、それが描かれておらず読後の感触としては未だレミリアが負け犬の様に映ってしまい不憫に思ってしまいました。
12. 5 有文 ■2009/06/08 01:48:16
スラスラ読めて宜しいが、なんかうーんとなってしまいますのは、お嬢様をカリスマと信じるが故にでしょうか。
それはそれとして、さっぱりとした物語、楽しゅうございました。
13. 5 ふじむらりゅう ■2009/06/10 23:47:40
 いろいろとフランドール周りの設定が薄かったり慌しかったりしたところもありましたが(能力使いすぎて壊れたとか)、総じていい昔話でした。
 レミリアかっこいい。
14. 4 ぴぃ ■2009/06/12 01:50:54
素材はとてもいいと思います。
ただ、途中の展開が急なので、もう少しじっくり話が進むと満足できたかな、と。

レミリア・オレンジというセンスは抜群w
15. 3 上泉 涼 ■2009/06/12 01:59:07
前半の流れからギャグを期待してしまった……。
16. 5 八重結界 ■2009/06/12 16:27:58
最初はまともだったフランが、力の使いすぎで壊れてしまったというのは面白い解釈でした。
あるいは、姉妹ともども仲良く暮らせる未来があったのかもしれません。
そう考えると、少し切なくなりました。
17. 2 名前が無い程度の能力 ■2009/06/12 16:30:30
漫画で読みたかったかも。
お姉ちゃんは新しいですね。
18. 3 moki ■2009/06/12 19:28:48
紅魔郷で魅せたあのカリスマは何処へ、、、
それはさておき、弱点を克服して吸血鬼と為る物語なら、それがこじつけであろうとも何らかの理由は必要でないでしょうか。苦手なピーマンが食べられるようになりましたってのとは違って、吸血鬼の弱点は吸血鬼の存在そのものに関わってくるような事柄であろうので、単に努力して克服できるようなものではないと思います。
19. 2 時計屋 ■2009/06/12 21:53:38
 オレンジと聞くとどうしてもあの忠義の嵐の人が……。
 それはさておき。
 お嬢様を徹底的に駄目駄目に書いたのは目新しかったのですが、それだけで終わってしまったようなのが残念でした。というのは、別にカタルシスを入れろ、というのではなく、作者様が主張したいこと、もしくは、作者様が読者がどう楽しませたかったのか、が見えてこなかったからです。
 ギャグにしたかったのか、お嬢様の克己を描きたかったのか。どちらにしろ中途半端な印象でした。

 文章は良くも悪くもあっさりとしていました。
 列挙法・列叙法を使用するなら印象的な単語や他のレトリックも併用するとより効果的になるかもしれません。
20. 1 ハバネロ ■2009/06/12 21:55:09
キャラが違うと斬り捨てるのは簡単だが、その一言で新たな認識の芽を摘むのは勿体無い
21. 4 つくし ■2009/06/12 22:50:50
申し訳ありません、時間が差し迫っているため、採点のみにて、感想本文は後ほど改めて。
22. 3 K.M ■2009/06/12 23:13:17
流されて巡り巡って。安住の地が末永くありますように。
23. 4 つくね ■2009/06/12 23:40:04
話がとても分かりやすく、すんなりと読めました。過不足無く、という印象です。
24. 4 リコーダー ■2009/06/12 23:40:15
文章はなかなか。しかし敵がどうにも安っぽい。おぜう様もこんな連中にかかずらってるせいで、ちょっと矮小に見えるかも。
25. 7 渦巻 ■2009/06/12 23:44:03
なんだか珍しいスカーレット姉妹なお話でした
個人的に気に入ったのと、物語の加速していくのがわくわくしました
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