それはとある夏の日

作品集: 最新 投稿日時: 2009/11/21 14:08:50 更新日時: 2010/01/18 14:13:54 評価: 22/22 POINT: 120 Rate: 1.26
 それはとある夏の日。
 雲ひとつない青天に高々と昇った太陽が大地を照らし、熱された地面からは陽炎が立ち昇っている。大気はグツグツと煮立っているように熱く、吸った息も吐いた息も全部が全部蒸し暑い。
 今年の夏は例年に比べても圧倒的に暑かった。働き盛っているはずの人間たちは暑さにやられて仕事にならず、妖怪たちも木陰と水場を頼りにぐったりとしている。氷精あたりは融解しているかもしれない。この暑さで元気なのは蝉くらいのものだが、心なしか彼らの鳴き声にも覇気が無い。
 そんなうだるような暑さの中、妖怪の山にある守矢神社も、ヒートアップしていた。
 「神奈子っ!!雨を降らせて!!」
 「――は?」
 守矢神社の奉る二柱が、丸いちゃぶ台を挟んで向かい合っていた。
 諏訪子はちゃぶ台を両手で叩き、身を乗り出して叫んでいる。
 「だーかーらー!雨だよ!雨!最近全然降ってないじゃない!」
 「あぁ〜降ってないねぇー。雨。まぁ夕立くらい待ってれば降るんじゃない?」
 神奈子は団扇を扇ぎながら足を放り出し、気怠そうに応えている。
 この暑さの影響を、神様たちもモロに受けていた。暑さ寒さの前には全てが平等であるようだ。神様とて例外ではない。
 「いつか降る夕立を待ってる余裕は無いのっ!」
 「なんでさ〜?」
 上着の裾を持ち上げてパタパタと服の中を扇いでいる。神様の尊いヘソは丸出し。暑さは万物に平等だったが、暑さに対する態度は人それぞれである。神奈子は恥も外聞もかなぐり捨てて、ひたすら涼を求めていた。神格が下がってもおかしくないほど、だらしない。
 「みっともない真似すんな!――それがね、さっき人里まで下りてきたんだけど…畔道で見た蛙たちの背中がカラッカラに乾いてたのよ!雨が降ってなくて蛙たちが困ってるのっ!」
 「あんた…里まで下りたんなら人間の様子見て来なさいよ…神様なんだから」
 「あまねく全ての生き物の救いとなるのが私たち神様じゃない!だから私は蛙を救う!」
 諏訪子は熱っぽく語っていた。心なしか彼女の周りだけさらに温度が高そうだ。彼女自身が蛙を象った神であり助けてやりたいということは確かに本心であるようだが、如何せん彼女もこの暑さで若干熱暴走気味であった。
 「ねぇー降らせろよーあーめー。乾を創造する程度の能力なんでしょー。雨雲のひとつつくらい創ってみろせよー」
 諏訪子はテンションの高さに自ら疲れてしまったようで、叩いていたちゃぶ台の上に潰れるように顎を乗せ、器用に喋っていた。
 「ただでさえ暑いってのに、鬱陶しい…。――でもそうね。諏訪子の言う通り、雨を降らせてこの日照りを押さえれば、信仰心の獲得にも繋がるし…必要と言えば必要か…」
 「おおっ!やる気になった!?ひとつパパッと頼むよ」
 「あんたもなんかしなさいよ」
 「私の能力は坤を創造する程度の能力。専門は祟りで、得意なことは草木一本生えないほど大地を荒廃させることです」
 「おっけー。知ってた。大人しくしてろ」
 そんなことをダラダラと喋りながら二人は居間を出て、神社の境内に立った。
 太陽は最高到達点を折り返していたが、外気温が下がる様子はまだ無い。むしろピーク時までに上がった温度が維持されていて、今日の最高気温にまで昇っていた。雲一つ無い天気にもかかわらず風は無く、日陰になっていただけ屋内の方が涼しいという始末だ。疲れたセミの声だけが辺りにこだましている。
 「あっついー…」
 「こりゃダメだ。暑過ぎて仕事にならん」
 「暑いからこそ仕事しろっつってんの」
 神奈子は渋々と団扇を扇ぐ手を止めた。部屋に置いてくる決心がつかず、結局片時も離すことなく、今まで延々パタパタと風を生み続けていた。
 「ホントはこうして無闇に自然現象に作用するのダメなんだけどなぁー。かなり力使うし」
 などと、この期に及んでブチブチ言いながらも相棒の団扇を諏訪子に預けた。
 「これも窮する人間の為だよ。がんばれー」
 諏訪子は預かった団扇で自らを扇ぎながらテキトーな声援を送っていた。完全に傍観を決め込んだ諏訪子に言いたいことはあったが、神奈子は無視して儀式を始めた。この炎天下に長くいたくない気持ちの方が強かった。
 「――仕方ない、やるか」
 神奈子は静かに目を閉じ、胸の前で手を合わせた。肩幅程度に広く立ち、力の循環へと意識を集中させる。神の力の強さを決めるのは信仰心の強さ。すなわち人が神を想う心。自身へと向けられたその全てを、体の中で神通力として変換してゆく。
 神事に際する儀式、供物、呪文、巫女――何も必要ない。それらは全て、人間が神の力を借るために必要なものだ。彼女は神。自らの力を使うのに煩わしい手順は要さない。
 おもむろに彼女の胸に下がった鏡が眩く光を放ち出す。
 そして彼女はカッと目を見開き、
 「はっ!!」
 と一喝した。鏡に集まった力が、再び神奈子の体を経由して外へと放出される。
 そして――見る見るうちに日の光が陰っていく。雲が目に見えるほどの速度で動き、暫時待った後、空は全て暗い雲に覆われていた。乾――八卦でいうところの空。それを創造する程度の能力を持つ彼女にとって、雨雲を創り出すことなど朝飯前であった。
 「――ふぅ。終わったよ。ちょっと待てばすぐ雨が降り出すはずさね」
 神奈子は諏訪子に預けていた団扇を奪い取りながら言った。燦々と輝く太陽の光が隠れただけで体感気温はだいぶ下がり、雨が降り出せばもう団扇などいらなくなるのだが、単純に何もしていない諏訪子が自分の納涼グッズを持って悠々と涼んでいることが気に入らなかったのだ。
 諏訪子はもう用無しになった団扇をあっさりと手放し、
 「さっすがの神奈子様じゃん♪あとは雨が降るのを待つばかりだね〜」
 と、雨乞いの儀式の成功にはしゃいでいた。蛙たちの為というのも嘘ではないのだろうが、雨が降って気温が下がるのを一番心待ちにしていたのは彼女だったのだろう。
 「調子のイイことを…。さて――そろそろ降り出すかね」
 「お、ホントだ。今にも来そうだねぇ」
 二人で並んで真っ黒になった空を見上げていた。限界まで首をもたげて、今か今かと雨を待っている。二人ともこのままでは濡れてしまうが、この暗雲の仕掛人である責任感から降り始めまで見届ける気だった。
 そしてほどなく、空から神の恵みが降り出すのが見えた。バラバラと大粒で、大量に、バラバラとバラバラとバラバラとゲロゲロと――
 「――んん?」
 何か様子がおかしい。いくら大粒と言えど、大きすぎる。想像していた雨との違和感に首を傾げているうちに、降り出したモノが地表に達する。
 ゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロ―――――――
 「き、ゃあああああぁぁぁぁぁ―――――――――――っ!!」
 空から降り注ぐのは、雨粒ではなく、大量の蛙。口々に鳴き声を発しながら、バラバラとゲロゲロと地面に向かって落ちてくる。
 二人は思わず悲鳴を上げてしまっていた。神様とかはこの際関係ない。空から雨のように蛙が降ってくれば、誰でも、どうやったって、叫び声を上げるだろう。
 「ち、ちょ…え、なに、コレ――――――――――――!!」
 「か、蛙だね」
 「そりゃ見りゃわかるって!!」
 二柱はこの不思議な現象を前にオロオロとすることしかできていなかった。神の力によって引き起こされた事象ではあったが、残念ながら今の彼女たちは無力だった。諏訪子は降り注ぐ同族に混乱して動けずにいたし、神奈子は一見どっしりと構えていたが、なぜか団扇を扇ぎ始めていた。確かに雨は降らなかったので気温は下がっていないが、そんな場合ではない。
 「神奈子、これってどういう…」
 「うん…蛙が降ってるんだね」
 「だから見ればわかるし…なんでちょっと他人事だよ!おまえがやったんだろ!」
 蛙の雨の勢いは目に見えて衰えていた。というより勢いがあったのは降り始めの最初だけで、あとはまばらに落ちてくるだけだった。それでもまだ蛙は止まない。一分に一匹くらいのゆっくりしたペースを維持して、おかしな雨は止もうとしなかった。
 降り始めの分だけで守矢神社の境内は蛙だらけだった。山の標高が高かったためか、落ちどころが良かったのか、幸いにも落ちて無惨に潰された蛙は一匹もいないようだった。丈夫なものはゲロゲロと鳴き声を上げて何もなかったようにそこら辺を跳ね回り、体の弱そうな小さな蛙は落下の衝撃で動けずに、グェェと断末魔のような声を上げていた。
 「あぁ!こんなに弱ってる子が!!」
 「あれぇ?確かに雨雲を呼んだと思うんだけどなぁ〜?」
 「おいアホーッ!!誰が蛙降らせてって頼んだのよ!蛙に雨を降らせてやるように頼んだのに!」
 「うーん、おかしいなぁ…この程度でしくじるとは思えないんだけど…。こっちの人間は信仰の質が違ったりするのかしら」
 神奈子はまだ首を傾げていた。彼女としては非の打ち所の無い完璧な神事を行なったつもりでいただけに、自分自身でもこの結果の原因がまったくわからなかった。
 「うぅ…可哀相な蛙たち…ウチのアホ神がアホでゴメンね…」
 「ま、まぁ…良かったじゃない。井の中の蛙が大空を知ることができたよ?」
 「大空を教えてどうすんの!?教えるなら大海を教えてやれよ!!」
 「いや、でも幻想郷に海無いし…蛙を海に入れたら浸透圧で干涸らびちゃうよ?」
 「急に理屈を言うな!!腹立つわ!!」
 「あ、これが本当の雨蛙…なんつって…」
 「うるせ――――――――――!!」
 また空から一匹の蛙が落ちてくる。それと同時に、
 「もー、どうしたんですかお二人とも。神様が境内に出て騒いじゃダメってアレほど――」
 境内へと入ってくる影があった。
 実質的にこの神社の全てを取り仕切る神社経営者にして風祝で現人神な彼女は、境内一杯に広がる蛙の海とそこに立ちすくむ神様二人を目にして一瞬固まり、言葉を失った。そして――ちょうど良く降ってきた蛙がそんな彼女の頭に10.0の着地を決める。若干腹から入った感もあるが、勢いに負けて頭の上からずり落ちることもなく、泰然と鎮座ましましていた。一人と一匹は向きを揃え、綺麗に縦に並んで二人の神を見ている。
 たまたま降ってきた蛙と、たまたま今現れた彼女の妙なジャストフィットに、思わず二人は吹き出してしまっていた。これほどの偶然を前に笑わずにはいられない気持ちはわかるが――彼女を前にしているということを忘れていたのは迂闊だった。
 それを悟り、すかさず口許を引き締めて真顔に戻るが、それは完全に手遅れだった。
 「――お二方とも。説明はして下さるんですよね?」
 ニコッと笑顔を作り、こめかみには青筋を走らせて、早苗は二人に語りかけた。
頭の上の蛙も偉そうに、ゲロッとひと鳴きした。



 「――なるほど。だいたいの状況は分かりました」
 「「はい…」」
 早苗は地面一杯になった蛙を踏まないように注意しながら二人のそばまで行き、事の顛末を聞き届けた。
 現人神とは言え、人間、さらには神に仕える身でありながら、早苗は二人の前に立ち、圧倒的なプレッシャーを放っていた。二柱は反抗もせずに大人しくしている。二人とも分かっていたのだ。今早苗に反抗するのは危険だ。触らぬ神に祟りは無い。まぁおそらく後でまた怒られるくらいはあるだろうが。
 「しかしスゴイですね…“ファフロッキーズ”ですか」
 「え?ふぁふ…何?」
 二人は耳慣れない単語に疑問符を浮かべていた。おそらくこの現象に関係する単語だというくらいしか想像がつかない。
 「“ファフロッキーズ現象”です。FAlls-FROm-The-SKIESの略語ですね。空から雨や雪以外の何か有り得ないモノが降ってくることです。元の世界では結構目撃例があるみたいで、今回のように蛙が降ることもあったようです」
 二人は、へぇ〜と間抜けな声で感心していた。神様と言えど、そうそう簡単に全知全能というわけにもいかない。出来ないことは出来ないし、知らないものは知らないのだ。
 「早苗も妙なこと知ってるね…」
 「ただの雑学ですよ。――それより今は、どうにかこのファフロッキーズを止めなきゃ、ってことなんですけど…」
 「そんなの簡単じゃん。神奈子がやったんだから神奈子が止められるはずでしょう」
 「な、…コノヤロウ…私一人のせいみたいに言いやがって…」
 そこまで言って、早苗の視線を感じて神奈子は口を噤んだ。さきほど諏訪子と責任の所在について議論になったのだが、早苗に怒られた上に喧嘩両成敗の判決を下されたばかりだ。これ以上騒ぐとまた怒られるという確信が、彼女の声を止めた。
 「――えー…と、そう出来てれば話は早いんだけど…そういう訳にもいかなくて…」
 四つの瞳に見据えられ、神奈子はおずおずと口を開く。
 「いくら私でも自然現象に対してはそう何でもできるって訳じゃなくてですね…あの雨雲を呼んだ時点で私にできることって無くて…」
 なぜか知らないが神奈子は敬語で丁寧に説明する。さすがに彼女も空気を読んだのか、団扇を持ってはいるが扇いではいない。
 「じゃあもうあの蛙は止まらないんですか?」
 「うーん、私の力で呼んだのだとすれば…そうね。雨雲も、蛙も、私の力を使って無理に発現させているものだからいくら早苗の奇跡でも干渉できないだろうし、私は自然現象をほいほい変えられないって制限があって止めることもできない。力の供給を絶てればいいんだけど、それも私の任意では行えない」
 「なんだよー無責任な」
 「あんたが言うかっ」
 「うーん、じゃあ満足いくまで降らないと止まりませんかねぇ」
 外部の干渉は効かない。任意の解除も不可能。神奈子から供給される一定量の力を食い尽くさない限り停止しない自動降雨。完全に八方塞がりだった。
 打つ手が無い。三人は顔をしかめながら腕を組み、頭を捻っていたが良い案も浮かびそうにない。万事休すかと思われたその時、
 「――いや、まだ手はある」
 諦めかけていた二人に諏訪子が声を上げた。二人は諏訪子の方を向き、今度は彼女が四つの瞳に見つめられていた。
 「これは神奈子の力によるもの。神奈子の力――私たちの力の源はつまり、“信仰心”だ。それを一時的に減少させて、この雨に回す力を神奈子の中から枯渇させる」
 現象そのものではなく、動力供給源に対する外部干渉。動いている車が止まらないのなら、ガソリンタンクに穴を開けてガソリンを抜き、強制的に停止させる――確かに理屈としては通っていた。
 問題はその方法。二人が感じた疑問を分かっているように、諏訪子は続きを語りだした。
 「その為には――早苗に神奈子を信じないようにしてもらう」
 は?とか、はい?とか言う声が聞こえてくる。諏訪子は構わず説明を続けた。
 「私たちは幻想郷に来てまだ間もない。最近は信仰してくれる人も増えては来たけど――それでもまだ、早苗の強い信仰心が私たちの力の支えになっていることは間違いない。そんな早苗の信仰を一時的に失わせて、こいつの力を底下げする。充分な力の供給がされなければ、この雨は維持できなくなるはずだよ」
 一息でそう言い切り、どう?と早苗の方を見た。「いやいや、あんたね…」
 「――確かに理屈としては通っています。私の信仰心程度が、お二人の力になっているかはわかりませんが」「あのーちょっとー…」
 「――わかってないよ…早苗。私たちが早苗の信じる心にどれだけ助けられてきたか…これまでも、きっと――これからも」「いや、だからねー…」
 「諏訪子様…」「あのー…」
 「タイミングがいいから言わせてもらうけど…ありがとうね、早苗。私たちは人を救う神様かもしれない…でも、そんな私たちを助けてくれてるのは、早苗なんだよ。――ありがとう」「ねー…」
 「諏訪子様っ!」「いいかなー…」
 二人は言葉を詰まらせ、思わず熱く抱き合った。二人に目には微かな涙。もう言葉は要らない。お互いの存在さえあれば――。
 そんな展開の中、完全に神奈子はそっちのけ。
 副音声のように声を挟むが、それすらも誰も拾ってはくれなかった。「えぇー…なにこの展開…」
 二人は抱擁を解き、再び向かい合って立つ。そして早苗が口を開き、
 「でもそれはできません」
 「えぇ―――――――っ!?今完全にやる流れだったじゃん!ハグまでしたのに!」
 あまりに予想外の早苗の答えに、諏訪子は思わずずっこけそうになりながら突っ込んでいた。雰囲気作りのために涙まで流した彼女の苦労は報われなかったようだ。まさかここでフラれるとは。
 「その作戦を実行するとなると、つまりは私が神奈子様を信仰しないようにするのですよね?――それはちょっと…できません。私は諏訪子様のことも神奈子様のことも心から信じています。その信仰心を無くすだなんて――私には無理です。力になれなくて申し訳ないですが…」
 半分空気のようだった神奈子は、自分に向けられたこの言葉で思わず泣きそうになっていた。彼女も衝動に駆られ、早苗に抱きつこうと動き出し――諏訪子の言葉に遮られた。
「そう…――じゃあ仕方ない。これだけは使いたくなかったんだけどね…」
 諏訪子のその囁きに、思わず神奈子の動きが止まった。なぜか彼女はこの言葉に妙な危機感を抱いた。神がかり的な彼女の直感が危険を告げている。聞いてはいけない。もしくは言わせてはいけない。諏訪子は早苗を見つめて立っている。早苗は息を呑んで次の句を待っている。まだ遮る余地はある。だが、
 神奈子が行動に移るよりも早く、諏訪子は神言を呈した。
 「神奈子はね――実は腋の下フェチなんだよ!」
 一瞬にして空気が凍りついた。
 「――え?」
 「ちょお……っおま……何言って――――!!」
 辺りが妙に静まる。夏を謳歌する蝉の声も、辺りを埋め尽くす蛙の声も、そして立ちすくむ人と神の声も、一切しなくなる。諏訪子の声を除いて。
 「女の子のたまに見える腋が大好きなド変態なの!疑問に思ったことない?なんで風祝の装束って、ちょうど肩のところだけ布が無いのか、って。それ、完全にこいつの趣味。神代の時代から自分の信者にそれ着せてたんだから筋金入りだよね!早苗も経験ない?なんか妙な視線感じるの。しかも視線は微妙に下気味で」
 早苗は唖然として言葉を失っていた。口は半開き。でも目は見開き。わなわなと震えたかと思いきや、はっと気づいたように脇を閉め、両手で腋の下を隠した。
 「そ、そそそそそそ、そうなんですか!!?」
 「いやっ!えっ!!ちょっと!?早苗さん!?」
 早苗は涙目になりながら神奈子を睨みつけていた。両手は変わらず腋をガード。胸の前で腕が交差しているので胸を隠しているようだが、対象はあくまで腋。玉のように瑞々しく、柔らかそうな白い肌を必死になって隠していた。睨みつける目は不審者を見る目。痴漢を見る女子高生そのままの目の色をしていた。近寄らないで下さい!警察呼びますよ!
 「そんな…確かにどうして腋の下だけ開いてるのか疑問でした…それに…視線もちょっと心当たりが…でも…そんな…」
 「いや…あの…ね!え――――っと…ほら、ね?」
 神奈子は話をしようと早苗に近づくが、近づいた分と同じ距離だけ早苗は後ずさる。両手を半端に前に突き出したまま近づく神奈子は確かに変質者の様相だった。
 そんな二人をよそに、この混乱の張本人は空を見上げていた。蝉の声にも蛙の声にも神奈子の声にも早苗の声にも、耳を貸すことなく、ただ黙って、じぃっと空を睨むように見つめている。
 彼女はただ、待っていた。大願の成就を。悲願の達成を。蛙に不幸をもたらした雨雲の退散を。そして――
 「――おぉっ!!見て!早苗!神奈子!雨雲が消えてく!!」
 空をすっぽりと覆っていた暗雲はみるみるうちに薄くなってゆき、空が明るくなっていく。厚みを失っていく雲はところどころ破れだし、その隙間から日の光が差し込む。次第に雲の裂け目は増えてゆき、大きくなり、最後にはほとんど無くなった。雲ひとつない空――少し前まではあれほど忌み嫌い、さっきまで心から待ちわび、そして今ではその期待に応えるかのように、広々とした空と、燦然と輝く太陽が顔を出していた。
 「――え、うそ…」
 早苗は信じられないように空を見上げ、声を上げた。早苗だけではない。諏訪子も、蛙たちも、みな空を見上げて口々に歓声を上げていた。
 雨雲が去ると共に、蛙の雨も完全に止んだ。もうこれ以上、境内に蛙が増えることは無い。
 「――なんで…え?」
 みなが、盛り上がる中、早苗だけが茫然としていた。諏訪子の計画通りにいくのならば、その作戦の要は早苗だった。それは彼女自身わかっている。だが彼女には、雨雲を辞去させるほどのことをした心当たりがまったくなかった。しかし、青天は彼女をも照らしている。暑い暑い、夏の強い日差しが、そこにはあった。
 「作戦どぉ――――りっ!!」
 視線を下げると、そこには諏訪子がいた。顔には満面の笑み。手は渾身のVサインが輝いていた。
 「あの……これは、どういう……」
 早苗は目を白黒させながら諏訪子に尋ねた。彼女はなんでもないように答える。
 「さっき言った通りだよ。神奈子から早苗の信仰心を少し取り上げたんだ」
 「え…でも…私は何も…」
 「大丈夫!ちゃんとやってくれたよ!――さっき心のどこかで思ったはずだよ。“私はこの神様を信じていいのかな?”って」
 「――それであんな事を!」
 「ゴメンね。あれはウソ。――信仰の力っていうのは、信じてもらえるまでが難しくて、その分、信じてもらえただけの力が発揮される。でも少しでも綻びを見せたらその力は激減しちゃう、って厄介なものでね。あぁ言って早苗の心に少し綻びを作ったのよ。――でも…早苗が信じてくれてる神様がウソ吐いたってのと、騙した形になっちゃったことはゴメン」
 諏訪子は頭を掻きながら伏目がちにそう謝った。確かに、いくら非常時だったからと言って、神様が率先して嘘を吐き、人を騙すだなんて、人間からすればあっていい話ではない。そのことを彼女もよく解っていた。だからこそ、彼女はこうして謝り、甘んじて叱責を受ける覚悟もできていた。
 伏せた目をたまに上げては、早苗を見る。まるで悪戯がばれた子供のように。彼女は恐れていたのだ。嘘を吐いた神様を、信じてくれなくなることを。
 信仰の力は神の力の源泉。彼女たちはそれを失うことを最も恐れる。それは自身の存在に深く関わってゆくため。そのため、彼女たちは、自分を愛してくれる人間を、なにより失いたくない。
 だが――やはり、神様はそうそう全知全能というわけにはいかない。人の心まではなかなかわからないものだ。
 早苗に限って、そんなことで自分たちを見限らないということを、彼女はわかっていなかった。
 「――顔を上げて下さい、諏訪子様」
 言われるがままに顔を上げ、早苗を見る。早苗は諏訪子を真っ直ぐに見つめていた。その顔には穏やかな笑顔。そして優しい口調で話し出す。
 「私は別に怒っても呆れてもいませんよ。諏訪子様がご自身で最善と考え、行った行動で、私が諏訪子様を見限ったりするものですか。私はあなた方二人の神様を、これからもずっと――信じていきますよ」
 そう言って彼女の頭に手を乗せた。帽子越しであるが、その手の平の暖かさが伝わってくるようだった。
 「――早苗っ!」
 彼女は思わず早苗に抱きついた。早苗も自らが信じる神を優しく抱きしめた。
 信仰は儚き人間の為に。そして同時に、人間の信仰は愛する神の為に。
 人間と神様、互いに信じあうことこそ、正しい信仰の形であるのだろう。
 夏の太陽の下に、人間と神様の二人――いや、三人。すっかり忘れられたもう一人の神様も同じ太陽に照らされている。
 「神奈子様もっ!私は信じていましたよ!」
 諏訪子との熱い抱擁を解き、早苗は一人茫然としている神様の方へと向き合った。諏訪子も神奈子の方へと向き直る。後は神奈子も入れて、三人で感動を分かち合って大団円――のはずだった。
 「――ん?神奈子?」
 再び現れた太陽に燦々と照り付けられながら、その日差しの中で、器用にも彼女は一人影を帯びていた。背中は丸くうなだれ、表情は翳っている。
 「あ…す、すみませんでした!先ほどはあの、知らなかったとは言え、失礼なことを言ってしまって…」
 早苗はさっきまでの自分の態度のせいでこうなっているものと思い、頭を下げて謝罪した。神奈子はそれがまるで目に入っていないかのような虚ろな目をしていた。声が聞こえているかも定かではない。
 「あー…まぁほら、早苗は知らなかったんだし、許してあげてよ。悪かったのは私なんだ…し――」
 そこで諏訪子は閃いてしまった。彼女も神様。神がかり的第六感はもちろん標準装備。その直感が、まさかの仮説を打ち出してしまった。そして、それが正しければ、神奈子のこのリアクションも筋が通らないこともない。
 「神奈子…あんた…」
 諏訪子は恐る恐る口を開く。
 「さっきのって…実は本当?」
 その言葉に初めて神奈子が反応した。ビクッと体は跳ね、目は活力を取り戻したが、焦点は相変わらず定まっていない。盛大に目を泳がせたまま、彼女はやっと口を開いた。
 「………………………………まぁ……ほら、ね?神様だって生きてるんだから、いろんな趣味趣向があるわけで……………」
 空気が凍結した。この短時間に、二度目。
 早苗も再び言葉を失う。そして、しばらく後、顔を真っ赤に染めて、再び両手で自らの腋を隠した。神奈子を睨む目は、泣き出しそうなほど涙目になっていた。
 「あぁ!!引いてる!信仰心が失われてる!!」
 「ついでに私からのなけなしの信頼も失ってるけどな…」
 雲ひとつ無い青空に、夏の太陽が輝いている。
 妖怪の山の守矢の神社。その境内には、人間一人と神様二人。そして多くの蛙たち。笑ったように、泣いてるように、ゲロゲロゲロと鳴き続けていた。
はい、どうもお疲れ様でした。
守矢一家のお話でした。僕のイメージの守矢神社はこんな感じにグダグダです。
神奈子様が若干オカシイのも、ケロちゃんのテンションが高いのも、早苗さんがしっかり者なのも、みんな標準装備です。
でも神奈子様の嗜好は仕方ないよね。早苗さんの腋はセクシーだもの。奇跡だもの。

内容としては若干走り気味な気もします。後半部の薄さは何とも言えませんね。
勢いを重視した作りにしたつもりではありましたが、自身の筆力不足を感じました。精進が必要ですね。

ともあれ、読んで下さった皆様、ありがとうございました。
忌憚無い意見を下さると、当方とても喜びます。





はい、こちらでも初めまして。ケンロクと申します。
今回二作品出展させていただきまして、こちらが二つ目となりますね。
実はこんぺの存在を知ったのが、締め切りの一週間前でして、そこから一作品目を急ピッチで書き上げて、「なんか一個だけも寂しいな」と、さらに急ピッチで書き上げたのが、こちらの二つ目でした。なんかすごい忙しない状況で生まれた拙稿ですが、多くの人に読んでいただき、あまつさえコメントなんて残してもらえて、非常に嬉しいです!ありがとうございます!



■バーボンさん
「神奈子様腋フェチ説」は正直結構トリッキーだった気がしたんですが、読まれましたか。怒られるくらいを覚悟したつもりだったんですがw
まだ私は常識に囚われていたようなので、ちょっと幻想郷行ってきます。


■神鋼さん
なんか私も書いてる内に腋が気になってどうでもよくなっていたのでご一緒しますよ?


■nnsさん
まぁある意味始まってますから大丈夫!私はこれからも神奈子様を信仰していきます。


■いすけさん
ありがとうございます!
神奈子様は何も間違ってない!だって神様だもの。


■静かな部屋さん
“話自体は淡々と。要所要所のセリフ回しは秀逸に”は憧れるスタンスです。
ただ、それは話の構成がよく練ってあった場合の話。私が行うにはまだ稚拙でした。


■藤木寸流さん
ね!仕方ないもの!(フェチ的な意味で)
現実のファフロッキーズ現象は、ほとんど原因が解明されていないようですね。有力な説はあれど、どれも決め手に欠ける、というのが現状のようです。(情報求む)
早苗さんはヘビも大丈夫ですからね。動じるのはゴキブリくらいでしょうw


■パレットさん
実は6部はほとんど未読ですね。ウェザーのスタンドでカエルが降るんでしたっけ?
腋フェチは結構バレバレだったようですね。“早苗さんの腋”というメジャーなオブジェクトを使ったのが失敗だったようです。


■白錨さん
もう会話はアホみたくテンション上げて書いてましたwおかげで楽しかったですw
神奈子が蛙を降らせた理由は、現実のファフロッキーズとかけて、“不明”という体で進めたかったのですが、不明にしても説明不足、または不明であることを強調不足だったかもしれません。
私の筆力不足で申し訳ないです。


■椒良徳さん
すらすらと読めた、という感想は嬉しく思います。SSという形式で書く以上、軽い読み物としての形であった方がいいだろうという私の偏見があったので。
しかし、物足りない、という感想を頂く以上、“軽い読み物”としてのレベルに達していないのでしょう。コンセプトを達成できなかったのは非常に残念です。


10番目のコメの方
文字化け残念です…。ともあれ、読んで下さった上、採点までありがとうございます!
もし良かったらフリーレスでまたご指摘お願いします!


■詩所さん
あー…蛙の鳴き声がうるさい時期が恋しい。
実際のファフロッキーズは、結局なんなのか?心惹かれる話です。考えるだけで楽しくなってきます。


■葉月ヴァンホーテンさん
“原因不明”という原因で終わらせたかったのですが、それにしても説明不足でした。原因についてほとんど触れてませんし。
禁則処理…うーん、wordの原版の方では出来ていたはずなんですが…こっちにそのままコピーしてきたんでズレていたのかもしれません。携帯・パソコンで見る、ということを考えずに、行間を取らなかったのも読みづらい原因かもしれません。申し訳ありませんでした。


■desoさん
やっぱり気になっちゃいますか。多くの人に言っていただいてるので、そこはハッキリさせた方がよかったかもしれません。ただ、現実のファフロッキーズの原因もハッキリとはしていないので、その上で納得のいく原因を作る手腕が必要になりますね。作品にはもう手を加えませんが、個人的に考えてみたいと思います。


■零四季さん
勢いありきだったので、お褒めいただいて嬉しいです!
奇跡だもの!しょうがないよ!誰にも神奈子様は責められないと思うんだ!


■2号さん
思わずドキドキしちゃいますね。一緒に住んでればそりゃ気にもなりますよ。きっと。
>勢いで降っちゃった感じ
結局私自身、そういう気持ちで降らせてました。
神奈子「なんか勢いで…あれぇ?」
みたいなスタンスです。それにしてもそこに関して薄味だったのは、私の至らなさです。


■八重結界さん
ちょっと腋好きとかわかんないですよね。まぁ私は神奈子様に同意しますがw
だってセクシーですよ。アレ。


■やぶHさん
ありがとうございます!そんなに言っていただけるとはw
一応私としても気をつけて書いていた所はほとんど褒めていただいたんでホントに嬉しい限りです!
でも本人まだまだ力不足ですので、次も楽しんでいただけるものを書けるように頑張ります!


■Tvさん
誤字訂正ありがとうございます!うわぁ…これは恥ずかしい…w
>勢いは非常にあったと思います。
逆に言えば勢いで誤魔化している感が我ながら残念です。
視線が腋に行っちゃうのは仕方ないです。不可抗力です。神でも抗えません。


■時計屋さん
ありがとうございます!
前述の通り、こちら急ピッチでの二本目となっているのですが、グダグダギャグパートに関しては、こっちの方が自分としても好きだったりしますw


■如月日向さん
腋を隠す仕草を想像しながら書いたのですが…もう正直それだけで楽しかったですw
>どうやって信仰を無くすか、という部分はもう一捻りあると良かったと思います。
おっしゃる通りですね。ちょっとメイン解決策出るのがあっさり過ぎました。もう少し二転、三転させればよかったですね。


■木村圭さん
ガタオチでしょうねwそれでもきっと早苗さんなら信じてくれているでしょう。たぶん。


■鼠さん
実は一番の心配はネタ被りでしたね。案の定、他にもファフロッキーズで書いた方いらっしゃいましたし。
ツッコミどころはぜひツッコんでやって下さい。ツッコミいつでもお待ちしてます。




一作品目投稿した時点で十作品ほどしか並んでいなくてビックリしましたが、終わってみればこの盛況。お祭り騒ぎっぽくなっていて楽しかったです!他の作者様の作品は、色々と今後の参考にさせていただきます。
また早々にこんぺがあるといいですね。次もぜひ参加させていただいきたいです。
次こそは佳作域入選目指します!

読んでいただいた方、コメントを残して下さった多くの方、重ねてお礼申し上げます。
みなさんのコメントを血肉に、また奮励していきたいと思います。

それではまた、いつかの機会に。
ケンロク
作品情報
作品集:
最新
投稿日時:
2009/11/21 14:08:50
更新日時:
2010/01/18 14:13:54
評価:
22/22
POINT:
120
Rate:
1.26
1. 6 バーボン ■2009/11/24 20:48:25
早苗の頭に蛙が10.0の着地を決める辺りまでは、果たしてどうなるのかとワクワクしていました。
が、それだけにこの話で一番の見せ場になるネタが「巫女装束の腋」と言う割とありがちなネタだったのが残念でした。
ここは一つ、常識に囚われない奇抜なネタで度肝を抜いて欲しかったです。
2. 5 神鋼 ■2009/12/06 03:48:05
気付いたら腋が気になって雨なんかどうでもよくなってきました。病院行ってきます。
3. 10 nns ■2009/12/08 20:58:00
嘘から出た実で神奈子様オワタ
4. 9 いすけ ■2009/12/25 05:18:27
面白かったです。
でも、神奈子様は間違っちゃいませんよね?
どう考えても神奈子様が正しいです。
5. 8 静かな部屋 ■2010/01/03 15:31:41
淡々としていて良かったです。
指摘したいことは後書きに書かれていたので書くことも無いです。
6. 5 藤木寸流 ■2010/01/04 01:28:28
 そういうこともあるよね! うん。(フェチ的な意味で)
 結局なんでカエルが降ってきたんだろう。調べればわかりそうな気もしますが。
 あと降ってきたカエルはそのまんまなのでしょうか。しかし大量のカエルにも動じない早苗さん流石ケロちゃんの末裔。
7. 2 パレット ■2010/01/10 04:59:31
 ジョジョネタかと思ってしまったがそんなことはなかった。
 神奈子がほんとに腋フェチだったというのはすぐにピンと来てしまうところなので、もう一捻りあってもらった方が、もうちょいきちっと締まって終われてたような気もします。
8. 4 白錨 ■2010/01/10 09:07:49
テンション高けぇ(笑)というのが第一印象でした。まあ、守矢一家だから仕方が無い(笑)

本編については信仰をトリックに使うのは「上手い」と思いましたが、神奈子の雨が蛙の雨になってしまった理由が薄いかな。と思いました。
9. 5 椒良徳 ■2010/01/11 17:56:57
評価に悩む作品ですね。
すらすらと読めてそれなりに面白かったのですが心に響くものがない。
最後のほうで諏訪子がちょっと良いことを言っていますがそれだけです。
良作というには少々力不足かと思われます。
ほのぼのした作品というのもそれはそれで良いものですが、何かひと工夫欲しい。
物足りないのでこの点数です。
10. 3 ホイセケヌ ■2010/01/13 16:11:03
、チ、遉テ、ネ、エ、チ、网エ、チ、网キ、ケ、ョ、ニ、、、壥、ャ、ケ、。」
、「、゙、ミ。ユh、ホラキィ、ヒヘサ、デz、゚、ソ、ッ、ハ、、、ャ。「ミミ、ネミミ、ホ馮、ヒ・ケ・レゥ`・ケ、ャ殪、、。「ィDモ崋ナ、ホツメモテ、ホ、キ、ケ、ョ。「、タ、ネ、ォ。「・ケ・ネゥ`・ゥ`、ネ騅4、ハ、、、ネ、ウ、、ヌユiユ゚、ホ・ユ・鬣ケ・ネ・ゥ`・キ・逾、チ、皃スYケ、ヒ、ハ、テ、ニ、キ、゙、テ、ニ、、、、ホ、ャ、筅テ、ソ、、、ハ、、、ネヒシ、テ、ソ。」

、「、ネ、チ、遉テ、ネ・ヘ・ソオト、ヒ・ム・・チチヲ、ャネ、、、ハ、「。「、ネ、簍シ、テ、ソ、遙」ン、、、ャ、ハ、゙、ク、「、、タ、ア、ヒ。「ン、、、タ、ア、ヒクミ、ク、ニ、キ、゙、テ、ソ、遙」
11. 4 詩所 ■2010/01/13 21:56:10
 田んぼが近くにある道路は六月になると蛙の……。
 実際のファフロッキーズ現象は天災だったんでしょうね。
12. 3 葉月ヴァンホーテン ■2010/01/13 23:22:28
うーん。結局、蛙が降ってきた原因が判らず終いで消化不良でした。
文章も、禁則処理ができていないので読みづらかったです。
ただ、神奈子と諏訪子の掛け合いは面白かったです。
13. 5 deso ■2010/01/14 01:23:35
面白かったのですが、個人的には、なぜカエルが振ってきたのかの説明が欲しかったです。
14. 6 零四季 ■2010/01/14 21:39:21
勢いは良かったと思います。確かに後半薄くなっているような気はしましたが、序破急という意味ではいかりゃく。
でも神奈子様……。しょうがないけど! 奇跡だからしょうがないけど!
15. 5 2号 ■2010/01/15 09:00:39
面白かったです。
腋好きは仕方ないですよね、セクシーですし。
蛙が降ってきましたが、なんで降ってきたのかひねりがあればもっとよかったですかね。
勢いで降っちゃった感じです。
16. 7 八重結界 ■2010/01/15 14:17:32
 何が一番奇怪かと言われれば、そんな趣味を持っている神奈子が一番奇怪です。
 でもその性癖に同意している自分もいるから不思議。
17. 9 やぶH ■2010/01/15 19:04:01
筆力が無いどころか、私の理想像に近いっす。
読みやすいし、テンポはいいし、キャラは生き生きとしてるし、小ネタもくどくないし。
あとはもう一つ、仰るとおり終盤にインパクトがあれば文句なしに満点です。
神奈子様の腋フェチは予想外だったんですがw
18. 5 Tv ■2010/01/15 19:56:58
誤字の報告を。
>雨雲のひとつつくらい創ってみろせよー」

勢いは非常にあったと思います。
うん、それは引かれても仕方ないです神奈子様。でも視線がいったとしても仕方ないです神奈子様。
19. 6 時計屋 ■2010/01/15 22:12:30
 文章のテンポがよくて面白く、上質なギャグSSであると思います。
 オチはもう少し捻っても良かったかと思いますが、それでも決して美味しくないということはなかったです。
 ごちそうさまでした。
20. 6 如月日向 ■2010/01/15 22:47:03
 信仰を集める話はよくありますが、信仰を無くすために頑張るという話は斬新でした。
 テンポもよく楽しく読ませて頂きました。
 どうやって信仰を無くすか、という部分はもう一捻りあると良かったと思います。

〜この作品の好きなところ〜
 腋を隠す早苗さんが可愛らしいですっ。
21. 5 木村圭 ■2010/01/15 23:01:37
これは上手いことオチたなぁ。早苗の信仰心の落ち方はこんなものじゃ済まないんだろうけど。
22. 2 ■2010/01/15 23:46:57
何か別のものが降ってくるネタ
ツッコミどころはおおいけど、まぁいいや
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